『個人タイトルを獲得した選手たち(柏レイソル編)』
1995年に、Jリーグに参入した柏レイソル。
これまでに、タイトルを獲得したのは4回。
そして、3大タイトルをすべて獲得したことがある、非常に伝統あるクラブです。(9クラブのみ)
強いクラブからは当然、”個人タイトル”を獲得する選手が現れます。
個人タイトルとは、リーグ戦・カップ戦で目立った活躍を見せ、Jリーグから表彰された選手たちのこと。
柏レイソルから、MVPやベスト11を排出したのは通算18回。
中には、W受賞や複数回受賞しているケースもいるので、人数にすると13人。
今回は、柏レイソルで個人タイトルを獲得した13人の選手について振り返っていきます。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

J1リーグMVP
柏レイソルで、“J1リーグMVP”に輝いたのは2名。
面白いのは、両選手ともに「J2でプレーした翌年に、J1MVPを獲得している」という点。
レアンドロ・ドミンゲス(2011年)
Embed from Getty Images- 国籍:ブラジル
- 愛称:ニーヤン
- 生年月日:1983年8月24日
- ポジション:MF
2010年に、J2の柏に加入。
シュート・パス・ドリブルの全てが高水準で、J2どころかJ1の選手たちでさえ止める術はなし。
柏レイソルに、クラブ史上初の”J1優勝”をもたらしたNo.10です。
オルンガ(2020年)
Embed from Getty Images- 国籍:ケニア
- 愛称:ミカ
- 生年月日:1994年3月26日
- ポジション:FW
Jリーグ史上初のケニア人選手。
193cmの、”柔と剛”を兼ね備えるストライカー。
”1試合8ゴール(J2)”という伝説を残し、「1オルンガ=8ゴール」という新たな単位が出来上がりました。
「圧倒的な強さで優勝した川崎のメンバーを抑え、MVPを受賞した」という事実が、”個の能力”の高さを物語っています。
J1リーグ得点王
オルンガ(2020年)
Embed from Getty Images- 国籍:ケニア
- 愛称:ミカ
- 生年月日:1994年3月26日
- ポジション:FW
「スゴイって言っても、J2の話でしょ?」という意見を、J1開幕戦の2ゴールでかき消し、そのまま得点ランキング首位を独走。
爆発的なスピードと強靭なフィジカルを持ち、勝手に1人でゴールを決めてくれました。
「とりあえず裏に蹴れば、オルンガがどうにかしてくれる」という理不尽を成立させ、28ゴールを決めて得点王に。
江坂任とのホットラインは、レイソルの歴史の中でも最高峰です。

J1リーグ ベスト11
これまでに、”J1ベスト11”に選ばれた柏レイソルの選手は10名。
- 日本人選手:4回
- 外国籍選手:6回
ベスト11経験のある日本人選手たちは、全員が柏ユース出身の選手です。
明神智和(2000年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1978年1月24日
- ポジション:MF
”柏レイソル所属”として、初めてW杯に出場した日本代表選手。
”玄人好み”という表現がピッタリで、よく走り・相手の攻撃の芽を摘み取ります。
トルシエ監督(元・日本代表監督)は、「完璧なチーム=明神8人+クレイジーな選手3人」という最大級の賛辞を送ったことも。(参照:サッカーダイジェスト)
洪明甫(2000年)
Embed from Getty Images- 国籍:韓国
- 生年月日:1969年2月12日
- ポジション:DF
レイソル&韓国代表でキャプテンを務めたCB(センターバック)。
「完全封鎖」という言葉の通り、強固な守備陣を形成。
韓国代表においても、史上初のW杯ベスト4進出に導くなど、レジェンド的な存在です。
酒井宏樹(2011年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1990年4月12日
- ポジション:DF
高速クロスで注目を浴びた、柏ユース出身のSB(サイドバック)。
同じく右MFのレアンドロ・ドミンゲスに鍛えられ、凄まじい勢いでJ1屈指の大型SBへと成長。
- 5大リーグで9年間活躍(ドイツ・フランス)
- W杯3大会出場(14,18,22年)
