「”新宿中村屋”創業者の家系」
2022年カタールW杯。
日本中を熱狂させた日本代表メンバーに、”サプライズ選出”されたのが相馬勇紀選手です。
サプライズは、それだけではありません。
- ポルトガルで1年半プレー
- 2024年7月に名古屋に復帰(1試合だけ出場)
- 同じ月に、町田に完全移籍
サプライズの提供は止まりません。
今回は、相馬勇紀のプレースタイルと経歴についてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
相馬勇紀ってどんな選手?
- 名前:相馬勇紀(そうま ゆうき)
- 生年月日:1997年2月25日
- 出身地:東京都調布市
- 所属クラブ:FC町田ゼルビア
- ポジション:MF/FW
- 利き足:右足
- 背番号:未定
- 身長:166cm
- 体重:68kg
ドラミちゃん
あだ名は”ドラミちゃん”。
名付け親は、元・日本代表の内田篤人さん。
理由は、「練習中に、黄色いビブスを着ていて・・・」。
あと、当時は”ぽっちゃり”していました。
寮のご飯が美味しくて、たくさん食べてしまったようです。
”新宿中村屋”創業者の家系
2021年に創業120年を迎えた”新宿中村屋”。
- 和菓子の製造販売
- レトルト食品の製造販売
- レストランの経営
- 不動産事業
さまざまな事業を展開し、老舗として有名な新宿中村屋ですが、相馬選手は創業者の玄孫にあたります。
玄孫とは
孫の孫のこと。5世にあたる。
奥様はフリーアナウンサーの森山るり
相馬選手は、2021年にタレントの森山るりさんと結婚。
フリーアナウンサーとしても活動し、日テレ系「ZIP!」などの有名番組にも出演している方です。
森山さんは、元々サッカーが大好き。
サッカー観戦が趣味で、WOWOWリーガールとしてスペインのラ・リーガを盛り上げたことも。
2週間で移籍
Embed from Getty Images- 2024年7月11日:名古屋に復帰
- 2024年7月14日:名古屋vs柏に出場
- 2024年7月23日:FC町田ゼルビアに完全移籍
1年半ぶりに名古屋に復帰し、直後の柏戦で大活躍。
しかし・・・
2週間後に、まさかの完全移籍。
移籍金3.5億円を残すわ、発表前に町田の公式HPで移籍がバレるわ・・・。
良くも悪くも、大注目の移籍になりました。
相馬勇紀の着用スパイク
契約メーカー:MIZUNO(ミズノ)
相馬選手は”モレリアNEO3”を着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
相馬勇紀のプレースタイル
Embed from Getty Images2022年カタールW杯日本代表入りを果たした相馬選手。
小柄ですが、チームに”プラス アルファ”をもたらせる選手です。
相馬選手の主な強みは、以下の3つ。
- サイドのスペシャリスト
- キレ味鋭いドリブル
- キック精度の高さ
サイドのスペシャリスト
相馬選手は、”サイドならどこでもプレーできる選手”です。
- WG(ウィング)
- SH(サイドハーフ)
- WB(ウィングバック)
- SB(サイドバック)
攻撃的、守備的どちらのポジションでもプレーすることができ、どんなフォーメーションにも対応可能です。
また、右でも左でも同じクオリティのプレーを披露します。
キレ味鋭いドリブル
相馬選手は”個の力”で打開する選手です。
スピードがあり、”縦に勝負できる”ことは相手にとっては脅威的な存在。
先発として活躍できるのはもちろんですが、途中出場で流れを変えることもできます。
キック精度の高さ
相馬選手はキック精度が高く、プレースキッカーも務めます。
セットプレーでは味方選手に”ピンポイント”のボールを送り、ゴールを演出します。
また、FK(フリーキック)で直接ゴールを奪うことも。
相馬勇紀の経歴
- 布田FC(調布市立布田小学校)
- 三菱養和SC調布ジュニアユース(調布市立第三中学校)
- 三菱養和SCユース(東京都立調布西高校)
- 早稲田大学ア式蹴球部
- 名古屋グランパス
- 鹿島アントラーズ(レンタル)
