「北欧から来た司令塔」
2024年に来日した浦和の司令塔。
初めてプレーを見た感想は、「上手すぎる!!」。
中盤でテンポよくボールを配給し、1つ1つのプレーが”とにかく正確”。
「上手い」を通り越して、「美しい」の領域です。
経歴を見ると・・・
スウェーデン代表で、セリエA(イタリア)でのプレー歴もあり。
納得の上手さです!!
今回は、グスタフソンのプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

グスタフソンってどんな選手?
- 名前:サミュエル グスタフソン
- 生年月日:1995年1月11日
- 出身地:スウェーデン
- 所属チーム:浦和レッズ
- ポジション:MF
- 背番号:11番
- 身長:187cm
- 体重:79kg
- 利き足:右
スウェーデン代表歴
Embed from Getty Images- A代表:13試合0ゴール(2022年〜)
- 世代別:U-21スウェーデン代表
セリエAでのプレー経験
Embed from Getty Images※ナポリ戦で、ハムシク(スロバキア代表)とマッチアップしている写真。
5シーズンに渡ってイタリアでプレー。
怪我の影響もあり、セリエAでは9試合の出場となりましたが、セリエBで大活躍。
かつて中田英寿もプレーしたペルージャなど、セリエA在籍歴のある名門で主力を張っていました。
欧州主要大会に出場
Embed from Getty Images※レヴァークーゼン戦で、ヴィツェル(ドイツ代表)とマッチアップしている写真。
2023-24シーズンにEL(ヨーロッパリーグ)に出場。
惜しくもGL敗退となりましたが、ドイツの強豪・レヴァークーゼンとも対戦しています。
また、代表活動ではEURO2024の予選にも出場。
こちらも予選敗退となり、本戦には出場できませんでしたが・・・。
イブラヒモビッチとも一緒にプレーしています。(参照:サッカーキング)
双子の弟 シモン・グスタフソン
グスタフソン選手は、双子の兄。
”双子➕3歳下の弟”の3人兄弟です。(参照:Sports navi)
驚くべきことに、3兄弟全員がサッカー選手。
そして、父親も元・サッカー選手という、「優秀すぎるサッカー一家」です。
・父:元サッカー選手
・サミュエル(双子兄):トリノ、ペルージャ、浦和レッズ など
・シモン(双子弟):フェイエノールト、ユトレヒト など
・エリアス(弟):スウェーデンの5クラブでプレー
グスタフソンの着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
グスタフソン選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中では、足幅が広めなスパイクです。
グスタフソンのプレースタイル
Embed from Getty Images「ゲームメーカー」
- 正確無比なボールタッチ
- 視野の広さ
- ボールキープ能力
ポジションはアンカー(中盤の底)。
チームの真ん中に位置し、攻守に渡ってゲームをコントロールします。
「パスにメッセージを込める」とはよく言いますが、まさにその言葉の体現者。
ボールタッチが柔らかく、視野の広さは草食動物に匹敵するほど!
Jリーグでは別格級のMFです。
グスタフソンの経歴
- ファスベリIF(ユース年代)
- BKヘッケン
- トリノ
- ペルージャ
- ヴェローナ
- クレモネーゼ
- BKヘッケン(復帰)
- 浦和レッズ
ユース時代
ユース時代は、ファスベリIFでプレーしています。
”双子の弟・シモン”が15歳でトップチームに昇格し、世代別スウェーデン代表にも招集される傍ら・・・。
代表はおろか、トップチームにも昇格できず。(ヘッケン時代にU-21代表に初選出)
BKヘッケン
Embed from Getty Images2013年にBKヘッケンに入団します。
弟のシモンも同年にヘッケンに移籍し、2シーズン半に渡って共闘。
かつては、「動かなすぎて中村俊輔に怒られた人」でお馴染みの”カイケ(元・横浜FM)”も所属していたクラブです。
BKヘッケンでの成績
・2013年:30試合0ゴール
・2014年:21試合3ゴール
・2015年:27試合5ゴール
・2016年:17試合3ゴール
イタリア時代
Embed from Getty Images2016年8月にトリノに移籍。
以降、5シーズンにわたってイタリアでプレーしています。
・トリノ
・ペルージャ
・ヴェローナ
・クレモネーゼ
イタリア時代に、「天国と地獄」を味わっています。(参照:Sports navi)
まず、”地獄”というべきは、復帰まで半年を要する大怪我をしたこと。
誰もが憧れる5大リーグのセリエA挑戦中に起きた悲劇です。
一方、”天国”というべきは、ヴェローナ時代に「アンカーにコンバート」したこと。
このポジション変更をキカッケに、”グスタフソンらしさ”が、より発揮できるようになったのでしょう。
イタリアでの成績
・2016-17年:5試合0ゴール(トリノ[セリエA])
・2017-18年:4試合0ゴール(トリノ[セリエA])→21試合1ゴール(ペルージャ[セリエB])
・2018-19年:31試合1ゴール(ヴェローナ[セリエB])
・2019-20年:19試合0ゴール(クレモネーゼ[セリエB])
・2020-21年:33試合0ゴール(クレモネーゼ[セリエB])
イタリア時代のチームメイト
・ジョー ハート(トリノ)
・リャイッチ(トリノ)
・マキシ ロペス(トリノ)
・イトゥルベ(トリノ)
・ザッパコスタ(トリノ)
・サディク(トリノ)
・パッツィーニ(ヴェローナ)
・イ スンウ(ヴェローナ) など
BKヘッケン(復帰)
2021年7月にBKヘッケンに入団します。
ヘグモ監督(元・浦和監督)の元でプレーし、クラブ史上初のリーグ優勝。
個人では、スウェーデン代表にも初招集され、EUROの予選にも出場。
ちなみ、弟のシモンも2022年にヘッケンに復帰。
BKヘッケンでの成績
・2021年:4試合0ゴール(途中加入)
・2022年:28試合1ゴール(リーグ優勝)
・2023年:29試合1ゴール
浦和レッズ
Embed from Getty Images2024年に浦和レッズに移籍します。
「ヘグモ監督の愛弟子」として、監督と共に来日。
Jリーグで別格級のプレーを見せ、注目度は日に日に上昇。
特に、「サッカー通にはたまらない」というべきプレーを連発中です。
浦和での成績
・2024年:28試合2ゴール(J1)
まとめ
プレーの1つ1つに意図を込め、「メッセージ付きのパス」を配給。
相手に寄せられたら、蝶々のようにヒラリとかわす。
”簡単そうにプレーをする”こともあって、彼の上手さには気づきにくいかもしれません。
”グスタフソンのやばさ”に気づいたあなたは、間違いなくサッカー通です!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。
ぜひ、気になる記事を読んでいってください。

コメント