「CFで輝くターゲットマン」
相手DFを跳ね除けるパワーに加え、対空時間の長いジャンプ力。
地上でも、空中でも、”放り込んでおけば収めてくれる”という安心感を与えてくれる選手です。
フランスで3年以上プレーしており、実力は折り紙つき。
ナイジェリアとのハーフのFWに、「日本代表待望論」も出始めています。
今回は、オナイウ阿道のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
オナイウ阿道ってどんな選手?
- 名前:オナイウ阿道(あど)
- 生年月日:1995年11月8日
- 出身地:埼玉県本庄市
- 所属チーム:AJオセール
- ポジション:FW
- 背番号:45番
- 身長:180cm
- 体重:75kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:3試合3ゴール(初招集:2019年)
- 世代別:リオ五輪世代(バックアップメンバー)
日本×ナイジェリアのハーフ
Embed from Getty Imagesナイジェリア人の父と日本人の母の元で生まれたハーフの選手。(参照:yahoo news)
スポーツのみでなく、勉強も得意。
高校時代には”クラスNo.1”を維持し続け、プロの練習に参加する際には”勉強道具を持ち込む”という意識の高さも。(参照:日刊スポーツ)
弟・オナイウ情慈
ベガルタ仙台に所属する”オナイウ情滋”は実の弟。(2024年時点)
小学生〜高校にかけての経歴は兄と同じですが、プレースタイルは大きく異なります。
共にオフェンシブな選手ですが、”中で合わせる兄”に対して、”サイドを切り裂く弟”。
一緒にプレーしたら、相性は良さそうな気がします。
7クラブを渡り歩いた過去
Embed from Getty Images「オナイウ阿道ってどこのクラブの印象?」
けっこう迷いませんか??
Jリーグでは8年間プレーしており、その間に5クラブでプレー。(2014~2021年)
浦和時代はなかなか出場機会が得られず、苦い思い出かもしれませんが・・・。
その他の4クラブではしっかりと活躍してきたFW。
個人的には、ジェフ時代とマリノス時代の印象が強いです!
オナイウ阿道の着用スパイク
メーカー:ナイキ
オナイウ選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中では、足幅が広めなスパイクです。
オナイウ阿道のプレースタイル
Embed from Getty Images「身体能力×技術」
- 身体能力の高さ
- 巧みなポストプレー
- ボックス内でのプレー
高校生時代から注目されていたスピードと強さ。
そこに”上手さ”が加わり、ポストプレーでは味方が上がる時間をたった1人で作り出します。
守備もしっかりとこなし、ボックス内で見せるワンタッチシュートも秀逸。
最前線での存在感は抜群です!
オナイウ阿道の経歴
- 神川パルフェ
- FCコルージャ
- 正智深谷高校サッカー部
- ジェフユナイテッド千葉
- 浦和レッズ
- レノファ山口
- 大分トリニータ
- 横浜F.マリノス
- トゥールーズ(フランス)
- AJオセール(フランス)
小学生時代
小学生時代は、神川パルフェでプレーしています。
元・サッカー選手の父の影響でサッカーをスタート。(参照:埼玉県上川町公式HP)
当時から「超」がつくほどの俊足で、「自分で出したパスに追いついた」という、野人・岡野を彷彿とさせるエピソードも。
中学生時代
中学生時代は、FCコルージャでプレーしています。
クラブの代表が”正智深谷高校のコーチ”を兼任しており、そのツテもあって正智深谷高校への進学者も多いクラブ。
コーチ曰く、当時のオナイウ選手は「中3の1年間で急激に伸びた」と語られており、エースの座を確立していたようです。
FCコルージャ出身の選手
・小林祐三
・新井章太
・内田航平
・オナイウ情滋 など
高校生時代
高校生時代は、正智深谷高校サッカー部でプレーしています。
- 2012年(高校2年):高校サッカー選手権全国大会出場
- 2013年(高校3年):インターハイ3位
特に、インターハイでの活躍は凄まじく、学校側からも「阿道劇場」と言われています。(参照:正智深谷高校HP)
ジェフユナイテッド千葉
Embed from Getty Images2014年にジェフユナイテッド千葉に入団します。
在籍3年間は途中出場がメインだったものの、2016年にはチームNo.3の6ゴールを記録。
