『プレミアにも所属した技巧派MF』
広島のアカデミーで育った技巧派MF。
欧州で3シーズンを過ごし、スイス・ベルギーではクラブの中核として活躍しました。
プレーする機会こそありませんでしたが、”プレミアのクラブ”と契約した選手。
間違いなく、”代表クラス”の実力者です。
今回は、川辺駿のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
川辺駿について
- 名前:川辺駿(かわべ はやお)
- 生年月日:1995年9月8日
- 出身地:広島県広島市
- 所属クラブ:サンフレッチェ広島
- ポジション:MF
- 背番号:66番
- 身長:178cm
- 体重:70kg
- 利き足:右足
日本代表
Embed from Getty Images日本代表初招集は2021年。
2022年カタールW杯出場は逃したものの、2026年W杯出場を見据えています。
世代別日本代表には、U-16からU-22まで選出されていました。
プレミアリーグ・ウルブスに所属
川辺選手が所属していたクラブは、ウォルヴァーハンプトン(通称:ウルブス)。
世界最強リーグ・プレミアリーグ(イングランド)のクラブです。
現在はスイスでプレーしていますが、経緯は以下の通り。
浅野拓磨と仲良し
川辺選手のインスタを見ると、たびたび登場するのが浅野拓磨選手。
2014年から2年間、サンフレッチェ広島で共にプレー。
ヨーロッパで再会した後、2023年には日本代表で再会を果たします。
LISEMの後輩
約26万人の登録者を抱えるサッカー系YouTuberの”LISEM(リゼム)”。
サンフレッチェ広島ユース出身の3人組(+カメラマン1人)で、川辺選手はリゼムの2学年後輩。
高校時代には共にプレーし、”日本一”も経験しています。
その縁もあり、リゼム結成直後の動画にも、川辺選手が登場しています。
川辺駿の着用スパイク
メーカー:アディダス
川辺選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
※お子様向けや、フットサル用のシューズもあります。
川辺駿のプレースタイル
Embed from Getty Images「点もとれるテクニシャン」
股抜きなど、”相手の虚”をつくドリブル・パスで得点を演出する川辺選手。
Jリーグでプレーする頃から抜群の技術を誇り、数多くのチャンスを作り出しました。
渡欧後は、得点力が開花。
2022-23シーズンは「9ゴール10アシスト」を記録し、”上手い選手→恐い選手”へと進化を遂げました。
川辺駿の経歴
- 広島高陽FC
- サンフレッチェ広島Jr.ユース
- サンフレッチェ広島ユース
- サンフレッチェ広島
- ジュビロ磐田
- サンフレッチェ広島
- グラスホッパー(スイス)
- スタンダール・リエージュ(ベルギー)
- サンフレッチェ広島
小学生時代
小学生時代は、広島高陽FCでプレーしています。
兄の影響で4歳からサッカーを始めた川辺選手。
全国大会出場歴もあるクラブでプレーし、個人でも”中国トレセン”に選出されています。(参照:SIGMA CLUB)
中学・高校生時代
最高のチームで闘えました!
— 川辺はやお (@HayaoSfbc) December 23, 2013
もうこのメンバーでサッカー出来ないって思うだけで泣けます。
楽しいことばっかりじゃなかったし、悔しいことの方が多かったかもしれんけど、この仲間がおったけここまで頑張れたと思う。
一生大切な仲間です!!! pic.twitter.com/RTTuVmtlK0
中学生からサンフレッチェのアカデミーに入団し、高校卒業までプレーしています。
- サンフレッチェ広島Jr.ユース
- サンフレッチェ広島ユース
高校1年生からスタメンに定着し、高円宮杯プレミアリーグで2年連続の日本一を経験。
高校3年時には、Jリーグにも3試合出場しています。(2種登録)
サンフレッチェ広島
入団会見終わりました。
— 川辺はやお (@HayaoSfbc) January 18, 2014
エディオンスタジアムのピッチに立って、昨シーズンの自分より成長した姿をプレーで見ていただけるように頑張ります!
少しでも活躍して恩返ししていきたいです!!! pic.twitter.com/VZ7KLnZOOb
2014年にサンフレッチェ広島に昇格します。
4年で3度の優勝を果たした”黄金期”ということもあり、高卒ルーキーにはなかなかチャンスが訪れず。
1年プレーした後、レンタル移籍を決断します。
広島時代の成績
・2013:3試合0ゴール
・2014:1試合0ゴール
・2015:0試合0ゴール(途中退団)
ジュビロ磐田
Embed from Getty Images2015年3月にジュビロ磐田にレンタル移籍します。
J2リーグ33試合に出場し、チームのJ1復帰に貢献。
チームメイトのジェイ・ボスロイド選手(元イングランド代表)は、「君(川辺選手)は日本代表になれる」とコメント。
U22代表に呼ばれた川辺くん、おめでとう!いつかフル代表呼ばれる実力を持っていると僕は信じてます! pic.twitter.com/ndZB7kVVLi
— Jay bothroyd (@jaybothroyd) August 23, 2015
ジュビロには3年間在籍し、”チームの顔”といっても過言ではない程の活躍を見せました。
磐田時代の成績
・2015:33試合3ゴール(J2)
・2016:26試合2ゴール(J1)
・2017:32試合4ゴール(J1)
サンフレッチェ広島(復帰)
2018年にサンフレッチェ広島に復帰します。
3年間の武者修行で自信をつけるも、2018年はスーパーサブ的な立ち位置。
復帰2年目にボランチのレギュラーを確保し、その後「広島の8番」を背負っています。
広島時代(復帰後)の成績
・2018:33試合0ゴール
・2019:34試合3ゴール
・2020:34試合3ゴール
・2021:19試合3ゴール(途中退団)
広島の8番は、森崎ツインズの兄・森崎和幸さんが背負った番号。
現在は、”川村拓夢選手”が8番をつけています。
グラスホッパー(スイス)
2021年7月にグラスホッパーに移籍。
入団から半年後に、プレミアリーグの”ウルブス”に完全移籍。
しかし、労働ビザ等の問題もあり、レンタルという形でチームに残留。
レギュラーとして活躍すると同時に、「9ゴール10アシスト」の成績を残します。
グラスホッパーでの成績
・2021-22:34試合7ゴール
・2022-23:32試合9ゴール
スタンダール リエージュ(ベルギー)
2023年7月にスタンダール リエージュに移籍します。
プレミアリーグでのプレーは叶わなかったものの、ベルギーの強豪への移籍。
かつて、川島永嗣選手もプレーしたクラブです。
サンフレッチェ広島
2024年8月にサンフレッチェ広島に完全移籍します。
復帰にかかった費用は、推定5億円。(参照:Yahoo NEWS)
この移籍金をペイするために、タイトルの獲得が必須です。
まとめ
・森保一(日本代表監督)
・名波浩(日本代表コーチ)
若手時代に、日本代表を指導する2人の元でプレー。
もしかすると、”日本代表が目指すもの”を最も理解している選手かもしれません。
「JリーグからのA代表入り」も十分ありえる実力です。
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