当ブログでは、一部アフィリエイトプログラムを利用中です。

【10分でわかる】FC町田ゼルビアってどんなチーム?

FC町田ゼルビアのホームスタジアムの写真

『FC町田ゼルビアってどんなチーム??』

2023年にJ2リーグ優勝

勢いそのままに、初挑戦となるJ1リーグでも首位争いを展開中。

まさに「台風の目」といえる快進撃を見せています。

そんな町田は、なにかと話題になるチーム。

  • 親会社は有名IT企業
  • 山の上にあるスタジアム
  • ”勝利”に徹する戦術 など

シーズンが進むにつれ、これまで以上に注目を集めていくでしょう。

今回は、FC町田ゼルビアについて解説していきます。

「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。

【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。

初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

あわせて読みたい
【2024年版】Jリーグ60クラブのホームタウン(都道府県) 『Jリーグ 60クラブのホームタウン』 2024年で”31年目”を迎えるJリーグ。 1993年の開幕当初は10チームでしたが、今では60チーム。 「地域密着」を目指してきたJリーグ。...
あわせて読みたい
【U-23日本代表】A代表招集歴・出場歴のあるパリ五輪世代    『A代表経験のあるパリ五輪世代』 2024年夏に行われるパリ五輪。 この大会に出場資格があるのは、2001年1月以降に生まれた選手たち。(OAは除く) パリ五輪世代とは、20...
目次

FC町田ゼルビアってどんなクラブ?

Embed from Getty Images

・チーム名:FC町田ゼルビア
・本拠地:東京都町田市
・チームカラー:青
・チーム創設:1989年

2024年にJ1初挑戦

Embed from Getty Images
  • 1989年:チーム創設
  • 2012年:Jリーグ参入
  • 2024年:J1リーグ初挑戦

東京都4部リーグからJ1へと上り詰めたチーム。

”東京都4部”と言われても、あまりピンときませんよね。

2024年現在の制度でいえば、

東京都4部=J10(上から10番目)

10部リーグのアマチュアクラブが、約30年の時を経てJ1リーグでプレーしています。

近年、「Jリーグ参入」を目指すクラブは、全国的に増加傾向。

ゼルビアの躍進は、多くのチームに希望を与えているでしょう。

親会社はサイバーエージェント

Embed from Getty Images

※シャーレを掲げる藤田晋氏(サイバーエージェント社長)。

町田ゼルビアの親会社サイバーエージェント

人気アプリ・ウマ娘などを運営する、超有名なIT企業です。

サイバーエージェントは、2018年ゼルビアの経営権を取得。

2019年には”クラブ名変更”を提案し、サポーターからの猛反発にあったことも。(参照:日刊スポーツ

提案したチーム名
「FC町田トウキョウ」

サイバーの藤田晋社長は、サポーターの意見を承諾。

もしかしたら、”ゼルビア”という名前がなくなる可能性がありました。

天空の城・野津田

いま、最も話題になるスタジアムが”町田の本拠地”

「町田GIONスタジアム」

東京都町田市野津田にあるスタジアム。

陸上トラックありの、15,320人収容

これだけ聞くと、いたって普通のスタジアム

話題になる理由は、”アクセスの悪さ”