リオ五輪メンバー入りはあと一歩のところで逃しましたが、”浦和への移籍”という大出世を勝ち取っています。
千葉での成績
・2014年:6試合1ゴール(J2)
・2015年:33試合3ゴール(J2)
・2016年:23試合6ゴール(J2)
千葉時代のチームメイト
・佐藤勇人
・山口智
・森本貴幸
・大岩一貴
・谷澤達也
・井出遥也
・町田也真人
・ケンペス
・鈴木隆行
・水野晃樹
・船山貴之
・長澤和輝 など
浦和レッズ
Embed from Getty Images2017年に浦和レッズに移籍します。
”リオ五輪世代の注目の若手”として加入するも、公式戦での出番は4試合のみ。
そのうち3試合は天皇杯で、決めたのは1ゴールのみ。
日本屈指の選手層の前では存在感を示せず、他クラブへのレンタルを決断しています。
浦和での成績
・2017年:1試合0ゴール(J1)
浦和時代のチームメイト
・阿部勇樹
・興梠慎三
・李忠成
・武藤雄樹
・ラファエル シルバ
・柏木陽介
・宇賀神友弥
・槙野智章
・遠藤航
・那須大輔
・西川周作 など
レノファ山口
Embed from Getty Images2018年にレノファ山口にレンタル移籍します。
通年に渡って”スタメン”として過ごした初めてのシーズン。
J2リーグ2位の22ゴールを叩き出し、チームも8位と大躍進。
レンタル期間は1年で満了となり、再びJ1に挑戦します。
山口での成績
・2018年:42試合22ゴール(J2)
山口時代のチームメイト
・坪井慶介
・山下敬大
・小野瀬康介
・高木大輔
・前貴之 など
大分トリニータ
Embed from Getty Images2019年に大分トリニータにレンタル移籍します。
J1で二桁ゴールを記録し、日本人5位タイの得点数。
チームは6年ぶりのJ1でしたが、結果的には9位と上々の成績でフィニッシュ。
去就に注目が集まりましたが、大分とのレンタル期間は延長せず。
また、保有元の浦和にも帰還せず。
大分での成績
・2019年:31試合10ゴール(J1)
大分時代のチームメイト
・岩田智輝
・高木駿
・島川俊郎
・伊藤涼太郎
・藤本憲明
・高山薫
・三平和司 など
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2020年に横浜F.マリノスにレンタル移籍します。
”FW8人全員が一流”という熾烈なポジション争いの中、2021年に大爆発。
7月に海外移籍を決断することになりますが、その時点ではJ1リーグ2位となる12ゴールを記録していました。
もし残留していたら、得点王になっていたかも・・・?
横浜Mでの成績
・2020年:24試合4ゴール(J1)
・2021年:20試合12ゴール(J1・途中退団)
横浜M時代のチームメイト
・喜田拓也
・扇原貴宏
・小池龍太
・角田涼太郎
・前田大前
・大津祐樹
・仲川輝人
・マルコス ジュニオール
・エリキ
・宮市亮
・レオ セアラ など
トゥールーズ(フランス)
Embed from Getty Images2021年にトゥールーズに移籍します。
海外初挑戦はフランス2部からのスタートでしたが、いきなり”二桁ゴール”を記録。
翌年は1部リーグの選手になりますが、途中出場が多かったこともあり、わずか2ゴールしか奪えず。
ただ、カップ戦優勝を経験できたのは大きな収穫です。(参照:ゲキサカ)
トゥールーズでの成績
・2021-22年:38試合10ゴール(2部優勝)
・2022-23年:34試合2ゴール(1部)
AJオセール(フランス)
Embed from Getty Images2023年にAJオセールに移籍します。
再びフランス2部の選手になりますが、またしても”二桁ゴール”を達成。
そして、2度目のフランス2部リーグ優勝。
24-25シーズンは1部リーグでも得点を重ねており、”日本代表復帰”も期待できるかもしれません。
AJオセールでの成績
・2023-24年:34試合15ゴール(2部優勝)
まとめ
”5大リーグで通用するFW”。
その事実だけでも、日本代表で戦える実力は有しているように感じます。
さらには、ポストプレーでの強さや、ボックス内での決定力など、”代表のCF”としても合いそうな香りが漂っています。
30歳も近づき、身体能力に経験という要素が加わっています。
選手として最高な時期を迎えているかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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