『五輪サッカー 衝撃の落選』
8大会連続の五輪出場が決まった日本代表。
五輪の出場が決まって、真っ先に話題になるもの。
「本大会のメンバーは誰になるのか?」
アジア予選のメンバーは23人。
本大会は18人。
登録メンバーの数は、予選の時よりも5人も減少。
それに加え、OA(オーバーエイジ)も加わります。
最後のメンバー争いは、”熾烈”としか言いようがありません。
そうなると、当然起きるのが”サプライズの落選”。
歴史を遡っても、予想外にも五輪出場を逃した名選手は数多くいます。
今回は、五輪サッカー 衝撃の落選 についてまとめていきます。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
衝撃の五輪落選
過去7大会では、何人もの名選手が五輪メンバー落選を経験しています。
- 大怪我を負った
- コンディションを落とした
- まだ有名選手ではなかった
選外になった理由はさまざま。
ここでは、「え、この人五輪出れないの!?」という衝撃度が高かった選手を紹介します。
小野伸二の大怪我(2000年・シドニー五輪)
Embed from Getty Images黄金世代の中心選手。
アジア一次予選で悪質なタックルを受け、靭帯断裂の大怪我。
天才・小野伸二がいれば、シドニー五輪でのメダル獲得もあり得たかもしれません。
復帰後は、オランダやドイツでも活躍。
W杯3大会出場に加え、2004年にはOAでアテネ五輪に出場しています。
キャプテン・鈴木啓太の落選(2004年・アテネ五輪)
Embed from Getty Imagesアジア予選ではキャプテンを務め、本大会出場権を掴み取った選手。
そんなキャプテンは、本大会ではメンバー外に。
当時、アテネ五輪GL敗退を、元・キャプテンはどんな気持ちで観ていたのでしょうか・・・。
あれから約20年後、当時の監督・山本昌邦さんとはYouTubeでの対談が実現しています。
大迫勇也・原口元気の落選(2012年・リオ五輪)
Embed from Getty Imagesすでに、鹿島・浦和という強豪クラブの主力だった2人のアタッカー。
・大迫勇也(鹿島アントラーズ)
・原口元気(浦和レッズ)
この2人の選外は、大きな衝撃でした。
その後、両選手ともにヨーロッパへ。
そして、W杯でもゴールを決めた2人です。
大卒2年目の伊東純也(2016年・リオ五輪)
Embed from Getty Images当時は大卒2年目だった快速アタッカー。
U-23日本代表に初めて選出されたのはリオ五輪直前の2016年6月。
サプライズ選出は逃しましたが、その後の活躍は誰もが知る通り。
日本のエースとして、2022年カタールW杯にも出場しています。
エース候補だった小川航基(2021年・東京五輪)
Embed from Getty Images東京五輪のエースと目されていたFW。
靭帯断裂という大怪我を乗り越えるも、期待通りの活躍はできず。
東京五輪出場を逃しています。
その後、2022年に横浜FC(当時J2)で完全復活を遂げ、現在はオランダでプレー。
2024年には、日本代表復帰を果たしています。
まさかの松木玖生の落選(2024年・パリ五輪)
Embed from Getty Images高卒1年目の開幕戦からスタメン出場。
U-23日本代表でも中心選手として活躍していた松木選手。
誰もが、「松木は入るだろう」と予想していたはずです。
当然、メディアからは”松木落選についての質問”が殺到。
質問をいなす大岩監督に対し、「海外移籍の可能性が・・・」と正直に述べてしまった山本昌邦ダイレクター。
サポーター側としては話してくれてありがたいですが、会見前にどんな約束をしてこの2人が登壇していたのか・・・。
各世代の五輪メンバー 落選した有名選手
1996年アトランタ五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
小倉隆史 | 名古屋グランパス |
中西永輔 | ジェフユナイテッド市原 |
2000年シドニー五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
小野伸二 | 浦和レッズ |
遠藤保仁 | 京都パープルサンガ |
小笠原満男 | 鹿島アントラーズ |
2004年アテネ五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
鈴木啓太 | 浦和レッズ |
山瀬功治 | 浦和レッズ |
前田遼一 | ジュビロ磐田 |
近藤直也 | 柏レイソル |
2008年北京五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
柏木陽介 | サンフレッチェ広島 |
槙野智章 | サンフレッチェ広島 |
青山敏弘 | サンフレッチェ広島 |
家長昭博 | 大分トリニータ |
平山相太 | FC東京 |
興梠慎三 | 鹿島アントラーズ |
2012年ロンドン五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
大迫勇也 | 鹿島アントラーズ |
原口元気 | 浦和レッズ |
宮市亮 | ボルトン (イングランド) |
金崎夢生 | 名古屋グランパス |
柴崎岳 | 鹿島アントラーズ |
昌子源 | 鹿島アントラーズ |
2016年リオ五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
伊東純也 | 柏レイソル |
鎌田大地 | サガン鳥栖 |
橋本拳人 | FC東京 |
オナイウ阿道 | ジェフユナイテッド千葉 |
三浦弦太 | 清水エスパルス |
喜田拓也 | 横浜F.マリノス |
中谷進之介 | 柏レイソル |
2021年東京五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
小川航基 | ジュビロ磐田 |
伊藤洋輝 | ジュビロ磐田 |
菅原由勢 | AZアルクマール (オランダ) |
遠藤渓太 | 横浜F.マリノス |
食野遼太郎 | リオ アヴェ (ポルトガル) |
古賀太陽 | 柏レイソル |
2024年パリ五輪
選手名 | 当時の所属クラブ |
---|---|
松木玖生 | FC東京 |
山田楓喜 (バックアップメンバー) | 東京ヴェルディ |
鈴木海音 (バックアップメンバー) | ジュビロ磐田 |
馬場晴也 | 北海道コンサドーレ札幌 |
山根陸 | 横浜F.マリノス |
松岡大起 | アビスパ福岡 |
パリ五輪メンバー
Embed from Getty Images2024年夏に開幕する”パリ五輪”。
日本代表は、アジア予選(U-23アジアカップ)で優勝。
アジア王者としてパリ五輪に出場します。
まとめ
五輪は4年に1度の大会です。
他の競技とは違い、サッカーは”23歳以下”という年齢制限があります。(OAは除く)
若手選手にとっては、世界にアピールする大きなチャンス。
五輪でプレーした後に、”ヨーロッパへの移籍”を勝ち取った選手が大勢います。
しかし、五輪はゴール地点ではありません。
五輪に出れなかったからといって、選手としての価値が下がるわけでもありません。
挫折を乗り越え、日本代表に入る選手。
そして、W杯に出場する選手が、今後も必ず出てきます。
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