「和倉ユースにWINNER’Sが参戦」
高校生年代の夏の最高峰の舞台・”和倉(わくら)ユース”。
一般的な知名度は決して高くはありませんが、ユース世代を追っているサッカーファンの間では”超有名な大会”。
灼熱の太陽のもと、高校年代のトップ層の選手たちが鎬(しのぎ)を削ります。
そんなハイレベルな戦いに、YouTube界のサッカークラブ・”WINNER’S”が参戦。
この一報で、「和倉ユース」の存在を知った人も多いはず。
注目度が高まった一方、高校年代のサッカーファンからは”賛否両論”が飛び交うプチ炎上に。
今回は、和倉ユースについてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマにブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
和倉ユースについて
和倉ユース抽選会は全ての抽選が終了!
— ワン・オール (@IshikawaYSF) June 21, 2023
組み合わせが決定しました!#和倉ユース#石川県YSF pic.twitter.com/R1YXzXFimK
和倉ユースとは、8月に石川県で開催される「サッカーフェスティバル」。
上記、twitterの写真は「2023年和倉ユースの組み合わせ」になります。
Jリーグの下部組織や、サッカー強豪校が勢揃い。
チーム名を見るだけで、レベルの高さが伝わってきます。
ユースと高校が対戦
🎥YouTube更新しました🎥
— ワン・オール (@IshikawaYSF) August 17, 2022
MCCスポーツ和倉ユースサッカー大会
<決勝トーナメント1回戦>
ヴィッセル神戸VS米子北【ハイライト】
YouTubeにアップしました!
↓ご視聴はこちらから↓https://t.co/KOeIqrUtnV#石川県YSF pic.twitter.com/IWiWCBVy8f
ユースと高校が公式戦で対戦する機会は、決して多くはありません。
というのも、ユースと高校では参加する大会が異なります。
ユースの3大大会
・日本クラブユースサッカー選手権(クラ選)
・高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ(プレミア・プリンスリーグなど)
・Jリーグ選手権大会(Jユース)
高校サッカーの3大大会
・全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
・高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ(プレミア・プリンスリーグなど)
・全国高等学校サッカー選手権大会(選手権)
三大大会でかぶっているのは、”高円宮杯”のみ。
つまり、和倉ユースは”ユースと高校サッカーが対戦する貴重な舞台”です。
過去の成績
ここ3年間の成績を見ると、高校サッカー勢がTOP3を独占。
和倉ユースで弾みをつけ、選手権大会予選へと臨んでいます。
しかし、参加していないチームもあれば、ユースの場合はエース級の選手がトップチーム(プロ)に帯同しているということも。
なので、この成績を見て、「高校サッカーの方が強い」と判断できるわけではありません。
あくまでも、”和倉ユースでは、高校サッカーが優勢”という結果です。
年度 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
---|---|---|---|
2020年 | 青森山田高校(青森県) | 履正社高校(大阪府) | 日本大学藤沢高校(神奈川県) |
2021年 | 青森山田高校(青森県) | 流通経済大学附属柏高校(千葉県) | 大津高校(熊本県) |
2022年 | 日本大学藤沢高校(神奈川県) | 青森山田高校(青森県) | 日体体育大学柏高校(千葉県) |
4部カテゴリー
和倉ユースサッカー大会2023の組み合わせ抽選が6月21日に実施!https://t.co/j4zmVcGMUY
— 高校サッカードットコム (@kokosoccercom) June 20, 2023
「和倉ユース=石川県ユースサッカーフェスティバルのトップカテゴリー」
毎年夏に石川県開催される、石川県ユースサッカーフェスティバル。
地域活性化の役目も果たす大会で、全国からサッカー強豪チームが石川県に集結します。
「4カテゴリー・10の大会」が開催。
昇格・降格制度があり、上位にランクインすれば上のリーグへ。
そのトップカテゴリーにあたるのが、”和倉ユース”です。
短期決戦
本日20時より❗️
— ワン・オール (@IshikawaYSF) June 21, 2023
✨和倉ユースサッカー大会組み合わせ抽選会✨
参加48チームの予選リーグ組合せを抽選会にて決定します!
▼ご視聴はこちらから▼https://t.co/O7Yb2eXJRr pic.twitter.com/z5gPug3Y8f
- 参加チーム:48チーム
- 開催期間:5日間
「30分×前後半」を、1日に2試合をこなすことも。
避暑地ともされる石川県とはいえ、30℃超えは当たり前。
炎天下&過密日程で、”チームの総合力”が試されます。
WINNER’Sが参戦
2023年の和倉ユースには、”WINNER’S(ウィナーズ)”が参戦。
YouTube界のサッカーチームで、本格始動から約2年。(2023年7月現在)
人気・知名度は増すばかりで、メンバーは”サッカーイベント”にも引っ張りだこです。
プチ炎上の経緯
和倉ユースサッカー大会2023に人気インフルエンサーチーム・WINNER'Sの参戦が決定!【第11回和倉ユースサッカー大会 2023】https://t.co/0MwicZMedT
— 高校サッカードットコム (@kokosoccercom) June 21, 2023
WINNER’Sの和倉ユース参戦が発表され、ネットでは”プチ炎上”。
- 高校生の大会に、大人が参加
- いきなりトップカテゴリーに参加
主に、上記2点が指摘されていました。
「和倉に出たい高校生」を押し除けての参戦。
たしかに、様々な意見があるでしょう。
ただ、「大会の注目度を高めたい」という運営側の考えや、「いつもYouTubeで見てる人」と対戦できる高校生も大勢いるはず。
炎上がきっかけではありますが、大会前の時点で「和倉ユースの知名度」は大きく高まっています。
WINNER’Sの実力は?
WINNER’Sの選手たちの本業は、YouTubeやTikTok。
毎日サッカーができるわけでもなく、メンバーの拠点も様々。
それでも、数々の”強豪チーム”と対等に戦っています。(20分×前後半)
経歴を見ると、元プロや強豪校出身の選手も多数。
高校生にとっても、良い経験になるはずです。
不安要素は、「怪我人が続出中」という点。
WINNER’Sの選手・成績についてまとまています。
まとめ
「高校サッカー=冬の選手権」
高校年代のサッカーに触れる機会が少ない方からすると、どうしても選手権のイメージが強いはず。
いまでこそ、高円宮杯(プレミアリーグなど)の知名度も高まっていますが、注目度はまだまだ。
ユース年代のサッカーでは、”将来の日本代表選手”がプレーしています。
「和倉ユース」を含む、高校年代のサッカーにスポットライトが当たるようになると、より一層サッカー界が盛り上がるでしょう。
また、WINNER’Sの試合をきっかけに、「いつか和倉に出たい」という少年が1人でも増えることを、心から願っています。
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