- 名古屋グランパス
- カーザ・ピアAC(ポルトガル)
- 名古屋グランパス
- FC町田ゼルビア
小学生時代
小学生時代、布田FCでプレーしています。
三菱養和のサッカースクールにも通っており、小学6年生からは三菱養和調布SSに籍を移します。
両親のサポートも手厚く、テニスをしていたお父さんはサッカーを猛勉強。
C級ライセンスを取得し、現在はサッカーのコーチをしています。
中学生時代
中学時代、三菱養和SC調布ジュニアユースでプレーしています。
中学年代では多くの選手が”成長期の体格”に悩みますが、相馬選手も全く同じ悩みを抱えます。
体格の良い選手に競り負けてしまうこともあるものの、スピードという武器をより一層伸ばします。
自宅に帰ると、お母さんが相馬選手に勉強を教えていました。
高校生時代
高校時代、三菱養和SCユースでプレーしています。
2013年に高校2年生にして東京都選抜として国体に出場。
翌年には、Jリーグクラブユースを抑え、クラブユースで日本一に輝きます。
大学生時代
大学時代、早稲田大学ア式蹴球部でプレーしています。
相馬選手は、スポーツ推薦ではなく、自己推薦で早稲田大学に入学。
2部降格も経験しますが、関東大学サッカーリーグでの優勝、ベストイレブンなどの輝かしい成績を残します。
2018年には特別指定選手といて名古屋グランパスでプレーし、9試合に出場します。
名古屋グランパス
2019年に名古屋グランパスに入団します。
風間八宏監督のもと16試合でプレーするも、ほとんどが途中からの出場。
東京五輪も見据え、さらなる出場機会を求めてシーズン途中でレンタル移籍を決断します。
名古屋時代の成績
・2018:9試合0ゴール(特別指定)
・2019:16試合1ゴール(途中退団)
鹿島アントラーズ
2019年夏に、鹿島アントラーズにレンタル移籍します。
レンタルという形ではありましたが、鹿島側は「完全移籍も狙っていた」という噂も。
ただ、負傷の影響でJリーグ5試合の出場にとどまります。
鹿島での成績
・2019:5試合1ゴール
名古屋グランパス
2020年に名古屋グランパスに復帰します。
復帰後には定位置を確保し、2020年、2021年ともに30試合以上に出場。
スピードとスタミナを生かし、サイドを駆け回り、今ではJリーグトップクラスのサイドプレーヤーへと成長しました。
名古屋時代(復帰後)の成績
・2020:31試合2ゴール
・2021:33試合2ゴール
・2022:34試合2ゴール
カーザ・ピアAC(ポルトガル)
Embed from Getty Images2023年1月にカーザ・ピアACに移籍。
2022-23シーズンより80年ぶりに1部昇格。
一時は、EL(ヨーロッパリーグ)出場権を狙える順位につけており、見事1部リーグ残留を果たしました。
カーザピアでの成績
・2022-23:17試合0ゴール(途中入団)
・2023-24:32試合5ゴール
邦本宜裕選手も所属していたチームです。
名古屋グランパス
2024年7月に名古屋グランパスに復帰します。
1年半ぶりのJリーグ復帰。
不調に陥るチームを救う活躍が期待されてが・・・。
在籍はたったの2週間。
FC町田ゼルビア
2024年7月にFC町田ゼルビアに移籍します。
移籍金は3.5億円。
調布市出身ということもあり、地元の近くでのプレーになります。
日本代表
2021年東京五輪に出場し、W杯への出場へと繋げた相馬選手。
A代表での出場は、わずか7試合。(当時)
2019年のE-1選手権で初選出。
しばらくは日本代表への選出はありませんでしたが、2022年のE-1選手権でアピール大成功。
まさに”滑り込み”での2022年W杯出場となりました。
まとめ
近年の日本代表では”大卒選手”の活躍が目立っています。
「世界を意識するなら高卒でプロ入りしないと遅い」と言われる中、”相馬勇紀”という大卒選手がW杯の舞台で戦いました。
これからも、新たな挑戦が待っているはずです。
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