  • 草木が生い茂る山道
  • 動物や蛇が出没
  • バスは激混み
  • 道も激混み

最寄駅とされる、小田急線・鶴川駅からは徒歩60分(参照:Yahoo!ニュース

SNSでは、「ガンバ大阪のサポーターがまだ帰らない(2024年J1リーグ開幕戦で対戦)という怪情報も出回るほど。

「天空の城・ラピュタ」にちなみ、名付けられたあだ名は・・・

「天空の城・野津田」

そのアクセスの悪さは、むしろ他サポの楽しみになっています。

FC町田ゼルビアの戦術

Embed from Getty Images

J1で快進撃を続けるFC町田ゼルビアですが、どこか”ヒール(悪役)のような扱いになることも多いです。

その理由は、”効率的なサッカー”をしていることではないでしょうか。

パスワークなど、サッカーの質にこだわることが多い日本サッカー界

その中で”異端”とされるのがゼルビアのサッカー

「勝利」から逆算し、最短ルートをいくのが町田ゼルビアのスタイルです。

元・青森山田の黒田剛監督

Embed from Getty Images

他チームの戦術を、「足元でチャカチャカやってる」と一蹴。

その言動立ち振る舞いで、大きな注目を浴びるのが黒田剛監督です。

・青森山田高校の監督として28年間
・2023年に町田の監督に
・就任1年目でJ2リーグ優勝

青森山田高校高校最強に育てた指導者

そして、町田を急成長させ、J1でも戦えるチームに育てた監督です。

多くの方が驚くのは、”マネジメント能力の高さ”

ヒール役が似合う名将。

「日本のモウリーニョ」と言っても、過言ではないでしょう。

Embed from Getty Images

※モウリーニョ監督の写真。

青森山田時代の教え子

・藤本憲明
柴崎岳
室屋成
・菊池流帆
・神谷優太
・郷家友太
バスケス バイロン
・三國ケネディエブス
・武田英寿
・安斎颯馬
松木玖生
宇野禅斗 など

※青文字を押すと、その選手の生い立ちを確認できます。

【黒田剛について詳しく】

あわせて読みたい
【10分でわかる】町田の監督・黒田剛ってどんな人?現役時代や監督歴について 『FC町田ゼルビア・黒田剛監督』 J1初挑戦となる2024年に、台風の目になっているFC町田ゼルビア。 「ある程度はやるだろう」。 そう思っていた方も多いのではないでしょ...

ロングスロー

Embed from Getty Images

町田の代表的な戦術の1つが、”ロングスロー”

左右両サイドから、距離があってもお構いなし。

長身選手を目掛けて、正確なボールを投げ込んでいきます。

「ロングスロー=クロス=セットプレー」

町田にとって、スローイン大きな得点のチャンスです。

では、「なぜロングスローに批判が集まるのか?」

  • DFが前線にあがってくる
  • スローイン自体に時間がかかる

どの試合でも、試合時間は同じく90分

町田の場合は、スローインに多くの時間がかかる。

つまり、プレイングタイムが短くなる

それゆえに相手サポーターがイライラし、批判が集まります。

念の為に記載しますが、ロングスロー=ルールの範囲内です。

プレイングタイムとは?

ピッチ内でプレーが行われている時間。

セットプレー(FK・CK・スローインなど)は、プレイングタイムには含まれない。

戦術・オセフン

Embed from Getty Images

町田の最前線にいるのが、オ・セフン

元・韓国世代別代表のストライカーです。

193cmという身長からもわかるように、空中戦は最強

それに加えて、地上戦も最強

1人の長身FWの存在で、”シンプルにオ・セフンを目掛けて蹴る”という戦術が成立しています。

ちなみに、オ・セフン選手2022年からの2年間清水エスパルスでプレー。

「清水でも絶対的な選手だったのだろうな」。

そう思いませんか?

実際は、清水では大半の期間がベンチスタート。

チアゴ・サンタナ(現・浦和)というブラジル人FWの控えに甘んじていました。

2024年に町田に移籍し、戦術とマッチ。

”Jリーグ屈指のFW”へと変貌を遂げました。

【オ・セフンについて詳しく】

あわせて読みたい
【10分でわかる】オ・セフンってどんな選手?プレースタイル・経歴について 「町田のターゲットマン」 2024年のJ1リーグで旋風を起こしているFC町田ゼルビア。 最も目立つのは、最前線にいる”193cmの韓国人FW”。 シンプルに蹴られたボールを、収...

