「ソサイチ(SOCIETY)」
「ソサイチ」というスポーツを知っていますか?
一言で表せば、”7人制のサッカー”です。
決してメジャーとはいえませんが、徐々に知名度は上昇中。
日本代表や地域ごとのリーグ戦が発足するなど、競技人口は確実に増えています。
今回は、ソサイチについてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
ソサイチって何?
「ソサイチ=7人制のサッカー」
”サッカー(11人)とフットサル(5人)の中間”と言われるスポーツです。
サッカーの要素がありつつも、フットサルっぽいルールもあり。
中には、”ソサイチ独自のルール”も。
・コートのサイズ:フットサル3面分
・ゴールのサイズ:少年サッカー用ゴールと同じ
主なルール
・20分ハーフ(公式ルール)
・交代自由
・オフサイドなし
・スローイン(4秒ルールあり)
・5ファール制
ソサイチ独自のルール
イエローカードで2分退場
イエローカード(警告)を提示された選手は、2分間退場しなければなりません。
ただ、控えメンバーがいる場合は入れ替え可能なので、数的不利にはなりません。
警告を2回受けた選手は、退場処分。
控え選手との入れ替えはできません。
コーナースロー
相手に触れてゴールラインを割った場合、コーナーキックではなく、コーナースローでのプレー再開です。
コーナースポットから、スローインをします。
シュートアウト
ソサイチでは、5ファール制を導入。(フットサルと同様)
5回目以降(6回目から)のファールは、相手チームに”シュートアウト”を与えることになります。
「シュートアウト=GKとの1vs1を6秒以内決める」
ゴールは少年用のサイズ。
簡単そうに見えて、けっこう難しいです。
ボール
ボールは5号球。
サッカーボールと同じサイズですが、少し特殊なボール。
”弾みにくい”という特徴があります。
ソサイチって人気なの?
サッカーやフットサルと比較すると、まだまだマイナースポーツ。
しかし、世界を見れば、かなり世の中に浸透している国もあります。
日本国内では、2006年に日本ソサイチ連盟が発足し、全国各地で大会を開催。
2017年に公式リーグが開始するなど、競技人口は着実に増加しています。
世界大会
ソサイチは、世界大会が開催されており、日本代表チームも存在します。
2023年には、アジアチャンピオンに輝いた日本代表。
世界大会に初出場し、11位で大会を終えています。(参照:Sportiva)
日本のソサイチリーグ
2017年に「F7SLソサイチリーグ」が開幕。
9つの地域に分かれ、各地域でリーグ戦を開催。(参照:F7SLソサイチリーグ公式HP)
各上位チームは全国大会への出場権を獲得し、日本の頂点を目指して戦います。
9つの地域
・北海道リーグ
・東北リーグ
・北信越リーグ
・関東リーグ(8部リーグ制)
・東海リーグ(2部リーグ制)
・関西リーグ(3部リーグ制)
・中国リーグ(2部リーグ制)
・四国リーグ
・九州リーグ(3部リーグ制)
※中国リーグ、九州リーグは地区ごとにリーグが分かれています。
中国リーグ→広島ラウンド、福山ラウンド
九州リーグ→1部、2部North、2部South
歴代成績(全国大会)
年度 | 優勝チーム |
---|---|
2018年 | 新世界制覇 (関東) |
2019年 | P_LEAGUE (関東) |
2020年 | FC EL AGUA (関東) |
2021年 | エルアグア東京 (関東) |
2022年 | LAZO.FC (関東) |
有名なチーム
エルアグア東京(関東)
所属している有名選手
・加部未蘭(日本代表[2023年]、元・Jリーガー)
なかしゅん(YouTuber)は、2024年に”新世界制覇(関東)”に移籍。
FC.LAZO(関東)
所属している有名選手
・成田力哉(日本代表[2023年])
・関根友弥(日本代表[2023年])
・大熊竜生(日本代表[2023年])
・中川貴晴(日本代表[2023年]) など
プラムワン(関西)
所属している有名選手
・梅谷堅人(YouTuber)
・辻本亮(YouTuber)
・エンケン(日本代表[2023年]、YouTuber)
・おきしゅん(日本代表[2023年]、YouTuber)
・山田樹(日本代表[2023年]、元・Jリーガー)
・縣翔平(日本代表[2023年]) など
FC.LISEM(中国)
2024年にチームが始動。
人気YouTuberのリゼムが設立したチームです。
所属している有名選手
・けーご(YouTuber)
・たか(YouTuber)
・しげ(YouTuber)
・しょーへい(YouTuber)
・りく(YouTuber) など
ソサイチができる場所
ソサイチは、一般の方でもプレー可能です。
リーグ戦のみでなく、1day大会(1日で完結)も多数。
「本気すぎるのはちょっと・・・」という、エンジョイ思考の方でも楽しめるスポーツです。
ここでは、”ソサイチがプレーできる環境”についてご紹介します。
Fチャンネル
ソサイチリーグのスポンサーを務めている、”Fチャンネル”。
ソサイチのみならず、”様々なフットボールの大会”を開催しています。
- ソサイチ
- サッカー
- フットサル
- ビーチサッカー
ソサイチの大会は、10年以上前から開催。
「ソサイチといえば、Fチャンネル」と言っても過言ではない団体です。
全国各地で大会を開催中。
”初のソサイチ”になる方は、Fチャンネルの大会なら間違いありません。
・Fチャンネルの大会検索は こちら
フットサル場
フットサル場でも”ソサイチ”を楽しめます。
施設によっては、独自でソサイチ大会を企画していることも。
また、「仲間同士でソサイチをしたい」という方は、コートを借りるだけでプレー可能です。
ただし、条件があります。
”3面以上のコートがあること”。
一般的に、「ソサイチのコート=フットサル3面分」。
3面以上あるフットサル場であれば、ソサイチの予約にも対応しているケースが多いです。
詳しくは、お近くのサッカーコートのHPをチェックしてみてください。
1day大会の場合は、7分ハーフが一般的。
「体力に自信のない方」でも、気負わずに参加することができます。
まとめ
YouTuberの影響もあり、着実に人気が高まっているソサイチ。
競技人口の増加に比例し、リーグのレベルも上昇。
- 元・プロ選手
- 全国出場歴あり
- ユース出身
本気でプロを目指してきた人々も、ソサイチに魅了されています。
もちろん、エンジョイ勢も大勢います。
私自身は全国とは程遠い経歴ですが、学生時代にソサイチをプレー。
毎月のように”Fチャンネルの大会”に出場していました。
レベルを問わず、楽しめるスポーツ。
フットサルをやっていて、「もう少し広いコートでプレーしたなぁ」と感じている、そこのあなた。
ぜひ一度、ソサイチをプレーしてみてください!!
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