「補強禁止を味わった男」
大卒2年目で鹿島のレギュラーに定着したアタッカー。
積極性が高く、なによりよく走る。
そんな期待の若手は、”あの一件”に巻き込まれています。
そう、”ジュビロの補強禁止処分”。
大学卒業間近に、”入団するクラブが変わる”という経験をした貴重な選手です。
今回は、師岡柊生のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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師岡柊生ってどんな選手?
- 名前:師岡柊生(もろおか しゅう)
- 生年月日:2000年12月9日
- 出身地:東京都八王子市
- 所属チーム:鹿島アントラーズ
- ポジション:MF/FW
- 背番号:19番
- 身長:174cm
- 体重:69kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:なし
ジュビロ内定が取り消しに
FIFAから下された”ジュビロ磐田の1年間補強禁止”。
ファビアンゴンザレスの件で重い処分が下され、日本サッカー界がザワつきました。(参照:サッカーキング)
師岡選手も、この処分の影響を受けてしまった選手。
大学4年の時(2022年)に勝ち取った”ジュビロ磐田内定”は破談に。
しかし、”大学屈指のFW”がフリーになったことで、代理人が素早く行動。
破談の直後に、鹿島入団が決定します。
チームメイト・関川郁万
今日は、師岡選手の誕生日!#antlers
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) December 9, 2023
ハッピーバースデー、モロ!
公式Instagramでは、関川選手と舩橋選手が師岡選手を紹介していますので、ぜひご覧ください!#師岡柊生#関川郁万#舩橋佑 pic.twitter.com/0OlmYVtt0I
鹿島のDF・関川郁万選手とは小学生の頃からの仲。
八王子選抜で出会い、中学時代は同じクラブでプレー。(参照:ゲキサカ)
7年間の時を経て、再びチームメイトになりました。
師岡選手曰く、「郁万は中学生の頃からスーパーだった」。
師岡柊生の着用スパイク
Embed from Getty Images師岡選手は、以下の2種類のスパイクを着用しています。
・ナイキ:ファントム
・ヒュンメル:ヴォラート
師岡柊生のプレースタイル
Embed from Getty Images「コースがあれば仕掛ける」
- アジリティ能力の高さ
- 豊富な運動量
- シュートの意識
俊敏性が高く、守備意識も高いアタッカー。
元々はFWですが、SH(サイドハーフ)でも本職並みのプレーを見せています。
ポジションが変われど、強引な突破とシュート意識の高さはそのまま。
コースが見えれば、迷わずに仕掛け、足を振り抜きます。
師岡柊生の経歴
- 大和田SC
- FC多摩
- 日本航空高校サッカー部
- 東京国際大学サッカー部
- 鹿島アントラーズ
小学生時代
小学生時代は、大和田SCでプレーしています。
兄の影響で、小学校入学前からサッカーを開始。
高学年になると八王子選抜に選ばれ、関川郁万選手とツートップを組んでいます。
中学生時代
中学生時代は、FC多摩でプレーしています。
毎年のように強豪校に進学する選手を輩出する名門クラブ。
師岡選手の世代は、クラブユースで全国ベスト32に進出しています。(参照:FC多摩公式HP)
FC多摩出身の選手
・関口訓充
・佐藤揺大
・関川郁万(同期)
・宮崎純真(同期)
・大関友翔
・貴田遼河
高校生時代
高校生時代は、日本航空高校サッカー部でプレーしています。
3年時には、”10番・FW”として第97回全国高校サッカー選手権に出場。(参照:ゲキサカ)
ベスト8で瀬戸内高校に敗北。
あと1つ勝てれば、「関川郁万との対戦(流経柏)」が実現していました。

大学生時代
大学生時代は、東京国際大学サッカー部でプレーしています。
コロナの影響で、授業がオンラインに変更。
”1人暮らし→実家からの通学”に変更。
グラウンドがある坂戸市までは約2時間半かかるため、ハードな毎日だったことでしょう・・・。
サッカー面では、1年生からトップチーム入り。
大学4年からは関東1部リーグでのプレーが実現しています。(参照:ゲキサカ)
その後、ジュビロ磐田への入団が内定するも、補強禁止処分の影響で入団は実現せず。
代理人がいたことが功を奏し、すぐに”鹿島入団”が決まります。
東京国際大学時代のチームメイト
・落合陸(同期)
・佐川洸介(同期)
・林祥太郎(同期)
・山原康太郎(同期)
・熊坂光希(1学年後輩) など
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2023年に鹿島アントラーズに入団します。
関川郁万とは、中学生以来のチームメイトに。
2024年に右SHのレギュラーに定着し、第22節札幌戦では初ゴールを決めています。
鹿島での成績
・2023年:4試合0ゴール(J1)
・2024年:32試合3ゴール(J1)
まとめ
”補強禁止”の影響を受けた貴重な選手。
そう言えるのは、現在プロで活躍できているから。
大卒2年目でスタメンに定着し、優勝争いを展開中。
今後も活躍が続けば、「補強禁止の影響を受けた選手」という事実も有名になっていくでしょう。
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