『日本代表の歴代OA(オーバーエイジ)』
五輪のサッカーは、基本的には”23歳以下の選手”が出場する大会です。
OA(オーバーエイジ)として出場できる23歳以上の選手は3人。
OA(オーバーエイジ)とは?
”23歳以上の選手”でも五輪に出れる枠。
各国に3枠設けられているが、利用しない国もあります。
OAのルールが導入されたのは、アトランタ五輪(1996年)から。
日本代表はシドニー五輪(2000年)からOAを選出し、2~3名の選手が本大会に出場。(北京五輪は0人)
これまでに、13名のOA日本代表が五輪で活躍しています。(2024年4月時点)
今回は、日本代表の歴代OA(オーバーエイジ)についてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
歴代OA(オーバーエイジ)メンバー
年度 | 選手名 |
---|---|
シドニー五輪 (2000年) | 楢崎正剛 |
シドニー五輪 (2000年) | 森岡隆三 |
シドニー五輪 (2000年) | 三浦淳宏 |
アテネ五輪 (2004年) | 曽ヶ端仁 |
アテネ五輪 (2004年) | 小野伸二 |
ロンドン五輪 (2012年) | 徳永悠平 |
ロンドン五輪 (2012年) | 吉田麻也 |
リオ五輪 (2016年) | 藤春廣輝 |
リオ五輪 (2016年) | 塩谷司 |
リオ五輪 (2016年) | 興梠慎三 |
東京五輪 (2020年) | 吉田麻也 |
東京五輪 (2020年) | 酒井宏樹 |
東京五輪 (2020年) | 遠藤航 |
2000年 シドニー五輪:3名
GK:楢崎正剛
Embed from Getty Images※2002年日韓ワールドカップでの写真。
- A代表歴:77試合0ゴール(W杯4大会出場)
- 当時の所属クラブ:名古屋グランパス
DF:森岡隆三
Embed from Getty Images※2000年アジアカップでの写真。
- A代表歴:38試合0ゴール(2002年W杯出場)
- 当時の所属クラブ:清水エスパルス
MF:三浦淳宏
Embed from Getty Images※2001年 親善試合での写真。
- A代表歴:25試合1ゴール
- 当時の所属クラブ:横浜F.マリノス
2004年 アテネ五輪:2名
GK:曽ヶ端仁
Embed from Getty Images※2004年 Jリーグでの写真。
- A代表歴:4試合0ゴール
- 当時の所属クラブ:鹿島アントラーズ
MF:小野伸二
Embed from Getty Images※2002年日韓ワールドカップでの写真。
- A代表歴:56試合6ゴール(W杯3大会出場)
- 当時の所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
2008年 北京五輪:OAなし
・OAなし
2012年 ロンドン五輪:2名
DF:徳永悠平
Embed from Getty Images- A代表歴:9試合0ゴール
- 当時の所属クラブ:FC東京
DF:吉田麻也
Embed from Getty Images- A代表歴:126試合6ゴール(W杯3大会出場)
- 当時の所属クラブ:VVVフェンロ(オランダ)
2016年 リオ五輪:3名
DF:藤春廣輝
Embed from Getty Images※2015年 A代表での写真。
- A代表歴:3試合0ゴール
- 当時の所属クラブ:ガンバ大阪
DF:塩谷司
Embed from Getty Images- A代表歴:7試合1ゴール
- 当時の所属クラブ:サンフレッチェ広島
FW:興梠慎三
Embed from Getty Images- A代表歴:16試合0ゴール
- 当時の所属クラブ:浦和レッズ
2020年 東京五輪:3名
DF:吉田麻也
Embed from Getty Images- A代表歴:126試合6ゴール(W杯3大会出場)
- 当時の所属クラブ:サンプドリア(イタリア)
DF:酒井宏樹
Embed from Getty Images- A代表歴:74試合1ゴール(W杯3大会出場)
- 当時の所属クラブ:浦和レッズ
MF:遠藤航
Embed from Getty Images- A代表歴:61試合3ゴール(W杯2大会出場) ※2024年4月時点
- 当時の所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ)
OA(オーバーエイジ)のポジション
Embed from Getty Imagesポジション | 人数 |
---|---|
GK | 2人 |
DF | 4人 |
MF | 3人 |
FW | 1人 |
OAの選出基準は様々ですが、”ウィークポイントを補う”というのが大きな目的。
上の表を見るとわかる通り、最多選出はDFの4人。
GK・DFは、他のポジションに比べて経験が重要なポジションです。
パリ五輪出場権を出場した際にも「OAはDFに使われるのでは??」と言われています。
2大会以上出場している選手
Embed from Getty Imagesこれまでに、五輪に複数回出場しているのは5選手。
・中田英寿
・松田直樹
・吉田麻也
・酒井宏樹
・遠藤航
飛び級+自身の世代で2大会出場したのは、中田英寿氏と松田直樹氏。
吉田麻也選手は2度のOAの応じ、合計3大会に出場しています。
まとめ
OA(オーバーエイジ)がチームに合流するのは、本大会の直前から。
「どこのポジションに、誰が入るのか」。
そんな議論も、本大会前の楽しみの1つです。
多くの経験を持つ選手たちが、チームに+(プラス)をもたらします。
当ブログでは、”五輪サッカー”について多くの記事を書いています。
そちらも合わせて、楽しんでもらえると幸いです。
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