『アジアのサッカー強豪国』
日本が属する地域・アジア。
世界的に見れば、”サッカーがあまり盛んではない地域”かもしれません。
それでも、サッカーが強い国や強くなってきている国もたくさんあります。
では、”アジアのどこの国が強いのか?”
今回は、”アジアのサッカー強豪国”についてまとめていきます。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
アジアのサッカー強豪国(TOP5)
アジアの強豪と呼ばれる5カ国。
世界中のチームと対等に渡り合い、時には強豪を倒すことも。
W杯での経験も豊富で、アジア杯では優勝候補に名前の上がる国々です。
日本(Japan)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:7回
・W杯最高成績:ベスト16(4回)
・アジア杯優勝回数:4回
現在、「アジア最強」と呼ばれる我らが日本。
”海外でプレーするのは数人”という時期が続いていましたが、育成が大成功。
2010年南アフリカの躍進をキッカケに”日本人選手の需要”が増加。
東京五輪世代が成長したこともあり、いまでは”代表メンバーほぼ海外組”という状況です。
目指すはW杯ベスト8以上。
そして、サッカー強豪国への仲間入りです。
韓国(Korea)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:11回
・W杯最高成績:ベスト4(2002年)
・アジア杯優勝回数:2回
日本の最大のライバル。
W杯出場回数、最高成績ともにアジアトップ。
パク・チソンやソン・フンミンなどの世界有数のトッププレイヤーも輩出しています。
”目の前の相手には負けない”ことを徹底してくるチームで、異名は「アジアの虎」。
現在は「日本の方がやや優勢かな?」というイメージですが、日韓戦では目の色を変えてきます。
イラン(Iran)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:6回
・W杯最高成績:GL敗退
・アジア杯優勝回数:3回
定期的に”5大リーグ”の選手を輩出するサッカー強豪国。
フィジカルの強さを全面に出した攻撃力が売りのチームです。
2024年アジア杯準々決勝では、日本も1-2で敗れています。
「アジアの強豪」と言えば真っ先に名前のあがる国で、サッカー通ならば”イランが強い”は常識。
意外な点は、W杯ベスト16に進出したことがないこと。
サウジアラビア(Saudi Arabia)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:6回
・W杯最高成績:ベスト16(1994年)
・アジア杯優勝回数:3回
2002年日韓W杯ではドイツに0-8で敗北。
以降、「0-8=サウジスコア」なんて言われるようになりましたが、しっかりと力のあるチーム。
2022年カタールW杯では、アルゼンチンを1-0で破り、翌日が祝日になるほどの盛り上がりを見せました。(参照:スポーツ報知)
現在は、国をあげてサッカーを強化。
オイルマネーを用いて、国内クラブにビッグネームが次々に加入。
しかし、その影響で”サウジアラビア人が試合に出れない”という新たな問題が浮上中・・・。
オーストラリア(Australia)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:6回
・W杯最高成績:ベスト16(2回)
・アジア杯優勝回数:1回
オセアニアの国ですが、2006年にAFC(アジアサッカー連盟)に加入。
フィジカルが強く、”前線への放り込み”には日本も長年苦しめられてきました。
特に印象深いのは、2006年ドイツW杯での逆転負け。
また、豪州サポーターからは「Nippon: Forever in our Shadow(日本よ。永遠に我々の影に)」という弾幕が掲げられたことも。
しかし、今では立場は逆転。
パスサッカーを志向してからは、昔のような強さを失っています。
W杯アジア最終予選では2大会連続で苦戦しており、大陸間プレーオフの末にW杯出場権を獲得。(2018年、2022年)
アジアの準強豪国(2番手グループ)
アジアのサッカーのレベルは確実に上がっています。
TOP5の国々でも、”大事な試合を落とす”ということが増えてきました。
その理由は、”準強豪国”とされる国々が、明らかに強くなっているから。
中には、「TOP5に割って入ってくる!?」という勢いを持った国も。