- 五輪2大会出場(12,20年)
「柏から世界へ」というフレーズを、最も体現した人物です。
近藤直也(2011年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 愛称:ドゥー
- 生年月日:1983年10月3日
- ポジション:DF
柏ユースから昇格した後、14年間に渡ってレイソルでプレー。
強さと速さを兼ね備え、スピードスターへの対応も御手のもの。
日本代表歴もある、「エースキラー」と呼ばれたCB(センターバック)です。
2度のJ2降格と3度のタイトルを経験しており、レイソルの歴史を最も知るであろう人物の1人です。
ジョルジ ワグネル(2011年)
Embed from Getty Images- 国籍:ブラジル
- 愛称:ジョルジ
- 生年月日:1978年11月17日
- ポジション:MF
「優勝請負人」として加入し、1年目でJ1優勝。
レイソルデビュー戦で決めた直接FKは、「J1でもいける!」いう勢いを与えてくれました。(前年、レイソルはJ2)
精密機械のように正確な左足を持ち、変化・スピードをも自在にコントロール。
柏サポーターが、「FKはよく点が入るもの」と認識してしまったのは、完全に彼のせい。
レアンドロ ドミンゲス(2011・2012年)
Embed from Getty Images- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1983年8月24日
- ポジション:MF
レイソルの選手として、”2度のベスト11”を受賞した唯一の選手。
”徒歩通勤&サイゼリアが好き”という庶民派で、普段の性格は温厚。
ただ、試合中はけっこうキレやすく、レッドカードをもらった試合もちらほら。
中村航輔(2017年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1995年2月27日
- ポジション:GK
2018年ロシアW杯日本代表。
毎試合のようにビッグセーブを見せ、「残念、そこは中村航輔」というワードが生まれたほど。
2度の脳震盪を乗り越え、2020年に海外移籍を実現。(ポルトガル)
ヨーロッパでは”逞しすぎるヒゲ”を生やし、プレー以外の面でも注目を集めたました。
オルンガ(2020年)
Embed from Getty Images- 国籍:ケニア
- 生年月日:1994年3月26日
- ポジション:FW
MVP・得点王に続き、3度目の登場。
2020年に個人タイトルを総なめにしたオルンガですが・・・。
”1年目はフィットできなかった”という事実も。
「異国でのプレーは難しい」ということを実感します。
マテウス サヴィオ(2024年)
Embed from Getty Images- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1997年4月15日
- ポジション:MF
2019年に、J2の柏に加わった”フラメンゴの至宝”。
加入当初は”才能あふれる若手”という立ち位置だったものの、コロナ禍以降に本領発揮。
1人でも状況を打開する姿は、まさに「柏のKING」。
その実力は、「17位からのベスト11選出」という事実が物語っています。
退団後に”ベスト11”に選ばれた選手
年度 | 選手名 (当時の所属クラブ) |
---|---|
1999年 | ファン ソンホン (セレッソ大阪) |
2006年 | 谷口博之 (川崎フロンターレ) |
加入前に”ベスト11”に選ばれた選手
年度 | 選手名 (当時の所属クラブ) |
---|---|
2004年 | 土肥洋一 (FC東京) |
2005年 | 吉田宗弘 (セレッソ大阪) |
2013年 | 那須大亮 (川崎フロンターレ) |
2018年 | レアンドロ モンテーラ (ヴィッセル神戸) |
2019年 | ディエゴ オリヴェイラ (FC東京) |
2024年 | 中谷進之介 (ガンバ大阪) |
J1リーグ 新人王(ニューヒーロー賞)
酒井宏樹(2011年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1990年4月12日
- ポジション:DF
2011年に、Jリーグ史上4人目となるベスト11と新人王のW受賞。
