「怪物級のフィジカル」
スタメンで出るよりも、後半途中からの登場が多い選手。
たった数十分のプレー時間でも、流れをガラッと変えてしまうほどの”強烈な個の力”。
2人同時に守りにきたっておかまいなし！
圧倒的なフィジカルを武器に、”前へ・前へ”と突き進みます。
その姿は、まさに「フィジカルモンスター」。
今回は、ルカオのプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
ルカオってどんな選手？
- 名前：ルカオ（ルーカス・マルコス・メイレレス）
- 生年月日：1995年9月22日
- 出身地：ブラジル（サンパウロ）
- 所属チーム：ファジアーノ岡山
- ポジション：FW
- 背番号：99番
- 身長：191cm
- 体重：91kg
- 利き足：右
ブラジル代表歴
- A代表：なし
- 世代別：なし
J1昇格プレーオフで見せた衝撃
J2リーグをよく見ている方にはお馴染みの選手ですが・・・。
「ルカオ」という名前が日本中に轟くキッカケは、”2024年J1昇格プレーオフ”。
まさに「衝撃」でした。
後半15分から出場し、いつも通り”フィジカル”で打開。
複数人を相手に1人で打開し、J1昇格を決定づける2点目をアシスト。
その他にも、”ルカオらしさ”は全開の試合でした。
J1クラブのサポーターたちも、すでにルカオを警戒しています。
ブラジルでは炭鉱で働いていた！？
Embed from Getty Imagesブラジル出身の選手ですが、ブラジルでのプロキャリアはなし。
「炭鉱で働いていた」という、異色のキャリアの持ち主です。（参照：Qoly）
- 炭鉱
- 大工の助手
- トマト農園
- パン屋 など
さまざまな仕事の経験があり、人柄もとても真面目。
プロキャリアのスタートは”北マケドニア”
Embed from Getty Imagesブラジル出身の選手で、ブラジルでプロになって・・・というわけではなく。
プロキャリアのスタートは”北マケドニア”。
2025年1月時点で、北マケドニアのFIFAランクは67位。（参照：サッカーキング）
「サッカー強豪国」ではありませんが、2022年カタールW杯予選ではイタリアを敗退に追いやったことも。
※W杯本大会出場はならず。
ルカオの着用スパイク
メーカー：ナイキ
ルカオ選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中では、足幅が広めなスパイクです。
ルカオのプレースタイル
「強烈なフィジカル」
- パワー
- スピード
- 打点の高いヘディング
スタメン出場の機会は、そこまで多くない選手。
だからこそ、試合に出れば”フルパワー”を出してきます。
とにかくスゴいのは”フィジカル”。
スペースがあればブッチ切り、相手に寄せられても弾き飛ばす！
ルカオにボールを預ければ、1人でチャンスを作ってくれます。
ルカオの経歴
- ヨーロッパ時代
- 鹿児島ユナイテッドFC
- ツエーゲン金沢
- 松本山雅FC
- ファジアーノ岡山
ヨーロッパ時代
ヨーロッパでは、3つのクラブでプレーしています。
- マケドニアGP（北マケドニア）
- レノヴァ（北マケドニア）
- ラリッサFC（ギリシャ）
ギリシャ時代には8ゴールを決めていますが、2部リーグでプレー。
多くの人が想像する「華やかなヨーロッパ」ではありません。
鹿児島ユナイテッド
2019年8月に鹿児島ユナイテッドFCに移籍します。
移籍直後は”3試合2ゴールペース”で得点を重ねるも、徐々に勢いは低下。
クラブも21位フィニッシュで、J3降格という結果に。
鹿児島での成績
・2019年：16試合3ゴール（J2［途中加入］）
鹿児島時代のチームメイト
・韓勇太
・酒本憲幸
・平川怜
ツエーゲン金沢
2020年にツエーゲン金沢にレンタル移籍します。
「ルカオ＆加藤陸次樹」のツートップは、J2規格外の破壊力。
揃って”二桁ゴール”を達成するも、順位は18位と振るわず。
金沢での成績
・2020年：24試合10ゴール（J2）
松本山雅FC
2021年に松本山雅FCに移籍します。
怪我の影響もあり、移籍1年目はたった4試合の出場。
そして、J3に降格するも、クラブに残留して「1年間J3で戦うこと」を決意。
翌年は”4ゴール4アシスト”を記録していますが、1年でのJ2復帰はならず。
また、クラブからは”0円提示（契約満了）”を受けています。
松本での成績
・2021年：4試合0ゴール（J2）
・2022年：21試合4ゴール（J3）
松本時代のチームメイト
・伊藤翔
・横山歩夢
・前貴之
・田中パウロ淳一 など
ファジアーノ岡山
2023年にファジアーノ岡山に移籍します。
”数字以外の部分”で多いに貢献。
1人で打開し、チームの得点に大貢献。
2025年からは、自身初のJ1リーグ挑戦が待っています。
岡山での成績
・2023年：28試合1ゴール（J2）
・2024年：33試合5ゴール（J2）
まとめ
- 29歳のブラジル人（2025年時点）
- 炭鉱や農園で働いていた
- 2024年までは”J2とJ3”でプレー
一見すると、”パッとしない経歴”の持ち主が、「J1を破壊するのでは？」とも言われています。
圧巻のパワーと、圧巻のスピード。
2025年は、Jリーグに衝撃をもたらすかもしれません。
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