「開幕戦でデビューを飾ったドリブラー」
2023年千葉銀カップ。
シーズン開幕前の、新戦力お披露目の場としても楽しみな一戦。
メンバー表には、高卒1年目の”山本桜大”の名前がありました。
年上のライバルを抑えてのメンバー入りに、大勢のサポーターが驚きました。
そして、Jリーグ開幕戦にも出場。
わずか15分ではありましたが、暦のあるJリーガーに臆せぬプレーを披露しました。
今回は、山本桜大のプレースタイルと経歴をご紹介します。
山本桜大について
- 名前：山本桜大（やまもと おうた）
- 生年月日：2004年6月4日
- 出身地：広島県
- 所属クラブ：柏レイソル
- 背番号：45番
- ポジション：FW/MF
- 身長：175cm
- 体重：68kg
2023年J1開幕戦でデビュー
2022年に、高卒1年目の2人のアタッカーが躍動。
- 真家英嵩
- 升掛友護
その先輩たちを抑え、メンバー入りを果たしたのは山本選手。
もちろん、これからポジション争いは熾烈を極めるでしょう。
とはいえ、高卒1年目で開幕戦デビューを果たしたことで、サポーターからの期待度は上がりに上がっています。
プレミアリーグEASTで得点ランク3位
柏レイソルU-18は、高校年代最高峰のプレミアリーグに所属しています。
東・西に分かれたトップリーグにおいて、山本選手は得点ランキング3位。
しかも、2年連続で得点ランキング3位にランクイン。
- 2021年（高2）：得点ランキング3位
- 2022年（高3）：得点ランキング3位
FWというポジションは、波がある選手が多いです。
「得点を量産したけど、翌年はとれなくなる」という選手が数多くいます。
その点、山本選手は”波が少なく計算できる選手”です。
山本桜大のプレースタイル
「超高校級ドリブラー」
山本選手の武器は、切れ味鋭いドリブル。
高校時代は、2人・3人抜くのは当たり前。
スルスルと突破したかと思えば、深い切り返しで相手DFを完全に置き去りにします。
- 切れ味鋭いドリブル
- 深い切り返し
- 裏への抜け出し
優れているのは、個人技ばかりではありません。
裏への抜け出しも得意で、味方からのパスを上手く引き出します。
また、守備にも全力。
チームのために、前線から全力でボールを追い回します。
山本桜大の経歴
- 大和田FC
- 柏レイソルU-12
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18（日本体育大学柏高校）
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、大和田FCでプレーしています。
八千代市の大和田FCでサッカーをはじめ、高学年に柏レイソルU-12に移籍します。
中学・高校生時代
#高円宮U18 プレミアリーグ
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) October 2, 2022
市立船橋との千葉ダービー、1点を争う激戦を制したのは来季トップ昇格内定 #山本桜大 選手のゴール👍
得点後、足を攣らせて即交代になるまで走りきり、エースらしい大仕事をやってのけました👏#柏レイソル #reysol
📸https://t.co/dHR3fcBBqz pic.twitter.com/2ySog00ohw
中学・高校生時代は、柏レイソルユースでプレーしています。
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
高校1年生からプレミアリーグのメンバー入りし、2年生時には主力に定着。
- 2021年プレミアリーグEAST得点ランキング3位
- 2022年プレミアリーグEAST得点ランキング3位
- 2022年クラブユース得点王
クラブユースではチームを全国3位に導き、自らも得点王に輝いています。
柏レイソル
Embed from Getty Images2023年に柏レイソルに昇格します。
開幕戦からJリーグのピッチに立ち、堂々たるプレーを披露。
アタッカーとして最も欲しいのは”得点”という明確な結果。
18歳でのJリーグ初ゴールを目指し、ピッチを駆け回ります。
まとめ
プロ入りしたからといって、成功が保証されているわけではありません。
むしろ、プロ入りからが本当の戦い。
成功する選手は少数で、多くの選手が数年で表舞台から消えていく厳しい世界。
そのJリーグで18歳から試合に出場している山本選手は、凄まじいことを成し遂げています。
でも、まだまだやれる選手。
柏レイソルで”高卒1年目の開幕戦デビューを飾った5人の選手たち”は、全員10年以上の期間を第一線で過ごしています。
- 明神智和
- 大谷秀和
- 矢野貴章
- 大津祐樹
- 茨田陽生
”山本桜大”という選手が、どこまで登っていくのか。
ぜひ注目してみてください。
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