「サカイ、やってやれ!」というチャント(応援歌)に背中を押され、日に日に逞しい選手になっていきました。
Jリーグ復帰後の”柏との初対戦”では、「ユニフォームを脱いで柏サポーターに挨拶」をするほどの人格者。
中山雄太(2017年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1997年2月16日
- ポジション:DF
東京五輪日本代表。
高卒1年目に、広州恒大との大一番(ACL)にスタメン出場し、サポーターを驚かせた超・ユーティリティプレーヤー。
神戸戦に見せたコントロールシュートは、いまでも語り継がれるレベルの美しさ。(参照:YouTube)
カタールW杯日本代表に選出されかしたが、負傷により出場は叶わず。
オランダ・英国2部でプレーした後、現在はFC町田ゼルビアでプレーしています。
細谷真大(2022年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:2001年9月7日
- ポジション:FW
パリ五輪日本代表。
爆発的なスピードとパワーが武器で、「積んでいるエンジンが違う」と評されるほど。
強メンタルの持ち主で、ルーキー時代から一切物怖じせず。
- クリスティアーノにパスを出さず、自分でシュート
- 槙野智章とやり合い、首根っこを掴まれる etc
2023年に、22歳にして”二桁ゴール”を達成し、誰もが認める柏のエースに。
2025年からは、北嶋・工藤らが背負った「柏の9番」を継承しています。
加入前に”新人王”を獲得した選手
年度 | 選手名 (当時の所属クラブ) |
---|---|
2003年 | 那須大亮 (横浜Fマリノス) |
2007年 | 菅野孝憲 (横浜FC) |
ルヴァンカップMVP(旧・ナビスコカップ)
渡辺毅(1999年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1972年9月10日
- ポジション:DF
洪明甫、薩川了洋と共に”柏の第一次黄金期”を支えたDF。
ナビスコ杯決勝戦では”ラストプレーでの同点弾”を決め、初タイトルに大きく貢献しました。
1995年にプロ入り以降”レイソル一筋”で、引退後も20年以上に渡って柏レイソルで務めています。
工藤壮人(2013年)
Embed from Getty Images- 国籍:日本
- 生年月日:1990年5月6日
- ポジション:FW
北嶋秀朗から”柏の9番”を引き継いだ魂のストライカー。
「武器は総合力」と言わんばかりの万能っぷりで、勝負強さはピカイチ。
2013年ルヴァン杯決勝での一撃は、まさに工藤らしいエキセントリックなゴールでした。
上記のように、重要な局面での得点が多い、レイソルにおけるJ1最多得点者です。(通算56ゴール[2025年時点])
退団後に”個人タイトル”を獲得した選手
年度 | 選手名 (当時の所属クラブ) | 個人タイトル |
---|---|---|
2004年 | 土肥洋一 (FC東京) | MVP |
2016年 | 李忠成 (浦和レッズ) | MVP |
加入前に”個人タイトル”を獲得した選手
年度 | 選手名 (当時の所属クラブ) | 個人タイトル |
---|---|---|
1999年 | 佐藤由紀彦 (FC東京) | 新人王 |
2006年 | 水野晃樹 (ジェフ千葉) | MVP |
2006年 | 谷口博之 (川崎フロンターレ) | 新人王 |
2018年 | 杉岡大暉 (湘南ベルマーレ) | MVP |
まとめ
柏レイソルの選手として、”個人タイトル”を獲得した13人の選手たちをご紹介しました。
懐かしいなぁ〜。
あの選手凄かったよなぁ〜。
などなど、様々な感情が湧いてきます。
年末には、14人目といわず、15・16人目。
なんなら、それ以上の選手たちを、ここに追記させてもらえるように。
蹴り道ブログでは、『Jリーグ歴代ベスト11』についてもまとめています。
ぜひそちらも楽しんでみてください!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。
ぜひ、気になる記事を読んでいってください。

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