「ビッグネームたちがACLに参戦」
ACL2022-23では、浦和レッズが優勝。
決勝戦の相手は、サウジアラビアの”アル ヒラル”でした。
そうです。
この夏に、ネイマールが加入したアル ヒラルです。
今季は、未だかつてないほどに「ACLの西アジア」に注目が集まっています。
超大型補強を続けるサウジアラビア勢が、ACLでどんなプレーを見せるのか。
今回は、2023-24年ACL サウジアラビア勢の組み合わせ をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
サウジアラビア勢のグループ
2023-24シーズン、サウジアラビアからACLに出場するのは4チーム。
- アル フェイハ
- アル イテハド
- アル ヒラル
- アル ナスル
この4チームが「どんなチームか」、「どこのグループに入ったのか」を見ていきます。
サウジアラビアが”大型補強できる理由”については、こちらにまとめています。
グループA:アル フェイハ
アル フェイハは、大型補強で話題なっている”国営4クラブ”ではありません。
リーグは13位ながらも、サウジ国王杯を制し、ACL出場権を獲得しました。
ビッグネームは在籍していませんが、ヨーロッパの代表歴を持つ選手が複数人在籍しています。
アル フェイハに所属する有名選手
ポジション | 選手名 | 過去の所属クラブ |
---|---|---|
GK | ストイコビッチ (元セルビア代表) | ・ノッティンガム フォレスト(英) ・ヘタフェ(スペイン)など |
MF | トライコフスキ (北マケドニア代表) | ・パレルモ(イタリア) ・マジョルカ(スペイン) など |
FW | パヴコヴ (セルビア代表) | ・レッドスター ベオグラード(セルビア) など |
グループAの組み合わせ
チーム名 | 国内リーグ順位(2022年) | ACLでの実績 |
---|---|---|
アル フェイハ (サウジアラビア) | 11位 | |
パフタコール (ウズベキスタン) | 優勝 | |
アハルFC (トルクメニスタン) | 優勝 | |
アルアイン (UAE) | 2位 | ・2003年優勝 ・2005年準優勝 ・2016年準優勝 |
注目は、UAEのアル アイン。
ACLの常連で、2003年には優勝経験があるクラブ。
塩谷司選手、中島翔哉選手も所属したことがあります。
グループC:アル イテハド
アル イテハドは、2022シーズンのサウジ王者。
今夏、もっとも早く大型補強に動いたクラブです。
新加入のベンゼマ、ジョタに退団の噂が出ているのが気になるところ・・・。
アル イテハドに所属する有名選手
ポジション | 選手名 | 過去の所属クラブ |
---|---|---|
MF | カンテ (フランス代表) | ・レスター(英) ・チェルシー(英)など |
MF | ファビーニョ (ブラジル代表) | ・モナコ(フランス) ・リヴァプール(英) など |
FW | ベンゼマ (元フランス代表) | ・リヨン(フランス) ・レアル マドリード(スペイン) |
FW | ジョタ (ポルトガル) | ・ベンフィカ(セルビア) ・セルティック(スコットランド)など |
グループCの組み合わせ
チーム名 | 国内リーグ順位(2022年) | ACLでの実績 |
---|---|---|
アル イテハド (サウジアラビア) | 優勝 | ・2004年優勝 ・2005年優勝 ・2009年準優勝 |
セパハン (イラン) | 2位 | ・2007年準優勝 |
エア・フォース・クラブ (イラク) | 2位 | |
AGMK (ウズベキスタン) | 5位 |
注目は、イランのセパハン。
2007年ACLでは、準優勝。
その際の相手は浦和レッズで、共にクラブW杯に出場しています。
グループD:アル ヒラル
アル ヒラルは、2022-23ACL準優勝チーム。
- ACL優勝:4回
- ACL準優勝:5回
優勝・準優勝ともにアジア最多。(アジアカップウィナーズカップの頃を含む)
ネイマールなどのビッグネームが目立ちますが、サウジアラビア代表選手も数多く在籍しています。
アル ヒラルに所属する有名選手
ポジション | 選手名 | 過去の所属クラブ |
---|---|---|
GK | ボノ (モロッコ代表) | ・ジローナ(スペイン) ・セビージャ(スペイン) など |
DF | クリバリ (セネガル代表) | ・ナポリ(イタリア) ・チェルシー(英) など |
DF | チャン ヒョンス (韓国代表) | ・広州富力(中国) ・FC東京(日本) など |
MF | ルベン ネヴェス (ポルトガル代表) | ・ポルト(ポルトガル) ・ウォルバー ハンプトン(英) など |
MF | ミリンコビッチ=サヴィッチ (セルビア代表) | ・ヘンク(ベルギー) ・ラツィオ(イタリア) など |
FW | ネイマール (ブラジル代表) | ・バルセロナ(スペイン) ・パリ サンジェルマン(フランス) など |
FW | ムサ マレガ (マリ代表) | ・マリティモ(ポルトガル) ・FCポルト(ポルトガル) など |
FW | マルコム (ブラジル代表) | ・バルセロナ(スペイン) ・ゼニト(ロシア) など |
グループDの組み合わせ
チーム名 | 国内リーグ順位(2022年) | ACLでの実績 |
---|---|---|
