「伊賀が産んだストライカー」
2022年に大ブレイクした町野修斗選手。
”J3→J2→J1”へとステップアップし、ついに日本代表に。
代表デビューから4ヶ月後、カタールW杯に挑む日本代表に選出。
超スピード出世を遂げた男は、日本サッカーが長年待ち侘びた”大型FW”です。
今回は、町野修斗のプレースタイルとこれまでの経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
町野修斗ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:町野修斗(まちの しゅうと)
- 生年月日:1999年9月30日
- 出身地:三重県伊賀市
- 所属クラブ:キール(ドイツ2部)
- ポジション:FW
- 背番号:18番
- 身長:185cm
- 体重:77kg
- 利き足:右
忍者ポーズ
町野選手の出身地は三重県伊賀市。
伊賀市は滋賀県甲賀市と並び、”忍者の里”として有名です。
そんな伊賀で育った町野選手は、ゴールを決めると”忍者ポーズ”を披露。
湘南ベルマーレのサポーターには、おなじみのポーズになっています。
1人でも勝利のラインダンス
🥷は“一人ダンス”もキレがあります。
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) November 5, 2022
サポーターの皆さんへの感謝が伝わってきます。#bellmare #ベルマーレ #町野修斗 pic.twitter.com/vvhhKkp7W4
湘南ベルマーレは、勝利の後に”サポーターと共にダンス”を踊ります。
2022年最終節の柏レイソル戦では、チームの残留を手繰り寄せるゴールを決めた町野選手。
試合後のインタビューで、ダンスには間に合わず。
その後、サポーターへの挨拶に行き、一人でダンスを披露。
実力のみならず、そんなノリの良さもありサポーターから大人気の選手です。
町野修斗の着用スパイク
メーカー:プーマ
町野選手は、プーマのウルトラを着用しています。
ウルトラシリーズは、とても軽量でスピードプレーヤーに好まれる人工皮革のスパイクです。
町野修斗のプレースタイル
町野選手は185cmの長身FWです。
空中戦の強さはもちろん、得点能力や周りを生かすプレーも上手く、まさに”万能型FW”です。
町野選手の主な特徴は、以下の3つ。
- 高い得点能力
- 左右両足での強烈なシュート
- 味方の時間を作るポストプレー
高い得点能力
2022年は13ゴールを記録し、得点ランキング2位に。
”個の力”で打開する力もあり、得点パターンも豊富です。
また、重要な局面での得点も多く、とても勝負強いストライカーです。
左右両足での強烈なシュート
町野選手は、利き足とは逆の”左足”でも強烈なシュートを打つことができます。
ヘディングでの得点も多く、”右足・左足・頭”とどこでもゴールを決められる選手です。
味方の時間を作るポストプレー
FWは”得点を決めること”と同じくらいに”攻撃の起点になること”が重要です。
町野選手は前線でターゲットになり、相手を背負ってのボールキープに長けています。
味方が前に上がる時間を作り出し、チームの攻撃を活性化させます。
町野修斗のこれまでの経歴
- FC中瀬SS(伊賀市立中瀬小学校)
- FCアヴェニーダソル(伊賀市立城東中学校)
- 履正社高校サッカー部(大阪府)
- 横浜F.マリノス
- ギラヴァンツ北九州
- ベルマーレ平塚
- ホルシュタイン・キール(ドイツ2部)
小学生時代
小学生時代は、FC中瀬SSでプレーしています。
3歳でサッカーを始め、お父さんが監督を務めるチームに入団します。
また、二歳年上のお兄さんも同チームでプレーしています。
中学生時代
中学生時代は、FCアヴェニーダソルでプレーしています。
FWの印象が強い町野選手ですが、中学生まではMFでプレーしています。
高校生時代
高校時代は、履正社高校サッカー部でプレーしています。
1年生からトップチームに絡み、全国大会には2度出場。
冬の選手権は逃しますが、超高校級ストライカーとして2年連続で高校生選抜に選ばれています。
横浜F.マリノス
2018年に横浜F.マリノスに加入します。
期待の新人として入団するも、公式戦には一試合も出場できず。
マリノスでの成績
・2018:0試合0ゴール
”影響を受けた人”という質問に対し、マリノスのキャプテンの”喜田拓也選手”の名前をあげています。
ギラヴァンツ北九州
2019年にギラヴァンツ北九州に加入し、2年間プレーします。
J2昇格に導くゴールを決め、J2昇格1年目を5位でフィニッシュ。
ディサロ燦シルヴァーノ選手とのコンビネーションは、間違いなくJ1レベルの破壊力でした。
北九州時代の成績
・2019:30試合8ゴール(J3)
・2020:32試合7ゴール(J2)
湘南ベルマーレ
2021年に湘南ベルマーレに加入。
1年目は31試合に出場するも、J1の選手層の厚さからスタメンの座は掴めず。
2年目に大ブレイクし、J1日本人トップの13ゴールを記録します。
日本代表にも招集されるようになり、”日本トップの選手”へと飛躍を遂げました。
湘南時代の成績
・2021:31試合4ゴール
・2022:30試合13ゴール
・2023:19試合9ゴール(途中退団)
ホルシュタイン・キール(ドイツ2部)
2023年7月に、ホルシュタイン・キールに移籍することが発表されました。
かつては、奥川雅也選手も1年間プレー。
クラブ史上初の”1部昇格”を目指し、得点の量産が期待されます。
まとめ
「J3→J2→J1→日本代表→W杯」
4年間で、J3から世界最高の祭典・W杯へと辿り着きました。
とはいえ、出場機会を得られず。
日本での”代表フィーバー”の中、とても悔しい想いをしたはずです。
かつて湘南ベルマーレでプレーした遠藤航選手も、ロシアW杯メンバーに選出されるも出番なし。
悔しさをバネに、カタールW杯では”替えの効かない存在”になっていました。
同じクラブで育った先輩のように、次回大会ではエースに君臨しているかもしれません。
忍者の里で育った”町野修斗”というサッカー選手は、どこまで上り詰めるのでしょうか。
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