「町田のバランサー」
アビスパ福岡でキャプテンマークを巻いていた選手。
攻撃では”パスの出し手”としての役割を担い、守備では”潰し屋”として危険なエリアを封鎖する。
中盤に君臨し、攻守に渡って躍動します。
今回は、前寛之のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
前寛之ってどんな選手?
- 名前:前寛之(まえ ひろゆき)
- 生年月日:1995年8月1日
- 出身地:北海道札幌市
- 所属チーム:FC町田ゼルビア
- ポジション:MF
- 背番号:未定
- 身長:173cm
- 体重:68kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-18日本代表(2013年)
札幌育ち
Embed from Getty Images4年間にわたって”福岡のキャプテン”を務めていることもあり、”アビスパのイメージ”が強い選手ですが・・・。
実は札幌で生まれ。
小学生からコンサドーレユースに所属し、コンサドーレでプロになった選手です。
兄・前貴之
2歳上の兄は、同じくJリーガーの前貴之。
共に札幌のアカデミー育ちで、高校卒業と同時に札幌のトップチーム入り。
2014年に弟・寛之がトップ昇格したこと、クラブ初の兄弟選手になりました。
2023年ルヴァンカップMVP
Embed from Getty Imagesアビスパ福岡にとって、”クラブ史上初タイトル”となった2023年ルヴァンカップ。
この大会でMVPに輝いたのは、キャプテン・前寛之。
しかも、本職のボランチではなく、”左シャドー”。
普段よりも攻撃的なポジションでプレーし、タイトル貢献に一役を買いました。(参照:ゲキサカ)
前寛之の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:プーマ
前選手は、プーマのウルトラを着用しています。
ウルトラシリーズは、とても軽量でスピードプレーヤーに好まれる人工皮革のスパイクです。
※お子様向けや、フットサル用のモデルも販売しています。
前寛之のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型MF」
- ボール奪取能力
- パス精度
- 両足上手い
危険なエリアを察知し、即座に”潰し”にやってくる。
パスの配給役としても優秀で、広い視野を活かして”攻撃の開始地点”に。
しかも、”両足とも精度が高い”という点が、相手からしたら非常に厄介。
攻守ともに、なんでもできる万能型MFです。
前寛之の経歴
- コンサドーレ札幌U-12
- コンサドーレ札幌U-15
- コンサドーレ札幌U-18
- コンサドーレ札幌
- コーンケン(タイ[レンタル])
- 水戸ホーリーホック
- アビスパ福岡
- FC町田ゼルビア
学生時代
学生時代は、コンサドーレ札幌の下部組織でプレーしています。
- コンサドーレ札幌U-12
- コンサドーレ札幌U-15
- コンサドーレ札幌U-18
2歳上の兄・貴之の背中を追いかけてサッカーの道に。(参照:いばナビ)
小学4年生から札幌U-12に入団し、全国大会や東日本選抜への招集歴もあり。
高校時代には1年生から公式戦のメンバー入りを果たし、翌年にはJユースカップ初優勝。
2013年(高校3年)にはトップチームの一員として天皇杯に出場するなど、輝かしい実績を残しています。
札幌ユース時代のチームメイト
・前貴之(兄・2学年先輩)
・奈良竜樹(2学年先輩)
・堀米悠斗(1学年先輩)
・深井一希(1学年先輩)
・進藤亮佑(1学年後輩) など
コンサドーレ札幌
2014年に、コンサドーレ札幌に入団します。
高卒1年目は出番がなく、7月からはタイのクラブに武者修行へ。
札幌での成績
・2014年:0試合0ゴール(J2)
※U-22選抜として2試合出場(J3)
コーンケン(タイ)
2014年に、コーンケンにレンタル移籍します。
コンサドーレとの業務提携歴のあるタイのクラブ。
これまでに10人近い日本人が所属しており、その多くがコンサドーレからのレンタル移籍となっています。
コンサドーレ札幌
Embed from Getty Images2015年にコンサドーレ札幌に復帰します。
WB(ウィングバック)で出場機会を増やし、2016年にはボランチの選手としてJ2優勝に貢献。
しかし、J1昇格による戦力補強の影響で、J1での出番はわずか4試合でした。
札幌での成績
・2015年:15試合2ゴール(J2)
・2016年:18試合0ゴール(J2優勝)
・2017年:4試合0ゴール(J1)
※2015年:U-22選抜で2試合出場(J3)
札幌時代のチームメイト
・前貴之(兄)
・小野伸二
・都倉賢
・石川直樹
・宮澤裕樹
・奈良竜樹
・荒野拓真
・堀米悠斗
・福森晃斗
・進藤亮佑
・チャナティップ
・ジェイ ボスロイド など
水戸ホーリーホック
Embed from Getty Images2018年に水戸ホーリーホックに移籍します。
プロ5年目にして、初めて”絶対的レギュラー”に。
ボール奪取では2年連続でリーグトップクラスの成績を残し、水戸の中盤を支える存在に。
また、2019年には”5ゴール”を決めるなど、攻撃能力も大幅にUPしています。
水戸での成績
・2018年:30試合0ゴール(J2)
・2019年:39試合5ゴール(J2)
水戸時代のチームメイト
・伊藤涼太郎
・ジエゴ
・白井永地
・小川航基
・浅野雄也
・平野佑一 など
アビスパ福岡
Embed from Getty Images2020年にアビスパ福岡に移籍します。
移籍初年度からボランチのレギュラーに定着し、キャプテンにも就任。
J1昇格後もその地位は揺らがず、クラブ史上初のタイトル獲得にも貢献しています。
福岡での成績
・2020年:30試合1ゴール(J2)
・2021年:38試合2ゴール(J1)
・2022年:34試合0ゴール(J1)
・2023年:35試合3ゴール(J1、ルヴァン杯優勝)
・2024年:37試合1ゴール
FC町田ゼルビア
2025年にFC町田ゼルビアに移籍します。
クラブ史上初のACL出場を控える中で、2025年シーズンの補強第1号となりました。
まとめ
”Jリーグ屈指”という枕詞がピッタリなボランチ。
そして、激しく闘う”町田”というクラブにハマりそうな未来しか見えません。
非常に楽しみな移籍です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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