カタール(Qatar)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:1回(開催国枠)
・W杯最高成績:GL敗退
・アジア杯優勝回数:2回
現在、アジア杯2連覇中。
2019年アジア杯決勝戦では日本も敗れており、その実力は本物です。
サウアラビアと同様に、オイルマネーで潤っている国。
自国のリーグのお給料も良いので、選手たちの”海外志向”は弱め。
この考え方が、代表の未来にどう影響するか・・・。
ウズベキスタン(Uzbekistan)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:0回
・W杯最高成績:アジア最終予選出場
・アジア杯優勝回数:なし(2011年にベスト4)
今、最も乗っている国。
もともと”難敵”として知られていましたが、ここ数年で急成長。
2026年W杯アジア最終予選でも順調に勝ち点を積み上げ中です。
若手選手の強化も進んでおり、2024年パリ五輪にも出場。
今後、TOP5に割って入ってくる可能性も多いにあります。
イラク(iraq)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:1回(1986年)
・W杯最高成績:GL敗退
・アジア杯優勝回数:1回(2007年)
往年の日本人サッカーファンにとっては、”因縁の相手”かもしれません。
なにせ、1994年W杯出場を逃した”ドーハの悲劇”の相手国です。
直近では、2024年アジア杯でも1-2で日本が敗れています。
一点気になるのは・・・、
情勢不安の中、どうやってサッカーの強化に励んでいるのだろう・・・。
ヨルダン(Jordan)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:0回
・W杯最高成績:アジア最終予選出場
・アジア杯優勝回数:なし(2023年に準優勝)
2024年アジア杯直前の練習試合では、日本に1-6で敗北。
そこから立て直し、本大会では”決勝戦”に進出。(参照:サッカーダイジェスト)
アジアに”大きなサプライズ”を起こしました。
No.10を背負うムサ・アルターマリはモンペリエ(フランス)でプレー。
アジアの新興勢力
まだまだ強豪とは言えませんが・・・。
数年後には、”強敵”になっているかもしれない2つの国をご紹介します。
タイ(Tai)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:なし
・W杯最高成績:アジア最終予選出場
・アジア杯優勝回数:なし(1972年に3位)
小柄ながらも、技術に秀でた選手が多い国。
チャナティップをティーラトンはじめ、Jリーグで活躍できる選手も増加中です。
タイ人にとっては、「Jリーグ=憧れのリーグ」という背景もあり、良い選手が来日するケースは多くなるかもしれません。
タイ代表を指揮するのは、鹿島などを指揮した石井正忠監督。
インドネシア(Indonesia)
Embed from Getty Images・W杯出場回数:1回(1936年)
・W杯最高成績:1回戦敗退
・アジア杯優勝回数:なし(2023年にベスト16)
”オランダからの帰化”が急増し、それに伴いサッカーの強さも急上昇。
「以前はオランダ領だった」という歴史的背景があり、ルーツのある選手に声をかけまくっているようです。
現在は「オランダに入れる可能性が低い選手が帰化している」というイメージですが、今後その流れがどうなっていくのか。
2026年W杯アジア最終予選にも進出しており、日本と同組に。
アジアのタイトル獲得ランキング
W杯・五輪といった世界規模の大会でのアジア諸国の成績。
また、アジアカップでの優勝回数については以下の記事にまとめています。
「タイトル数=強さの指標」にもなるので、ぜひこちらも読んでみてください!
まとめ
現在のアジアの勢力図は、ザックリと上記で示した通り。
TOP5の国との試合では、「激戦になるだろうな・・・」と意気込み、
準強豪との試合では、「油断できないぞ・・・!」って思ってください。
今回は名前の上がらなかった国の中にも、サッカーに力を入れている国は数多くあります。
現在は”最強”とされる日本も、その地位が安泰なわけではありません。
”アジアで飛び抜けた存在”になるためにも、”世界的なサッカー強豪国”への飛躍に期待です!!
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