「柏ユースの10番」
落合選手は小学生から柏レイソルで育ちました。
”小・中・高”の全ての年代で10番を背負い、チームの中核を担ってきました。
高校卒業後は1年間の浪人生活も経験し、その後大学に進学。
遠回りをしながらも、”いるべき場所”に帰ってきました。
今回は、落合陸のプレースタイルと経歴をご紹介します。
落合陸について
- 名前:落合陸(おちあい りく)
- 生年月日:1999年5月23日
- 出身地:埼玉県川口市
- 所属クラブ:水戸ホーリーホック(柏レイソルからのレンタル)
- 背番号:8番
- ポジション:MF/FW
- 身長:175cm
- 体重:72kg
柏ユースの10番
落合選手は柏レイソルU-12・U-15・U-18の各カテゴリーで背番号を10番をつけています。
小学生の頃から攻撃の主軸を担う存在で、トップ昇格候補の1人でした。
1年間の浪人期間
Embed from Getty Images落合選手は、1年間の浪人生活を経験しています。
高校生の時に東京国際大学からのオファーを受けるも、プロ志望が強かった落合選手。
高卒でのプロへの道が断たれ、一般受験をするも失敗。
周囲よりも1年遅れて東京国際大学に入学しました。
ルヴァン杯4試合に出場
Embed from Getty Images落合選手は2023年にプロ入りを果たす選手ですが、すでにプロデビューを果たしています。
2022年は大学在学中に特別指定選手として柏レイソルでプレー。
ルヴァン杯では4試合に出場し、スタメン出場も果たしています。
落合陸のプレースタイル
「ゴールに直結するプレー」
各カテゴリーで柏レイソルユースの10番を背負ってきた落合選手。
その背番号を掴み取ったのは、多くのゴールを生み出し、チームを勝利に導いてきたからです。
- 得点に直結するプレー
- 基礎技術の高さ
- フィジカルの強さ
柏ユース出身らしく、「止めて・蹴る」の基礎技術がとても高い選手です。
練習では、古賀太陽選手との華麗なパス交換を披露。
🎦きょうの #サチカメラ3️⃣
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) January 23, 2022
キャンプに参加中で2023加入内定の #落合陸 選手と #古賀太陽 選手のパス練習。レイソルユースでタイヨウがオッチーの1年先輩、ユース仕込みのインサイドパスにサチも唸ります👍#reysol30 #柏レイソル #戸嶋祥郎 pic.twitter.com/RDX2Mv7O4X
また、フィジカルの強さも魅力です。
大学時代に肉体改造を行い、「175cmで72kg」という重さを手に入れました。
いますぐにでもプロの舞台で戦える仕上がり具合です。
落合陸の経歴
- 尾間木SSS(川口市立木曽呂小学校)
- 柏レイソルU-12
- 柏レイソルU-15(川口市立北中学校)
- 柏レイソルU-18(日本体育大学柏高校)
- VONDS市原FC
- 東京国際大学サッカー部
- 柏レイソル
- 水戸ホーリーホック
小学生時代
小学生時代は、尾間木SSSでプレーしています。
浦和の少年チームでサッカーを始め、小学4年生からは柏レイソルU-12でプレーします。
小林祐介選手(現・ジェフ千葉)も、尾間木SSSから柏レイソルU-12に入団しています。
柏レイソル下部組織
小学4年生の時に柏レイソル下部組織に入団し、以降高校卒業までの期間を過ごしています。
- 柏レイソルU-12
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
各カテゴリーで背番号10番を背負い、中学生の頃には世代別日本代表候補にも。
しかし、高校3年時にはスランプに陥り、公式戦に出場できないことも。
昇格候補とされながらも、トップ昇格を逃すことになります。
VONDS市原FC
【TOP】
— VONDS市原【公式】 (@VondsTeam) June 6, 2018
💚天皇杯 2回戦
🆚柏レイソル(J1)
⏰19:00キックオフ
🏟三協フロンテア柏スタジアム
メンバー発表いたしました📣✨
速報はplayers!で❗️https://t.co/BMIgdX3XzN
高校卒業後は、VONDS市原FCでプレーしています。
関東社会人サッカー1部リーグのチームで、落合選手在籍時は元清水エスパルスのゼムノビッチ監督が指揮をとっていました。
天皇杯2回戦柏レイソル戦ではメンバー入りを果たすも、出場機会はありませんでした。(柏レイソル公式HP)
大人気YouTuberのLISEMのしげもVONDS市原FCでプレーしていました。
しげさんは現在、WINNER’Sというチームでもプレーしています。
【WINNER’Sについて】
大学生時代
2019年に東京国際大学サッカー部に入部します。
大学ではボランチに転向し、肉体改造で筋力も大きく向上。
「オフェンスを捨ててでも守備を」という助言のもと、弱点でもあった守備力を克服。
- 大学3年:関東大学サッカーリーグ2部ベストイレブン
- 大学4年:関東大学サッカーリーグ1部ベストイレブン
1年遅れての入学に焦りながらも、輝かしい実績を残しています。
全日本大学選抜では、熊澤和季選手と共にプレーしています。
柏レイソル
2023年に柏レイソルに加入しました。
2022年から特別指定選手として公式戦にも出場。
2023年:4試合0ゴール
水戸ホーリーホック
2024年に水戸ホーリーホックにレンタル移籍します。
育成に定評のあるクラブ。
プロとして、飛躍的な成長を遂げるシーズンになるかもしれません。
まとめ
Jリーガーの多くは順風満帆なキャリアを築いてプロ入りし、飛び級を経験している選手も多いです。
その中で、”1年間の浪人期間”を経ている落合選手は、とても珍しい経歴の持ち主かもしれません。
だからこそ、落合選手の活躍は「現在くすぶっている選手」に大きな希望を与えます。
「強いレイソルを取り戻したい」というコメントを残した落合選手。(参照:ゲキサカ)
ユース時代に見てきた毎年タイトルを獲得する”強いレイソル”の復活に向け、ピッチで躍動する姿に期待しましょう。
コメント