「快速アタッカー」
10代でJ1デビューを果たした”快速アタッカー”。
約10年の月日が経ち、海外でのプレーも経験。
”攻撃”で名前をあげた小柄なドリブラーは、現在はSB(サイドバック)にもトライ。
168cmの小柄なドリブラーは、28歳にして”新境地”を開こうとしています。
今回は、関根貴大のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
関根貴大ってどんな選手?
- 名前:関根貴大(せきね たかひろ)
- 生年月日:1995年4月19日
- 出身地:埼玉県鶴ヶ島市
- 所属チーム:浦和レッズ
- ポジション:MF/FW/DF
- 背番号:14番
- 身長:167cm
- 体重:61kg
- 利き足:右足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:U-23日本代表
世代別日本代表に初選出されたのはU-16の頃。
リオ五輪世代の一員ですが、レギュラー格には定着できず。
本大会出場もなりませんでした。
2017年J1リーグ年間ベストゴール
2017年第17節。
3-3で迎えたロスタイムに、”衝撃の5人抜きゴール”。
乱打戦での勝利を引き寄せた一撃は、「2017年Jリーグベストゴール」に輝きました。
妻は元SKEの金子栞
積年選手の奥様は、元SKE48の金子栞さん。
2年半の交際の後、2018年に入籍。(参照:ゲキサカ)
結婚式には、サッカー選手はもちろん、元SKEメンバーも大集結しています。
今日は金子栞ちゃん、関根貴大さんの結婚披露宴にお呼ばれしてきました💐
— 三上悠亜 (@yua_mikami) June 3, 2018
人生初の友人の結婚式で行く前は緊張してたけど本当に素敵で、あっという間で、感動でボロボロと涙してました😭
涙腺がどんどん緩くなる😭
幸せの余韻がすごい…😢💓
本当におめでとう💍💑 pic.twitter.com/IVfsv5Tb78
”なかむらしゅんすけ”との交友
関根選手の先輩・なかむらしゅんすけ。
「中村俊輔」ではなく、「中村駿介」。
浦和レッズユースの先輩で、現在はYouTuber。
”なかしゅんチャンネル”のフットサル企画では、関根選手が流石のプレーを見せています。
関根貴大の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
関根選手は、ナイキの”マーキュリアル”を着用しています。
マーキュリアルシリーズは、加速力に特化。
スピードスターに好まれる人工皮革のスパイクです。
関根貴大のプレースタイル
Embed from Getty Images「ドリブラー」
派手なフェイントを使うのではなく、”緩急”で抜ける選手。
サイドでボールを持てば、”1人かわすのは当たり前”。
得意のドリブルを駆使し、1人でも局面を打開。
本職はMFですが、DFでのプレー機会も増え、”ユーティリティ性”も高まっています。
関根貴大の経歴
- 鶴ヶ島FC
- 浦和レッズJr.ユース
- 浦和レッズユース
- 浦和レッズ
- インゴルシュタット(ドイツ2部)
- シント=トロイデン(ベルギー)
- 浦和レッズ
小学生時代
小学生時代は、鶴ヶ島FCでプレーしています。
5年生の時に関東大会に出場。
卒業文集に、「クリスティアーノ・ロナウドみたいになりたい」と書くほど、ポルトガルのスターに憧れていました。(参照:レッズでんきマガジン)
鶴ヶ島FC出身の選手
・河合竜司
・片山瑛一(現・柏レイソル)
・吉澤柊(現・いわきFC)
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、浦和レッズのアカデミーでプレーしています。
- 浦和レッズJr.ユース
- 浦和レッズユース
全国優勝はできなかったものの、同期から複数人のJリーガーが誕生。(参照:レッズでんきマガジン)
- 広瀬陸斗(現・鹿島アントラーズ)
- 戸嶋祥郎(現・柏レイソル)
関根選手は、中学・高校ともに浦和ユースのNo.10。
高校3年時には、天皇杯でプロデビューを果たしています。
浦和レッズ
Embed from Getty Images2014年に浦和レッズに昇格します。
小柄ながらも、キレのあるドリブルで相手DF陣を切り裂くアタッカー。
側から見れば順風満帆に思えるも、実は悩みまくったプロ1年目。
2年目にはスタメンに定着。
レッズでは上手くいくのに、”U-23日本代表”ではなぜかハマらない。
リオ五輪出場を逃し、その1年後にヨーロッパ行きを決断します。
浦和での成績
・2014年:21試合2ゴール
・2015年:32試合6ゴール
・2016年:32試合2ゴール(ルヴァン杯優勝)
・2017年:22試合3ゴール(途中退団)
インゴルシュタット(ドイツ2部)
2017年8月にインゴルシュタットに移籍します。
夢の海外移籍。
しかし、関根選手が”最も大きな挫折”を味わったシーズン。
サイドバックでのプレーを要求されるなど、なにもかもが思い通りにはならないシーズン。
出場機会はたった1試合。(参照:Number)
同じ時期に所属していた渡邊凌磨選手と共に、苦しいシーズンとなりました。
インゴルシュタットでの成績
・2017-18:1試合0ゴール
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2018年7月にシント=トロイデンに移籍します。
新天地での活躍を期するも、負傷離脱。(参照:Number)
シーズン終盤になって”サイドアタッカー”としての出番が増加。
海外でひとつの自信を掴み、日本への復帰を決断します。
シント=トロイデンでの成績
・2018-19:11試合0ゴール
浦和レッズ
Embed from Getty Images2019年6月に浦和レッズに移籍します。
浦和復帰後に、2度のACL決勝に出場。
2019年には敗れたアルヒラル(サウジアラビア)に、ACL2022でリベンジ。
関根選手はH&Aの決勝2試合にスタメン出場し、アジア王者に輝いています。
浦和での成績
・2019年:16試合1ゴール(ACL準優勝、途中入団)
・2020年:24試合2ゴール
・2021年:36試合3ゴール(天皇杯優勝)
・2022年:30試合1ゴール(ACL優勝)
まとめ
実績を見ると、”日本代表”として大舞台を戦っていてもおかしくない選手。
しかし、実際は何度も壁にぶつかり、乗り越えてきた選手です。
古巣に復帰してから5シーズン。
20代後半を迎えた今シーズンは、プレーの幅を広げている最中。
「FW・MF・DFができる選手」になろうとしています。
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