「163cmのドリブラー」
身長は163cm。
一般男性の中でも小柄な体格です。(日本人男性の平均は171cm)
小さいけれど、ピッチでの存在感は巨人並み。
得意のドリブルで、190cm近い大男たちをギュンギュンと抜いていく。
プロデビューは20歳の頃。
しかも、ドイツ1部リーグ。
高校卒業を待たずにドイツへと渡り、日本代表への招集歴もあるドリブラーです。
今回は、伊藤達哉のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
伊藤達哉ってどんな選手?
- 名前:伊藤達哉(いとう たつや)
- 生年月日:1997年6月26日
- 出身地:東京都台東区
- 所属チーム:1.FCマクデブルグ(ドイツ2部)
- ポジション:MF/FW
- 背番号:37番
- 身長:163cm
- 体重:59kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:招集歴あり(2018、19年)
- 世代別:U-21~22(東京五輪世代)
東京五輪世代の選手で、プロ入り後に世代別代表に初選出。
出場機会はありませんでしたが、20歳の時にはA代表にも招集されています。
柏ユースからドイツへ
伊藤達哉❗️二度目の授賞になりました。 pic.twitter.com/HGXOY199Xy
— 柏レイソルアカデミー (@kswacademy) April 18, 2014
伊藤選手は、小学生の頃から柏ユースでプレー。
高校2年生にして柏U-18の主力として活躍し、世界大会で準優勝。
更には、大会MVPも獲得しています。
「世界に”伊藤達哉”が見つかってしまった」のは、この時。
高校3年の夏にドイツへ。
Jリーグを経由せず、海外でプロサッカー選手になりました。
ドイツ時代の先輩・酒井高徳
2015年夏にハンブルガーSVのユースチームへ。
時を同じくして、元・日本代表の酒井高徳がハンブルガーSV(トップチーム)に加入。
異国の地に”先輩”がいてくれたことは、精神的な支えになったはず。(参照:Sportiva)
伊藤達哉の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
伊藤選手は、ナイキの”マーキュリアル”を着用しています。
マーキュリアルシリーズは、加速力に特化。
スピードスターに好まれる人工皮革のスパイクです。
伊藤達哉のプレースタイル
Embed from Getty Images「キレッキレのドリブル」
- 爆発的なスピード
- 緩急の使い分け
- 繊細なボールタッチ
まさに、「キレキレ」という言葉がピッタリ。
ドリブル突破で、得点機会を作り出します。
ボールを持てば、スタンドのサポーターが盛り上がってしまうほど。
個人技で仕掛け、相手陣内深くまで”エグってくれる”貴重な存在です。
伊藤達哉の経歴
- ブルーファイターズSC
- 柏レイソルU-12
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
- ハンブルガーSV(ドイツ)
- シントトロイデン(ベルギー)
- 1.FCマクデブルグ(ドイツ)
小学生時代
小学生時代は、2つのクラブでプレーしています。
- ブルーファイターズSC
- 柏レイソルU-12
日韓W杯の影響で、4歳の頃にサッカーをスタート。
意外なことに、最初の憧れは”オリバー・カーン(ドイツ代表)”。
小学5年生からは柏レイソルU-12に入団しますが、「GKもやっていた」というのだから驚きです。(参照:Alpen公式HP)
中学・高校生時代
中学生時代は、柏レイソルの下部組織でプレーしています。
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
”パスサッカー”で有名なクラブにおいて、ドリブルで仕掛けまくる異端児。
コーチからの「パスやシュートを練習しろ」という指示は聞き流し、練習後は徹底的にドリブル練習。(参照:Sportiva)
それが功を奏し、高校2年時(2014年)には世界大会でMVPを獲得。
その大会で対戦した”ハンブルガー”からオファーを受け、高校卒業を待たずにドイツへと渡ります。
柏レイソルユース時代のチームメイト
・中谷進之介(2学年先輩)
・白井永地(2学年先輩)
・中山雄太(1学年先輩)
・手塚康平(1学年先輩)
・上島拓巳(1学年先輩)
・松本健太(同期)
・浮田健誠(同期)
・古賀太陽(1学年後輩)
・落合陸(2学年後輩)
・猿田遥己(2学年後輩) など
ハンブルガーSV(ドイツ)
Embed from Getty Images2015年夏にハンブルガーSVへ。
ユースから始まり、順調にステップアップ。
2年後にはトップチームに昇格しています。
- 2015年:ハンブルガーSV U-19
- 2016年:ハンブルガーSV Ⅱ(ドイツ4部)
- 2017年:ハンブルガーSV(トップチーム)
ブンデスでデビューを飾ったのは、まだ20歳の頃。
体格の良いDFを相手を、”俊敏な動き”で手玉に。
「日本のメッシ」と称される活躍を見せますが、クラブ史上初の2部降格を経験しています。(参照:Number Web)
ちなみに、この時のキャプテンは酒井高徳。
Embed from Getty ImagesハンブルガーSVでの成績
・2017-18年:20試合0ゴール(ドイツ1部)
・2018-19年:14試合5ゴール(ドイツ2部)
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2019年8月にシント=トロイデンに移籍します。
「東京五輪出場」という目標を掲げて加入するも、出場機会は2年半で18試合。
日本人選手が多く在籍するクラブなので、”外国人枠”の影響もあったかもしれません。
シント=トロイデンでの成績
・2019-20年:7試合0ゴール
・2020-21年:7試合0ゴール
・2021-22年:4試合0ゴール
シント=トロイデン時代のチームメイト
・遠藤航
・鈴木優磨
・中村敬斗
・林大地
・原太智
・小池裕太
・松原后
・橋岡大樹
・シュミットダニエル
1.FCマクデブルグ(ドイツ)
Embed from Getty Images2022年1月にマクデブルグに移籍します。
2部リーグ昇格に貢献し、”期限付き→完全移籍”に移行。
主力選手として活躍し、2シーズン連続で30試合以上に出場しています。
マクデブルグでの成績
・2021-22年:16試合3ゴール(ドイツ3部)
・2022-23年:33試合5ゴール(ドイツ2部)
・2023-24年:31試合2ゴール(ドイツ2部)
まとめ
20歳でブンデスデビューを飾った若手ドリブラーも、気づけば27歳。
サッカー選手としては、”中堅”と呼ばれる年齢になりました。
毎年オフに流れる”日本復帰の噂”。
逆輸入選手として、Jリーグでプレーする日が来るかもしれません。
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