「相互支援後・初のJリーガー」
土屋巧選手は日本体育大学柏高校の出身。
この学校は、柏レイソルと相互支援を行い、もう1つのレイソルアカデミーとしての顔を持ちます。
2015年の提携開始から7年。
土屋選手は、相互支援後・初のJリーガーとなりました。
お互いに高め合ってきたからこそのプロ入り。
今回は、土屋巧のプレースタイルと経歴をご紹介します。
土屋巧について
- 名前:土屋巧(つちや たくみ)
- 生年月日:2003年10月25日
- 出身地:栃木県宇都宮市
- 所属クラブ:柏レイソル
- 背番号:34番
- ポジション:DF/MF
- 身長:179cm
- 体重:72kg
提携後、初めてのJリーガー
柏レイソルと日本体育大学柏高校は、2015年から相互支援契約を結んでいます。
- 柏レイソルU-18の選手たちが日体柏に通う
- 日体柏サッカー部の上手い選手が柏U-18の練習に参加する
- 柏アカデミーのコーチを日体柏に派遣 など
もうひとつのレイソルアカデミーとして機能すると同時に、日体柏もレイソルメソッドを取り入れています。(参照:Sportiva)
相互支援から5年後に”33年ぶりの全国大会出場”を果たした日体柏。
そして、7年後には土屋巧選手が柏レイソルに入団しました。
高い質問力
質問力は、社会人にとって重要なスキルです。
成長のため、他人の意見を聞いて吸収する。
遠慮してしまったり、自分のやり方を貫いてしまったりする人も多いはず。
土屋選手は、高校生の頃から高い質問力を持っています。
練習参加した際には、プロの舞台で活躍する選手たちに臆せずに質問。
- 高橋祐治に守備対応を聞く
- 瀬川祐輔にポジショニングについて聞く
常に学ぶ姿勢を持つ土屋選手。
どこかのタイミングで、一気に突き抜けるかもしれません。
土屋巧のプレースタイル
Embed from Getty Images「守備のオールラウンダー」
土屋選手は、守備面でのプレーが持ち味。
そして、守備的なポジションであればどこでもトップレベルでプレーできます。
- CB(センターバック)
- SB(サイドバック)
- WB(ウィングバック)
- IH(インサイドハーフ)
- DH(ディフェンシブハーフ)
プロサッカー選手としては、特段体格が良いわけではありません。
それでも、空中戦の強さ、粘り強い守備など、ガッツあるプレーを見せます。
土屋巧の経歴
- ともぞうSC(宇都宮市立白沢小学校)
- ヴェルフェたかはら那須
- ウイングスSC(宇都宮市立古里中学校)
- 日本体育大学柏高校サッカー部
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、ともぞうSCでサッカーを始めます。
手塚康平選手(現・サガン鳥栖)が育ったチームでプレーした後、ヴェルフェたかはら那須に移籍。
中学生時代
中学生時代は、ウイングスSCでプレーしています。
育成に定評のある東京ヴェルディの8支部のうちの1つ。
栃木県では、2チーム目のヴェルディ公認チームです。
高校生時代
高校生時代は、日本体育大学柏高校サッカー部でプレーしています。
2019年のインターハイにて、35年ぶりに全国大会出場。
とはいえ、まだ1年生のため応援側に回った土屋選手。
自身の全国大会出場はなかったものの、3年時にはキャプテンとしてチームを関東大会出場に導きました。
柏レイソル
2022年に柏レイソルに入団します。
シーズン序盤はカップ戦での出番も限られていましたが、次第に出場機会が増加。
Jリーグ3試合に先発出場し、リーグ終盤には毎試合メンバー入りするようになりました。
まとめ
高卒1年目から出場機会を得た土屋選手。
この選手のプレーには、多くの人が注目しています。
「クラブチームと高校の提携」から生まれた選手が、プロでどんな活躍を見せるのか。
今後の活躍次第では、「クラブチームと高校の提携」が日本中に浸透するかしれません。
柏レイソルと日本体育大学柏高校の提携後、プロ1号として語り継がれる選手であることは間違いありません。
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