「圧倒的な個の力」
ボールを持てば、相手DFが何人も飛び込んでくる。
強大なパワーで吹っ飛ばし、爆発的スピードで置き去りに。
メンバーリストに”アダイウトン”の名前があるだけで、相手サポーターからはため息。
組織的なサッカーを”個の力”で破壊するブラジル人アタッカーです。
今回は、アダイウトンのプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
アダイウトンってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:アダイウトン
- 生年月日:1990年12月6日
- 出身地:ブラジル
- 所属チーム:ヴァンフォーレ甲府
- ポジション:MF/FW
- 背番号:51番
- 身長:176cm
- 体重:83kg
- 利き足:右
いつも笑顔のナイスガイ
いつも笑顔のアダイウトン選手。
褐色の肌から覗く白い歯も印象的です。
そして、元・師弟関係にある”名波浩さん”曰く、「アダイウトンはナイスガイ」。
・監督室に「プレーの改善策」を質問しにくる。
・涙を浮かべながら、監督に「自身の成長」の感謝を伝えにくる。(参照:Qoly)
「ブラジル人=自由」と括られることもありますが、アダイウトン選手はとても真面目な性格です。
日本生活はJ2から
Embed from Getty ImagesJ1を震え上がらせるほどの個人技の持ち主、アダイウトン選手。
実は、来日1年目はJ2リーグでのプレー。
得点数はJ2リーグ4位の17ゴール。
翌年以降、J1で大活躍したのは言うまでもありません。
ゴールパフォーマンス
Embed from Getty Imagesアダイウトン選手のゴールパフォーマンスといえば、
・両膝をついて神に祈りを捧げる
・両手でハートマーク
上の2つのポーズが印象的です。
しかし、ジュビロ在籍時は”お笑い芸人”のパフォーマンスも。
クマムシの”あったかいんだからぁ〜”を披露したこともあります。
アダイウトンは広瀬アリス似
アダイウトン選手が似ていると言われるのは、国民的女優の広瀬アリスさん。
広瀬アリスさんは、野球選手のマーティン(元・千葉ロッテ)にも似ていると言われ、本人も認めるほど。(参照:ORICON NEWS)
Embed from Getty Imagesマーティン選手、たしかにアダイウトン選手に似ている気がする。
「広瀬アリス≒マーティン≒アダイウトン」。
アダイウトンの着用スパイク
Embed from Getty Images着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
アダイウトン選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
アダイウトンのプレースタイル
Embed from Getty Images「重戦車」
176cm・83kg。
この数字だけ見れば、「体重そう」というイメージが浮かびます。
実際には、”速い・強い・巧い”。
- 時速35.5kmのスピード(参照:FOOTBALL ZONE)
- 圧巻のパワー
- ボディバランスが良く、倒れない
スタメンだろうが、途中出場だろうが、”個の力”で流れを変えてみせます。
アダイウトンの経歴
- フォルタレーザ(ブラジル)
- ヴィトーリア(ブラジル)
- アトレチコ パラナエンセ(ブラジル)
- イトゥアーノ(ブラジル)
- ジョインヴィレ(ブラジル)
- イトゥアーノ(ブラジル)
- ポンチ プレッタ(ブラジル)
- パラナ クレーベ(ブラジル)
- ジュビロ磐田
- FC東京
- ヴァンフォーレ甲府
ブラジル時代
2008年にプロキャリアをスタート。
2014年まで、9年間ブラジルのクラブでプレーしています。
セリエA(ブラジルのトップリーグ)でのプレー経験もあります。
・2010年:ヴィトーリア
・2011年:アトレチコ パラナエンセ
・2013年:ポンチプレッタ
アダイウトン選手は、10人兄弟の末っ子。
ジュビロ磐田
Embed from Getty Images2015年にジュビロ磐田に移籍します。
J2開幕戦でゴールをあげ、結果的にシーズン17ゴール。
J1昇格後は、二桁ゴールには届かなかったものの、”個の力”で打開。
アダイウトン選手1人に、”2・3人の選手が止めに来る”というシーンを頻繁に見かけました。
磐田での成績
・2015年:39試合17ゴール(J2)
・2016年:34試合6ゴール(J1)
・2017年:32試合8ゴール(J1)
・2018年:4試合1ゴール(J1)
・2019年:33試合7ゴール(J1)
磐田時代のチームメイト
・松井大輔
・松浦拓也
・伊藤洋輝
・川辺駿
・大南拓磨
・小川航基
・カミンスキー
・ジェイ ボスロイド
・中村俊輔
・今野泰幸
・大久保嘉人
・ルキアン など
FC東京
Embed from Getty Images2020年にFC東京に移籍します。
「アダイウトン・D,オリヴェイラ、レアンドロ」のブラジル人トリオは、Jリーグ屈指の破壊力。
味方との連携で崩すシーンも増え、ゴール・アシストを量産。
2020年ルヴァンカップ決勝戦では、自らのゴールでタイトルを引き寄せています。
FC東京での成績
・2020年:33試合8ゴール(J1・ルヴァン杯優勝)
・2021年:38試合9ゴール(J1)
・2022年:31試合12ゴール(J1)
・2023年:29試合3ゴール(J1)
FC東京時代のチームメイト
・ディエゴ オリヴェイラ
・レアンドロ
・森重真人
・東慶悟
・渡辺剛
・安部柊斗
・永井謙佑
・渡邊凌磨
・長友佑都
・松木玖生
・野澤 大志ブランドン
・バングーナガンデ佳史扶
・俵積田晃太
ヴァンフォーレ甲府
2024年にヴァンフォーレ甲府に移籍します。
9年ぶりのJ2リーグであると同時に、初のACL挑戦が待っています。
まとめ
ボールを持てば、”ゴールの予感”を感じさせる選手。
短い時間でも結果を残す、相手からしたら怖い選手です。
J2でも、間違いなく”規格外”と称されることでしょう。
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