「開花した司令塔」
プロデビューは17歳。
アマチュア時代は敵なしの実力で、久保建英選手と共に飛び級でプロ入り。
しかしJ1の舞台では輝けず、J2クラブは3クラブ目。
2023年に天才ゲームメーカーは開花し、J1クラブからも熱視線を浴びています。
今回は、平川怜のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
平川怜ってどんな選手?
- 名前:平川怜(ひらかわ れい)
- 生年月日:2000年4月20日
- 出身地:東京都調布市
- 所属チーム:ジュビロ磐田
- ポジション:MF
- 背番号:37番
- 身長:176cm
- 体重:72kg
- 利き足:右足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:U-17W杯出場(2017年)
U-15〜U-20にかけて世代別代表でプレー。
2017年にはU-17W杯に出場し、決勝トーナメントに駒を進めています。
2017年U-17日本代表メンバー
・谷晃生
・鈴木彩艶
・菅原由勢
・小林友希
・上月壮一郎
・斉藤光毅
・中村敬斗
・久保建英 など
久保建英と同期入団
Embed from Getty Images平川選手がプロ入りしたのは17歳の時。
この時、同期入団となったのは1年後輩の久保建英選手。
「この人誰?この人も飛び級じゃん!」
これが、FC東京U-18の”もう1人の天才・平川怜”が世間に知られた瞬間です。
2度のFC東京復帰
Embed from Getty Imagesプロ入り後は、2度のレンタル移籍を経験。
復帰するも、出場機会はごくわずか。
- 2019年:FC東京→鹿児島ユナイテッド
- 2020年:FC東京
- 2021年:松本山雅→FC東京
キャリアを見ると、”プロの難しさ”を感じます。
勉強も急成長
学生時代から”サッカーエリート”の平川選手。
遠征の頻度も高く、”勉強時間”はなかなかとれません。
しかし、受験直前に、成績は急上昇。
偏差値60近い高校に合格し、「塾の合格体験記」にも登場しています。(参照:個別学習会)
平川怜の着用スパイク
メーカー:アディダス
平川選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
平川怜のプレースタイル
Embed from Getty Images「ゲームメーカー」
本職はボランチ。
視野が広く、攻撃にリズムをもたらします。
中盤の底に構え、ゲームをコントロール。
技術も高い、”司令塔タイプ”の選手です。
平川怜の経歴
- 上ノ原SC
- FC東京U-15むさし
- FC東京U-18
- FC東京
- 鹿児島ユナイテッド
- FC東京(復帰)
- 松本山雅FC
- FC東京(復帰)
- ロアッソ熊本
- ジュビロ磐田
小学生時代
小学生時代は、上ノ原SCでプレーしています。
幼稚園生の頃にサッカーをスタート。
強豪チームではなかったものの、”自ら考えて練習”を実践。(参照:FOOTBALL ZONE)
高学年になると、東京都選抜に選ばれています。
中学・高校生時代
Embed from Getty Images中学・高校生時代は、FC東京のアカデミーでプレーしています。
- FC東京U-15むさし
- FC東京U-18
1年生でスタメンに定着し、2年生にはチームの主力に。
- クラブユース2連覇
- Jユース杯優勝
高校2年生の11月に、飛び級でトップに昇格します。
FC東京
Embed from Getty Images2017年11月にFC東京に昇格します。
戦いの中心はFC東京U-23で、20歳までにJ3リーグ50試合以上に出場。
しかしJ1では出場機会を得られず。
2022年8月までの在籍で、2度のレンタル移籍も経験しています。
FC東京での成績
・2017年:1試合0ゴール(途中入団)
・2018年:1試合0ゴール
・2019年:1試合0ゴール(途中レンタル移籍)
・2020年:3試合0ゴール(ルヴァン杯優勝)
・2021年:レンタル移籍
・2022年:0試合0ゴール(途中退団)
鹿児島ユナイテッド
2019年7月に鹿児島ユナイテッドにレンタル移籍します。
カテゴリーを下げたものの、出場機会はあまり得られず。
チームもJ3に降格してしまいますが、”精神的な学び”を得てFC東京に復帰します。(参照:中日スポーツ)
鹿児島での成績
・2019年:7試合0ゴール(J2)
松本山雅FC
Embed from Getty Images2021年に松本山雅FCにレンタル移籍します。
骨折の影響で、約3ヶ月間の離脱。
シーズン後半はレギュラーポジションを掴むも、またしてもJ3降格の憂き目に遭います。
松本での成績
・2021年:19試合0ゴール(J2)
松本山雅時代のチームメイト
・伊藤翔
・前貴之
・星キョーワン など
ロアッソ熊本
2022年8月にロアッソ熊本に完全移籍します。
- 2022年:J1参入プレーオフ決勝戦進出
- 2023年:天皇杯ベスト4
キャプテンとしてチームを統率し、司令塔としてゲームをコントロール。
23歳にして、とうとう本領発揮の時を迎えています。
熊本での成績
・2022年:11試合2ゴール(J2・途中入団)
・2023年:40試合7ゴール
ジュビロ磐田
2024年にジュビロ磐田に移籍します。
J2で輝きを取り戻した司令塔が、J1で猛威を振います。
まとめ
プロ7年目で、ようやく”本来の輝き”を放ち始めた選手。
7年目とはいえ、まだ23歳。(2023年時点)
年代的には、大卒1年目のシーズンです。
早くプロ入りしたからこそ、”積むことができた経験”も濃いはず。
来季は、より大きな注目を浴びるシーズンになるかもしれません。
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