「快速ストライカー」
スラっとしたスタイルで、見た目通りの身体能力の持ち主。
”快速”という武器に加え、無理が効くストライカーらしい選手。
これまでは、思うように得点数が伸びなかった選手が、”1試合で4ゴール”。
ついに、開花の瞬間かもしれません。
今回は、ジャーメイン良のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
ジャーメイン良ってどんな選手?
- 名前:ジャーメイン良(りょう)
- 生年月日:1995年4月19日
- 出身地:神奈川県厚木市
- 所属チーム:ジュビロ磐田
- ポジション:FW
- 背番号:11番
- 身長:182cm
- 体重:75kg
- 利き足:左
アメリカと日本のハーフ
Embed from Getty Images・父:アメリカ人
・母:日本人
日本で生まれ育った、アメリカとのハーフ。
厚木出身ということを考えると、父はアメリカ軍の方かもしれません。(特に情報は出ていませんでした。)
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:なし
※ユニバーシアード出場(2017年)
全日本大学選抜(2015,16.17年)
衝撃の4ゴール
第2節のアウェイ川崎戦。
金J(金曜日開催のJリーグ)ということもあり、注目度の高い1戦で”4-5”という壮絶な撃ち合いを制したジュビロ磐田。
得点者を見ると、”4ゴール”がジャーメイン良。
これまでのキャリアハイは3ゴール。(J2では9ゴール)
たったの1試合で、キャリアハイを更新。
また、2024年のハットトリック第1号になりました。
ジュビロ磐田で”1試合4ゴール”を記録したのは、史上3人目になります。(参照:日刊スポーツ)
ジャーメイン秀
Embed from Getty Images「ジャーメイン秀」
兄弟や、家族の名前ではありません。
これは、”サポーターからの評価”。
学生時代のことを思い出してみてください。
通知表には、点数や授業態度に応じて「秀・優・良・可・不可」という評価がつけられました。(S・A・B・C・D・Eの学校もあり)
”良”という名前から、ネットでは試合ごとに”ジャーメイン選手への評価”が下されるように。
先述した、”2024年川崎戦”は間違いなく”ジャーメイン秀”ですね。
好きな選手はオーバメヤン
Embed from Getty Images似ていると言われる選手は、”オーバメヤン”。
様々なビッグクラブでプレーしたストライカーで、ドルトムント時代は香川真司選手とチームメイト。
似ているのは、見た目だけではありません。
プレースタイルも似ていて、スピードとパワーを併せ持つ点取り屋。
ジャーメイン選手本人も、「好きな選手:オーバメヤン」と答えています。(参照:ジュビロ磐田公式HP)
ジャーメイン良の着用スパイク
メーカー:NB(ニューバランス)
ジャーメイン選手は、ニューバランスの”フューロン”を着用しています。
「驚くほど軽い」をキャッチフレーズとする、人工皮革のスパイクです。
ジャーメイン良のプレースタイル
Embed from Getty Images「スピード豊かなストライカー」
ポジションはFW。
スピードが売りの、身体能力抜群のストライカー。
”動き出し”が上手く、ポストプレーで攻撃の起点にもなれる選手。
無理な体勢からでも、枠内にシュートを飛ばす力を持っています。
ジャーメイン良の経歴
- 南毛利FC
- 厚木FC Jr.ユース DREAMS
- 流通経済大学柏付属高校サッカー部
- 流通経済大学サッカー部
- ベガルタ仙台
- 横浜FC
- ジュビロ磐田
小学生時代
小学生時代は、南毛利FCでプレーしています。
サッカーを始めたのは、小学1年生の頃。
”サッカーor野球”で悩む中、2002年日韓W杯を見てサッカーを選択しています。(参照:ゲキサカ)
中学生時代
中学生時代は、FC厚木Jr.ユース DREAMSでプレーしています。
全国大会への出場歴があり、多くの選手が強豪校に進学するクラブ。
当時のジャーメイン選手は、”ずば抜けて上手い”というわけではなく、試合に出始めたのは中学3年生からだったようです。
厚木Jr.ユース出身の選手
・熊澤和希 など
高校生時代
高校生時代は、流通経済大学付属柏高校サッカー部でプレーしています。
CF(センターフォワード)に加え、WG(ウィング)でもプレー。
2年生から出場機会を掴み、インターハイ優勝とプレミアリーグ日本一に輝いています。
のちのJリーガーが多数在籍する環境でしたが、選手権では全国大会に出場できず。
流経柏時代のチームメイト
・田上大地(2学年先輩)
・湯澤聖人(2学年先輩)
・呉屋大翔(2学年先輩)
・中村慶太(2学年先輩)
・小泉慶(同期)
・青木亮太(同期)
・小川諒也(1学年後輩) など
大学生時代
大学生時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
2年生から”全日本大学生選抜”に選ばれ、4年生には仙台でJリーグデビュー。
大学でも日本一を経験し、プロの道へと進みます。
流通経済大学時代のチームメイト
・江坂任(3学年先輩)
・田上大地(2学年先輩)
・湯澤聖人(2学年先輩)
・中村慶太(2学年先輩)
・森保圭吾(2学年先輩[リゼム])
・塚川考輝(1学年先輩)
・守田英正(同期)
・オビ パウエル オビンナ(2学年後輩)
・伊藤敦樹(3学年後輩)
・アピアタウィア久(3学年後輩) など
ベガルタ仙台
Embed from Getty Images2018年にベガルタ仙台に入団します。
1年目から出場機会を掴み、天皇杯決勝ではスタメン出場。
しかし、ゴール数が伸びなかったこともあり、準レギュラー格から脱することはできず。
仙台での成績
・2017年:1試合0ゴール(J1・特別指定)
・2018年:17試合3ゴール(J1、天皇杯準優勝)
・2019年:21試合1ゴール(J1)
・2020年:12試合2ゴール(J1)
仙台時代のチームメイト
・梁勇基
・シュミット ダニエル
・板倉滉
・永戸勝也
・平山相太
・野津田岳人
・西村拓真
・椎橋慧也
・関口訓充
・長沢 駿
・スウォビィク
・シマオ マテ
・クエンカ など
横浜FC
Embed from Getty Images2021年に横浜FCに移籍します。
得点源としての期待が集まるも、結果は2ゴール。
”4チームが降格”というシビアなシーズンで、横浜FCは最下位で降格が決定。
また、前所属のベガルタ仙台もこのシーズンを19位で終え、J2に降格しています。
横浜FCでの成績
・2021年:31試合2ゴール(J1)
横浜FC時代のチームメイト
・三浦和良
・中村俊輔
・南雄太
・渡邉千真
・伊藤翔
・手塚康平
・瀬古樹
・岩武克弥
・松尾佑介 など
ジュビロ磐田
Embed from Getty Images2022年にジュビロ磐田に移籍します。
2年連続での降格を味わうも、2023年についに開花。
シーズン9ゴールをあげ、1年でのJ1復帰に大きく貢献。
2024年シーズン第2節には1試合4ゴールを記録し、大きな話題になりました。
磐田での成績
・2022年:29試合3ゴール(J1)
・2023年:31試合9ゴール(J2)
まとめ
流経大時代には”10番”も背負ったFW。
ポテンシャルの高さは抜群で、サッカー通にはよく知られた選手でした。
J1リーグ6シーズン目で記録した、1試合4ゴール。
ここから波に乗ってくるかもしれません。
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