アル ヒラル (サウジアラビア) | 3位 | ・1992年優勝 ・2000年優勝 ・2019年優勝 ・2021年優勝 |
ナサジ マザンダラン (イラン) | 13位 | |
ムンバイ シティFC (インド) | 優勝 | |
ナフバホール (ウズベキスタン) | 2位 |
比較的楽なグループに入ったアル ヒラル。
インド国民は、自国のチームが”ネイマールと対戦すること”に驚いているようです。
グループE:アル ナスル
アル ナスルは、プレーオフを勝ち抜いてのACL出場。
C.ロナウド、マネ、ラポルテと、CLでも大活躍していた選手たちが多数在籍。
DFにもワールドクラスの補強をし、チーム力は確実に高まっています。
アル ナスルに所属する有名選手
ポジション | 選手名 | 前所属チーム |
---|---|---|
GK | オスピナ (コロンビア代表) | ・アーセナル(英) ・ナポリ(イタリア) など |
DF | アレックス テレス (ブラジル代表) | ・ポルト(ポルトガル) ・マンチェスターU(英)など |
DF | ラポルテ (スペイン代表) | ・ビルバオ(スペイン) ・マンチェスターC(英) など |
MF | フォファナ (コートジボワール代表) | ・ウディネーゼ(イタリア) ・RCランス(フランス) など |
MF | ブロゾビッチ (クロアチア代表) | ・ディナモ ザグレブ(クロアチア) ・インテル(イタリア) など |
MF | タリスカ (ブラジル) | ・ベンフィカ(ポルトガル) ・広州恒大(中国) など |
MF | オタビオ (ポルトガル代表) | ・インテルナシオナル(ブラジル) ・FCポルト(ポルトガル) など |
FW | C.ロナウド (ポルトガル代表) | ・レアル マドリード(スペイン) ・マンチェスターU(英) など |
FW | マネ (セネガル代表) | ・サウサンプトン(英) ・リヴァプール(英) など |
グループEの組み合わせ
チーム名 | 国内リーグ順位(2022年) | ACLでの実績 |
---|---|---|
アル ナスル (サウジアラビア) | 2位 | ・1996年準優勝 |
ペルセポリス (イラン) | 優勝 | ・2018年準優勝 ・2020年準優勝 |
アルドゥハイル (カタール) | 優勝 | ・2022-23年ベスト4 |
FCイスティクロル (タジキスタン) | 優勝 |
3カ国の優勝チームが集う、西アジアで最も難しいグループ。
ペルセポリスは、優勝こそないものの、ACL決勝トーナメントの常連。
アルドゥハイルには、2020年J1MVP・得点王のオルンガ(元・柏レイソル)が所属しています。
ACLの外国人枠
ビッグネームの補強を進める。
気になるのは、「ACLでは何人の外国籍選手が見れるのか」。
外国人枠:「5人+アジア枠1人」
昨季の「3+1名」から増加し、「5+1名」になりました。
※有名選手たちが、「サウジのどこに所属しているのか」はこちらをご覧ください。
ACLのレギュレーションと開催時期
参加チーム:40チーム
東西20チームずつに分かれ、GL(グループリーグ)を戦います。
GLは、1つのグループに4チームが同居し、10のグループに分かれます。
(東西それぞれ5グループ)
- 西アジア:A・B・C・D・Eグループ
- 東アジア:F・G・H・I・Jグループ
各グループの1位と、2位の中で勝ち点上位3チームがGL突破。(東西別)
※2位に入っても、他グループの2位次第ではGL敗退の可能性もあります。
西・8チーム、東・8チームの合計16チームでノックアウトステージを開催。(H&A方式)
東西が対戦するのは”決勝戦”のみ。
「Jリーグ勢vsサウジ勢」を見るには、決勝戦まで進む必要があります。
開催時期
GL(グループリーグ)
試合 | 西アジア | 東アジア |
---|---|---|
第1節 | 9/18・9/19 | 9/19・9/20 |
第2節 | 10/2・10/3 | 10/3・10/4 |
第3節 | 10/23・10/24 | 10/24・10/25 |
第4節 | 11/6・11/7 | 11/7・11/8 |
第5節 | 11/27・11/28 | 11/28・11/29 |
第6節 | 12/11・12/12 | 12/12・12/13 |
決勝ラウンド(ノックアウトステージ)
試合 | 西アジア | 東アジア |
---|---|---|
ラウンド16 | ①2/12・2/13 ②2/19・2/20 | ①2/13・2/14 ②2/20・2/21 |
準々決勝 | ①3/4・3/5 ②3/11・3/12 | ①3/5・3/6 ②3/12・3/13 |
準決勝 | ①4/16 ②4/23 | ①4/17 ②4/24 |
決勝戦
・第1戦:5/11
・第2戦:5/18
アウェーゴールは廃止。
同点の場合は、延長戦の後・PK戦。
まとめ
7月・8月は毎日のように”有名選手獲得のニュース”が飛び交ったサウジアラビア。
メンバー表を見る限り、圧倒的な戦力を有しているのは間違いありません。
だからこそ、ACLにかつてないほどの注目が集まっています。
今季は、西アジアの試合を観る方も増えるはず。
ACLは、DAZNでのみ視聴可能です。
普段はJリーグやヨーロッパの試合を観ているあなたも、ぜひ一緒にサウジの試合を見てみましょう!
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