「戦力外からの復活劇」
「いま、注目の若手！」
そんな括りで紹介されることも多い、”全力プレー”が特徴のアタッカーです。
しかし、その経歴を見ると”戦力外”を経験。
そんなドン底から復活し、J1で活躍する選手に。
さらには、J1の中でも期待される選手へと上り詰めました。
今回は、福田翔生のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
福田翔生ってどんな選手？
- 名前：福田翔生（ふくだ しょう）
- 生年月日：2001年3月23日
- 出身地：福岡県北九州市
- 所属チーム：湘南ベルマーレ
- ポジション：MF/FW
- 背番号：19番
- 身長：173cm
- 体重：63kg
- 利き足：右
日本代表歴
- A代表：なし
- 世代別：なし
兄・福田湧矢
兄は、Jリーガーの福田湧矢。（ガンバ大阪所属）
そして、双子の兄・福田凌生も社会人リーガー。
高校時代には、インターハイの福岡県予選にて3兄弟が同じピッチに立ったこともあるようです。（参照：sports navi）
22歳のNo.10が戦力外
「期待の若手」として、注目度が日に日にUPしているアタッカー。
その経歴を調べてみると、意外なことに”戦力外”の経験あり。
しかも、”22歳・背番号10番”の時に通告されているという点も驚きです。
さらに、その半年後には”J1の選手”に。
2022~2023年の1年間は、福田選手にとって大きく人生が変わった1年です。
福田翔生の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー：プーマ
福田選手は、プーマのウルトラを着用しています。
ウルトラシリーズは、とても軽量でスピードプレーヤーに好まれる人工皮革のスパイクです。
※お子様向けや、フットサル用のモデルも販売しています。
福田翔生のプレースタイル
Embed from Getty Images「ガッツ溢れるアタッカー」
- スピード
- ボックス内での動き出し
- ハードワーク
元々の武器はドリブル。
J1で活躍する今もドリブルのキレは抜群ですが、それ以上に”FWらしい動き”が光っています。
DFの背後から飛び出す動きに、マーカーを剥がせる一瞬のスピード。
ボックス内での動きの上手さは、”ワンタッチゴールの数”にも表れています。
そして、前線からの守備も全力で、こぼれ球には全部詰める。
「ハードワーク」で、攻守に奮闘します。
福田翔生の経歴
- 小倉南FC
- 小倉南FCジュニアユース
- 東福岡高校サッカー部
- FC今治
- YSCC横浜
- 湘南ベルマーレ
小学生・中学生時代
小学生時代は、小倉南FCでプレーしています。
兄の影響で、幼稚園の頃に双子揃ってサッカーをスタート。
ドリブルに重きを置く指導スタイルのクラブで、福田選手本人も「自身の原点」と語っています。
高校生時代
高校生時代は、東福岡高校サッカー部でプレーしています。
兄の背中を追い、1年後輩として入学。（双子の兄は北九州高校に進学）
2年生からトップチーム入りを果たし、全国大会には3回出場。
3年時のインターハイではチームの中心として活躍するも、冬の選手権ではまさかのベンチスタートの日々でした。
東福岡高校時代のチームメイト
・福田湧矢（1学年先輩［兄］）
・大森真吾（同期）
・中村拓海（同期）
・荒木遼太郎（1学年後輩）
FC今治
2019年にFC今治に入団します。
本人曰く、「血反吐を吐くような想い」で過ごした4年間。（参照：サッカーダイジェスト）
重用してもらえる時期があっても、監督が替わればまた出番はなく・・・。
自主的に2部練をして、砂浜を走り・・・
状況を打破するために、とにかく追い込みまくったようです。
結果はむなしく、4年目のシーズン終了時に待っていたのは”戦力外通告”。
今治での成績
・2019年：3試合0ゴール（JFL）
・2020年：18試合0ゴール（J3）
・2021年：3試合0ゴール（J3）
・2022年：12試合0ゴール（J3）
今治時代のチームメイト
・駒野友一
・原田亘
・橋本英郎
・島村拓弥
・三門雄大 など
YSCC横浜
2023年にYSCC横浜に移籍します。
CFにコンバートし、まさに”覚醒”。
得点量産モードに入り、”2試合に1点ペース”でゴールをゲット。
第13節愛媛戦ではプロキャリア初のハットトリックも達成しています。
それだけ活躍すれば、当然”上”から目をつけられるわけで・・・
戦力外になった選手が、たったの半年間で湘南へのステップアップ（2カテゴリー上）を果たします。
YS横浜での成績
・2023年：21試合11ゴール（J3）
YS横浜時代のチームメイト
・松井大輔
・中里隆宏
・小島秀仁 など
湘南ベルマーレ
Embed from Getty Images2023年8月に湘南ベルマーレに移籍します。
加入1年目は途中加入だったこともあり、残り数分での出番が大半。
2年目にチャンスを掴み、”二桁ゴール”も射程圏内です。
湘南での成績
・2023年：10試合0ゴール（J1）
まとめ
泥臭くゴールを奪い、守備でも全力プレー。
頭から突っ込んでいくガッツ溢れるプレーは、岡崎慎司（元・日本代表）を彷彿とさせるものがあります。
”戦力外を経験している”というストーリー性も含め、応援したくなる要素は十分。
もっと高みに登り、もっと人気になっていきそうな選手です。
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