「高校生ストライカー」
2023年は、ジュビロ磐田にとって苦しいシーズンの幕開けとなりました。
「補強禁止処分」が下され、選手の補強ができない。(参照:サッカーキング)
「今いる選手たちに頑張ってもらうしかない」。
そんな願いを叶えるかのように、ピッチで躍動する191cmの高校3年生。
18歳のストライカーには、国内のみならず、海外トップクラブからも熱烈なオファーが届いています。
今回は、後藤啓介のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
後藤啓介について
- 名前:後藤啓介(ごとう けいすけ)
- 生年月日:2005年6月3日
- 出身地:静岡県浜松市
- 所属クラブ:アンデルレヒト(ベルギー)
- ポジション:FW
- 背番号:42番
- 身長:191cm
- 体重:70kg
- 利き足:右
ロス五輪世代
後藤選手は、2005年生まれの18歳(2023年7月時点)。
”2028年ロス五輪”を目指す世代の選手です。
しかし、これまでも世代別日本代表には飛び級での選出を経験。
久保建英選手のように、”飛び級でパリ五輪出場”もあり得る選手です。
ベガルタ仙台サポーターと衝突
🇯🇵反省と主張#ジュビロ磐田 の #後藤啓介 が #ベガルタ仙台 戦で今季5点目を決めて両耳に手を当てるパフォーマンス
— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) June 11, 2023
試合後に自身のゴールパフォーマンスを謝罪しながらも主張#Jリーグ #jubilopic.twitter.com/unY5uNxyLV https://t.co/xLrES8XcG2
2023年J2リーグ第20節。
ベンチから試合を観ていた後藤選手は、仙台サポーターのブーイングに苛立ちを露わにします。(参照:サッカーダイジェスト)
後藤選手は後半から途中出場し、勝負を決定づけるゴールを決めます。
ゴールパフォーマンスでは、お返しとばかりに”仙台サポーターを煽るポーズ”。
大きな注目を浴びた行動は、「若さゆえの勢いと正義感」が全面に出ていました。
兄・後藤佑介もプロ候補生
📝コラム📝
— Joy!サッカー編集部(ジョイサカ) (@joy_s_soccer) June 23, 2021
清水ユース時代の経験を生かし、順天堂大の“つなぐサッカー”を支える1年生GK後藤佑介 https://t.co/kbgbJ1hQPZ
リーグ第2節からスタメンに名を連ねる #順天堂大学 ( @Juntendo_soccer ) 1年生GK #後藤佑介 のコラムです。#JUFA #ジョイサカ pic.twitter.com/JUo6XTnxOT
後藤選手の兄・後藤佑介選手もプロ候補生。
清水エスパルスユースから順天堂大学に進学し、現在は関東大学選抜でもプレーするGKです。
ユース時代には、”静岡ダービー”での兄弟対決が実現。(参照:スポーツ報知)
「高3の兄(清水)vs中3の弟(磐田)の対決」は、兄に軍配が上がりました。
アンデルレヒトへのレンタル移籍
高校生にしてJ2リーグ7得点。
才能豊かなストライカーは、2024年1月にヨーロッパへと渡ります。
移籍先は、ベルギーの強豪”アンデルレヒト”。
※1年間のレンタル移籍(買取オプション付き)
日本人選手の在籍は、森岡亮太選手以来2人目になります。
後藤啓介の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
後藤選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
後藤啓介のプレースタイル
Embed from Getty Images「速くて・巧い・大型FW」
- 得点能力
- ポストプレー
- 前線からの守備
現代サッカーにおいて、「FWに求められる能力」を兼ね備えた選手です。
驚くべきは、ユース時代には”ボランチ”や”DF”としてプレーしていた時期もあること。
”191cmの高さ”が注目されますが、「地上戦・空中戦」のどちらも強い選手です。
後藤啓介の経歴
- カワイ体育教室SC
- ジュビロ磐田U-15
- ジュビロ磐田U-18(磐田東高校)
- ジュビロ磐田
小学生時代
小学生時代は、カワイ体育教室SCでプレーしています。
サッカーを始めたのは4歳の時。
兄もプレーしていたこのチームは、全国大会に出場することもある強豪チームです。(参照:日刊スポーツ)
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、ジュビロ磐田のアカデミーでプレーしています。
- ジュビロ磐田U-15
- ジュビロ磐田U-18
中3で、U-18に飛び級。
15歳からは世代別日本代表に”飛び級”で選出され、高校2年時にはトップチームに帯同。(二種登録)
突出した実力で、常に”飛び級”で上の世代の選手たちとプレーしています。
ジュビロ磐田
2023年にジュビロ磐田に昇格します。
またしても”飛び級”でトップチーム昇格し、クラブ最年少ゴール記録も樹立しました。(参照:日刊スポーツ)
高校3年生にして、”J1復帰の立役者”になりました。
磐田での成績
・2023年:33試合7ゴール(J2)
まとめ
「日本の将来を担うFW」
W杯で好成績を残し、海外の一流クラブで活躍する選手も増えた日本サッカー。
それでも尚、FWは強豪国と比べて「見劣りする」と言われています。
そんな印象を払拭させる可能性があるのが、後藤啓介選手の存在です。
「18歳で191cmのFWがプロで活躍中」。
「期待するな」という方が、難しいでしょう。
高さだけに頼らず、足元にも秀でる万能型FW。
大物になる可能性は、十分に秘めています。
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