2人のU-23日本代表(パリ五輪世代)

Embed from Getty Images

※左:平河悠選手、右:藤尾翔太選手。

町田では現在、様々なポジション熾烈な定位置争いが展開中。

日本人・外国籍選手問わず、良き仲間であり・良きライバルです。

中でも注目を集めるのは、2人のU-23日本代表選手

・FW:藤尾翔太
・FW:平河悠

※青文字を押すと、その選手の生い立ちを確認できます。

U-23アジアカップ2024で優勝し、アジア王者としてパリ五輪への出場権を獲得。

本大会でのメンバー入りにも期待がかかります。

【U-23アジアカップメンバー候補】

あわせて読みたい
【10分でわかる】パリ五輪 U-23日本代表候補(OA・海外組) 「パリ五輪 U-23日本代表候補」 2024年4月〜5月におこなわれた”U-23アジア杯2024”。 パリ五輪の予選も兼ねる大会で、日本代表は見事に優勝。 アジア王者として、パリ五...

FC町田ゼルビアでプレーした有名選手

Embed from Getty Images

※町田時代の佐野海舟選手。

2024年。

FC町田ゼルビアは、J1リーグで堂々たる戦いを見せています。

今でこそ日の目を浴びる場所にいますが、30年以上の時下部リーグで過ごしたクラブ。

1993年Jリーグ開幕のシーズンは、東京都3部(9部リーグ相当)

J1への道のりは、とても険しかったことでしょう。

その長い下積み時代を支えた選手の中には、W杯に出場した選手も名を連ねています。

FC町田ゼルビアでプレーした有名選手

GK
ポープ ウィリアム(現・横浜F.マリノス)

DF
・水本裕貴(元・日本代表)
・小林友希(現・セルティック)
・ヨンアピン(元・U-23オランダ代表)
・太田宏介(元・日本代表)

MF
・谷澤達也(元・U-20日本代表)
・戸田和幸(元・日本代表)
・長谷川アーリアジャスール(元・日本代表)
・リ ハンジェ(元・北朝鮮代表)
佐野海舟(現・日本代表)

FW
・鈴木孝司(現・アルビレックス新潟)
・仲川輝人(2020年JリーグMVP)
・林陵平(現・サッカー解説者)
・チョン テセ(元・北朝鮮代表)
・アデミウソン(元・U-21ブラジル代表) など

※()内は、2024年時点のもの。

FC町田ゼルビアの試合を観る方法

Embed from Getty Images

FC町田ゼルビアの試合は、DAZN(ダ ゾーン)で視聴できます。

DAZNでは、Jリーグ全試合生中継

J1・J2・J3全てのカテゴリーに対応しています。

そして、FC町田ゼルビアの試合は、他の手段での視聴も可能です。

これは、Jリーグ60クラブで唯一のもの。

それは、ABEMA

ゼルビアの親会社・サイバーエージェントが運営するABEMAにて全試合放送予定。

また、無料放送の頻度も高めです。

まとめ

シーズン開幕当初は相次いでいた批判の声も、いまやほとんどなし。

その戦い方に「イラっ」とすることはあれど、誰もが町田ゼルビアの強さを認めています。

勝利に徹っする、”超・効率的な戦い方”も戦術の1つ。

いままでのJリーグにはなかった新しい戦術が、どんな結果でシーズン終了を迎えるのか。

今季のJリーグも、要注目です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。

ぜひ、気になる記事を読んでいってください。

サッカーをきっかけに、楽しい毎日を!!

あわせて読みたい
【10分でわかる】サッカー日本代表 五輪(オリンピック)での通算成績 「五輪での通算成績」 サッカー日本代表は、現在8大会連続で五輪に出場中。 「本大会に出て当たり前」というプレッシャーに打ち勝ってアジア予選を突破。 その先には、”...
あわせて読みたい
【10分でわかる】Jリーグ60クラブ スタジアムの収容人数ランキング 『スタジアムの収容人数ランキング』 プロサッカー選手が試合を行うスタジアム。 日本代表が試合を行うような”大きなスタジアム”もあれば、近さが魅力の”サッカー(球技...

Follow me!

FC町田ゼルビアのホームスタジアムの写真

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サッカーを好きになって27年。
土日のサッカー観戦・フットサルが生きがいです。

サッカー初心者の人が、
”もっと楽しく”観戦できるように。
サッカー雑誌を”もっと楽しく”読めるように。

寄り道をするように、
「ついついサッカーを観てしまう」。
そんなサッカー仲間を増やしたいと思い、
「蹴り道ブログ」を書いています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次