「開幕戦ハットトリック」
2023年J1リーグ開幕戦。
17年ぶりに”開幕戦ハットトリック”を達成した選手が現れました。
その選手の名前は”大橋祐紀”。
その試合で名前は広く知れ渡り、新たな湘南のエースに名乗りをあげました。
今回は、大橋祐紀のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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大橋祐紀ってどんな選手？
- 名前：大橋祐紀（おおはし ゆうき）
- 生年月日：1996年7月27日
- 出身地：千葉県松戸市
- 所属チーム：ブラックバーン（イングランド2部）
- ポジション：FW
- 背番号：未定
- 身長：178cm
- 体重：72kg
- 利き足：右
Jリーグ開幕戦でハットトリック
2023年J1リーグ開幕戦。
湘南ベルマーレの最注目は、2022年カタールW杯のメンバー入りを果たした町野修斗選手。
しかし、この試合で最も脚光を浴びたのは、別の選手。
町野選手とツートップを組んだ大橋祐紀選手です。
Jリーグ史上6人目となる”開幕戦ハットトリック”を達成。
この試合をキッカケに、2023年シーズンは得点量産体制に入っています。
Jリーグ開幕戦ハットトリック達成者
・ジーコ（1993年）
・マジーニョ（1997年）
・バロン（2000年）
・柳沢敦（2006年）
・我那覇和樹（2006年）
・大橋祐紀（2023年）
千葉県松戸市出身
松戸市さんから🤩
— 大橋祐紀 (@Ohashi7270) February 20, 2023
ありがとうございます🙇♂️ https://t.co/kByDlw7hpG
大橋選手の出身地は、千葉県松戸市。
柏レイソルの本拠地である柏市のお隣です。
小学生時代は柏市の強豪チームでプレーするも、中学進学と同時にジェフユースに入団しています。
勉強も得意
5人全員で羽ばたけるように頑張りましょう！#湘南ベルマーレ#FC東京#柏レイソル#東京ヴェルディ#FC琉球 https://t.co/7ubmrUXrCV
— 大橋祐紀 (@Ohashi7270) December 13, 2018
周囲には強豪から声がかかるのに、”サッカー推薦”をもらえなかった大橋選手。
しかし、日頃から勉強にもしっかり取り組んでいた大橋選手。
- 八千代高校（偏差値67）
- 中央大学（MARCH）
高校・大学ともに一般入試で入学。
「文武両道」を実現している選手です。
大橋祐紀の着用スパイク
着用メーカー：アンブロ
大橋選手は、アクセレイターを着用しています。
カンガルー皮革の柔らかいアッパー。
そして、スパイク内の温度を適温に保つ「GAINA（ガイナ）」という素材が使われています。
大橋祐紀のプレースタイル
Embed from Getty Images「献身的な点取り屋」
大橋選手のポジションはFW。
ゴール前に飛び込むタイミングがよく、強烈なミドルシュートも武器。
大学時代には、関東2部リーグのシーズン得点記録を更新しています。
また、守備にも頑張る点も特徴。
”走る”ことはもちろん、”守備の上手さ”も兼ね備えています。
大橋祐紀の経歴
- 常盤平SC（松戸市立牧之原小学校）
- 柏イーグルス
- ジェフユナイテッド千葉U-15（松戸市立常盤平中学校）
- 八千代高校サッカー部
- 中央大学サッカー部
- 湘南ベルマーレ
- サンフレッチェ広島
- ブラックバーン（イングランド2部）
小学生時代
小学生時代は、2つのクラブでプレーしています。
- 常盤平SC
- 柏イーグルス
小学1年生でサッカーを開始。
「前線でプレーしたい」という想いはありながらも、任されたポジションはSB（サイドバック）。（参照：サッカーマガジン）
柏イーグルスの1学年後輩には、松本健太選手（現・柏レイソル）も在籍していました。
中学生時代
中学生時代は、ジェフユナイテッド千葉U-15でプレーしています。
ポジションはMF。
プロ候補生がひしめく中で、試合に絡めない日々。
ユースへの昇格を逃し、高校サッカーの道へと進みます。
高校生時代
高校生時代は、八千代高校サッカー部でプレーしています。
1年生チームの中でもレギュラー組には入れず。
高校3年生には”10番”を背負う選手になり、ポジションも念願のFWに。
八千代高校出身のサッカー選手
・羽生直剛
・山崎亮平
・米倉恒貴
・長澤和輝
・永戸勝也 など
大学生時代
【お知らせ】
— 中央大学学友会サッカー部 (@chuo_univ_fc) June 20, 2018
この度、大橋選手(4年/千葉県立八千代高校出身)が来季から湘南ベルマーレへ加入することが発表されましたのでお知らせ致します。
本人コメント、プロフィールの詳細はこちらをご覧ください。https://t.co/PJnvia1DnU pic.twitter.com/xK9FqojRg2
大学生時代は、中央大学サッカー部でプレーしています。
入学当初は中盤でプレーしていましたが、大学2年の後期にFWに。（参照：サッカーマガジン）
関東2部リーグから”関東選抜”に選ばれ、始めた”プロ”を意識するように。
大学4年時には、関東2部リーグのタイトルを獲得し、プロデビューも果たします。
- 関東2部リーグ優勝
- ベストイレブン
- 得点王
- J1リーグ最終節に出場
中央大学時代の同期
・渡辺剛
・上島拓己
・安在達弥
・内藤健太 など
湘南ベルマーレ
Embed from Getty Images2019年に湘南ベルマーレに入団します。
プロ1年目、初ゴールを決めた試合で全治8ヶ月の大怪我。
翌年も、全治5ヶ月の大怪我。（参照：FOOTBALL CHANNEL）
復帰後は着実に出場機会を増やし、2023年に大ブレイク。
開幕戦でハットトリックに加え、シーズン二桁ゴールを実現しました。
湘南での成績
・2018年：1試合0ゴール（特別指定選手）
・2019年：5試合1ゴール
・2020年：7試合0ゴール
・2021年：31試合4ゴール
・2022年：23試合2ゴール
・2023年：23試合13ゴール
サンフレッチェ広島
2024年にサンフレッチェ広島に移籍します。
複数クラブでの争奪戦の末、”広島入り”を決断。
そして、「ピース・ウィングスタジアムでのJリーグ初ゴール」を記録。
わずか半年の在籍でしたが、リーグ戦11ゴールの活躍を見せました。
退団決定時には、”限定ユニフォーム（大橋の背番号）に直筆サイン”をプレゼントしています。
広島での成績
・2024年：22試合11ゴール（途中退団）
ブラックバーン（イングランド2部）
2024年7月にブラックバーン・ローヴァーズFCに完全移籍します。
2000年代にはプレミアリーグにいたクラブ。
大橋選手は、3年契約での加入になりました。
まとめ
- 強豪から声がかからなかった
- 希望のポジションがやれなかった
- プロ入り数年は怪我に泣いた
幼い頃から、”上手いけど、希望通り”にはいっていなかった選手。
反骨心を持ち、「下から這い上がった」ことは容易に想像できます。
2024年に、28歳で海外初挑戦。
もしかしたら、”プレミア”でプレーする日も来るかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます！
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