ロマン溢れるDF(ディフェンダー)。
- 191cmの身長
- 身体能力の高さ
そんな特徴から、”ロマンがある選手”として10代の頃から注目を浴びてきました。
世代別代表の常連で、21歳で日本代表デビュー。
将来を期待され続けた立田選手は、”地元の清水”を離れ、柏レイソルへの移籍を決断しました。
日本トップクラスの才能が、どんな成長を見せるのか。
今回は、立田悠悟選手のプレースタイルと経歴をご紹介します。
立田悠悟について
- 名前:立田悠悟(たつた ゆうご)
- 生年月日:1998年6月21日
- 出身地:静岡県静岡市(清水区)
- 所属クラブ:柏レイソル
- 背番号:50番
- ポジション:DF/MF
- 身長:191cm
- 体重:83kg
コパアメリカで日本代表デビュー
Embed from Getty Images立田選手は世代別日本代表の常連で、17歳の頃から日の丸を背負ってプレーしています。
東京五輪世代中心で臨んだ2019年のコパアメリカで日本代表デビューを果たし、世界トップを相手にしのぎを削りました。
残念ながら東京五輪出場は逃しましたが、そのポテンシャルは抜群です。
古賀太陽と仲良し
立田選手は、柏レイソルのキャプテン・古賀太陽選手と仲良しです。
両名ともに世代別代表としてプレーし、OFFの日には柏と清水の距離でも遊ぶほどの仲。
新天地の柏レイソルに馴染むのも早いかもしれません。

プロデビューはルヴァン杯柏レイソル戦
Embed from Getty Images立田選手のプロデビューは18歳。
プロ1年目に、日立台で初出場を飾りました。
2023年からは、デビューを果たしたスタジアムがホームスタジアムに変わります。
立田悠悟の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:MIZUNO(ミズノ)
立田選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
モレリア・モレリアNEOシリーズは、ユニオンスポーツにて購入できます。
2022年度までは、プーマのスパイクを着用していました。
立田悠悟のプレースタイル
Embed from Getty Imagesロマン溢れるDFとして、サッカーファンの心をくすぐり続ける立田選手。
将来を嘱望されながらも、失点に絡むミスをしてしまう。
いわゆる”ポカ”の多さも目立ちます。
それでも期待しまうのは、日本を代表するDFになれるポテンシャルを秘めているからです。
空中戦の強さ
191cmの長身で、ジャンプ力もある立田選手は、空中戦で無類の強さを誇ります。
セットプレーでは、攻守に渡って頼れる存在です。
高身長が多いことで有名なドイツ代表のW杯メンバーの平均身長は185cm。
ドイツ代表の平均身長を6cmも上回り、世界的に見ても体格に恵まれた選手です。
日本代表の大金星についてまとめています。
【日本代表のドイツ撃破はどれほど凄いのか】
身体能力の高さ
体格の良い立田選手ですが、スピードも一級品です。
SB(サイドバック)としてプレーすることもあり、迫力のある攻撃参加を見せます。
また、「間に合わない」と思うようなシーンでも相手に追いついてしまう頼れる存在です。
両足からの高精度なフィード
立田選手は右利きの選手ですが、左足でも質の高いキックを披露します。
後方からのロングフィードはピンポイントで味方の足元に収まり、キック一振りでチャンスを作り出します。
サイドからのクロスも正確で、”使う側”にも”使われる側”にもなれる選手です。
立田悠悟のこれまでの経歴
- 入江SSS
- 清水クラブ(静岡市立清水入江小学校)
- 清水エスパルスジュニアユース(静岡市立清水第八中学校)
- 清水エスパルスユース(静岡県立清水西高校)
- 清水エスパルス
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代、入江SSSと清水クラブでプレーしています。
立田選手は清水エスパルスのホームタウンで生まれ育ちました。
この頃はDFではなく、FWとしてプレーしています。
入江SSSは、2016年に静岡県大会で初優勝を飾りました。
中学生時代
中学生時代は、清水エスパルスジュニアユースでプレーしています。
今でこそ高身長の立田選手ですが、中学入学時は159cm。
中学1年生の平均身長は153cmで、”平均よりも少し大きい”くらい。
そこから急成長し、中1:159cm→中3:185cmに。
急成長によってプレーに影響が出る時期があったものの、全国大会でベスト8の結果を残しています。
高校生時代
高校時代は、清水エスパルスユースでプレーしています。
1年生の冬ごろから試合に絡み、3年生時にはキャプテンに就任。
クラブユース準優勝に導き、トップチーム昇格を勝ち取ります。
世代別日本代表にも選ばれ、”エリート街道”を歩んできたように思えるキャリアです。
しかし立田選手本人は、「ユースもトップも”ギリギリで昇格してきた”」と語っています。
清水エスパルス
Embed from Getty Images2017年に清水エスパルスとプロ契約を結び、6年間プレー。
2年目からポジションを獲得し、毎年30以上の公式戦に出場しています。
本職のCB(センターバック)以外にも複数ポジションでプレー。
- CB
- 右SB(サイドバック)
- ボランチ
2022年にチームのJ2降格が決定し、生まれ育った清水を離れる決断をします。
柏レイソル
2023年度より、柏レイソルに加入します。
プロ6年目を迎え、初めての移籍となります。
若手の頃の活躍を見て、日本代表としてカタールW杯を戦っている姿を想像していたサッカーファンも多いはず。
柏レイソルには、ネルシーニョ監督や井原正巳コーチという守備を知り尽くした指導者がいます。
今回の移籍が、立田選手の飛躍につながるはずです。
Jリーグは、DAZNにて視聴可能です。

まとめ
プロ生活も7年目を迎え、”期待の若手”から”中堅”になる立田選手。
DFには大器晩成の選手も多く、ここからの成長はまだまだ望めます。
移籍に際し、「覚悟を持って戦う」とコメントした背景には、再び世界と戦うことへの想いも強いはず。
4年後にサムライブルーのユニフォームを着てW杯のピッチに立つためにも、レイソルでの活躍が必要不可欠です。
柏レイソルの元清水エスパルスの選手たち
コメント