『Jリーグの仕組み』
日本のサッカーといえば、”Jリーグ”。
約1年かけて熾烈な争いを繰り広げ、年末に優勝クラブが決定します。
ただ、試合は”リーグ戦”だけではありません。
”国内3大タイトル”と呼ばれる3つの大会が存在し、それぞれで熱い戦いが。
他にも、”海外クラブとの試合”も行われており、1年間で大きな大会は4つも行われています。
今回は、Jリーグの仕組みについてまとめていきます。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
日本国内の試合
日本サッカーの3大タイトルは以下の3つ。
・Jリーグ
・ルヴァンカップ(カップ戦)
・天皇杯(カップ戦)
Jリーグ
Embed from Getty Images参加チーム数:60クラブ
全てのチームが「最も力を入れる大会」がJリーグ。
3つのカテゴリーに分かれており、各リーグに20チームずつ所属しています。
・J1リーグ:日本のトップカテゴリー
・J2リーグ:日本で2番目に強いリーグ
・J3リーグ:日本で3番目に強いリーグ
注目度が圧倒的に高いのはJ1リーグ。
J1で活躍することで、日本代表入りや海外移籍にも近づきます。
J1リーグ
参加チーム数:20クラブ
Jリーグのトップカテゴリー。
最もハイレベルで、注目度も高く、選手たちのお給料も良い。
スポーツ番組で取り上げられることも多いです。
日本のサッカー選手は、”J1”を目指してプレーしています。
ここで大きな活躍を見せることで、日本代表や海外でのプレーも現実味が帯びてきます。
※J1リーグで上位・下位になった場合
・1~3位:ACL (国際大会)への出場権獲得
・18~20位:J2リーグに降格
J2リーグ
参加チーム数:20クラブ
日本で2番目にハイレベルなリーグ。
元・日本代表や、J1で長年プレーしてきたベテラン選手も多数在籍。
J1では出場機会を得られていない”期待の若手”も多いです。
ただ、注目度はガクッと下がります。
地上波への露出はほとんどなく、サッカー専門番組でチラッと紹介される程度。
J1昇格や個人昇格(J1からの引き抜き)ができれば、サッカー人生は大きく好転します。
※J2リーグで上位・下位になった場合
・1~2位:J1昇格
・3~6位:昇格プレーオフに進出
・18~20位:J3リーグに降格
J3リーグ
参加チーム数:20クラブ
日本で3番目にハイレベルなリーグ。
世間からの注目度はほとんどなく、視聴者層はコアなファンが大半。
待遇面も不安定で、中には”バイトとの掛け持ち”をしている選手も。
それでも、サッカーの実力は本物。
経歴を見ると、大半の選手が”超・強豪校の出身”です。
※J3リーグで上位・下位になった場合
・1~2位:J2昇格
・3~6位:昇格プレーオフに進出
・19位:JFLの上位と入れ替え戦
・20位:JFLに降格
※JFL=J3リーグのひとつ下のカテゴリー。
ルヴァンカップ(Jリーグカップ)
Embed from Getty Images参加チーム数:60クラブ
ヤマザキビスケット株式会社が大スポンサーを務める大会。
2016年までは「ヤマザキナビスコカップ」という名称でした。
以前はJ1リーグのクラブが出場する大会でしたが、大会方式が大幅に変更。
2024年からは、J2・J3も参加するようになりました。
天皇杯
Embed from Getty Images1921年に創設された日本最古の大会。
天皇杯の1番の特徴は、アマチュアクラブも参加すること。
高校・大学・社会人チームがプロクラブを倒す、”ジャイアントキリング(下剋上)”も毎年のように起きています。
天皇杯で優勝したクラブは、ACLへの出場権を獲得します。
国際試合
Jリーグの強いクラブは、アジア最強を決める”ACL”に出場できます。
ACLを勝ち抜いた先には、全世界を相手にする”CWC(クラブW杯)”も。
CWCの賞金額は凄まじく、出場するだけで70億円が獲得できるようです。
ACL
Embed from Getty ImagesアジアNo.1を決める大会。
アジア各国のリーグにおいて、優秀な成績を残したクラブのみが出場できる大会です。
近年は、オイルマネーで潤う西アジアが世界的な選手を大量に獲得。
ACLのレベルは、どんどん高くなっています。
ちなみに、ACL2024-25からは大会方式が一新。
詳しくは、以下の記事にまとめています。
クラブW杯
Embed from Getty Images世界王者を決める大会。
以前は毎年開催されていたものの、盛り上がりはいまいち。
ヨーロッパ王者を決めるCL(チャンピオンズリーグ)の方が、圧倒的に盛り上がっていました。
そんな状況を危惧してか、大会方式を一新。
2025年6月に、新・クラブW杯が開催されます。
開催頻度は、4年1度。
以前の優勝賞金は約7億円でしたが、新・クラブW杯では”出場するだけで70億円”とも言われています。
2025年CWCに出場するクラブ数(大陸別)
・ヨーロッパ:12クラブ
・南米:6クラブ
・北中米カリブ海:4クラブ
・アフリカ:4クラブ
・アジア:4クラブ
・オセアニア:1クラブ
・開催国枠(アメリカ):1クラブ
Jリーグの試合を観る方法
大会名 | 放送チャンネル |
---|---|
Jリーグ | DAZN |
ルヴァンカップ | スカパー (Lemino) |
天皇杯 | スカパー |
ACL | 未定 |
CWC | 未定 |
日本のサッカークラブの試合を観る方法は、上記の通り。
最も注目度の高い、”Jリーグ”を観戦するには、DAZNへの加入が必要です。
※FC町田ゼルビアの試合に限り、”ABEMA”でも視聴できます。
まとめ
Jリーグの大きな特徴は、「どこが優勝するか予想できないこと」。
他の国のリーグと異なり、全クラブの戦力差が少ないリーグです。
もちろん、”強豪”とされるクラブはありますが、順位予想の難易度は高め。
昨年は降格しそうだったクラブが優勝争いをしていたり・・・。
反対に、優勝争いをしていたクラブが、下位に低迷したり。
そんな波乱が、当たり前のように起きるのがJリーグです。
サッカーに興味を持ったら、「まずはJリーグを観て!!」と声を大にして伝えたい!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。
ぜひ、気になる記事を読んでいってください。
サッカーをきっかけに、楽しい毎日を!!
コメント