「非・エリートの逆襲」
W杯・五輪のような大舞台の前には、シンデレラボーイが登場しがち。
2024年パリ五輪においては、”近藤友喜選手”がその候補の一人。
五輪まで1年を切るタイミングで、U-22日本代表に初招集。
これまで”日の丸”とは縁のなかった男が、世界の舞台を目指します。
今回は、近藤友喜のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
近藤友喜ってどんな選手?
- 名前:近藤友喜(こんどう ともき)
- 生年月日:2001年3月21日
- 出身地:愛知県春日井市
- 所属チーム:北海道コンサドーレ札幌
- ポジション:MF
- 背番号:33番
- 身長:172cm
- 体重:64kg
- 利き足:右足
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-22日本代表(2023年10月初招集)
2023年10月にU-22日本代表に初選出。
これまで代表歴はありませんでしたが、“五輪本大会”の出場を目指します。
2年連続で特別指定選手
近藤選手の横浜FC入団が内定したのは、大学3年生の頃。
内定後は、特別指定選手としてトップチームの活動に帯同。
大学生にして、Jリーグ11試合に出場しています。(J1・J2含む)
スタメンで1人だけユース落選
中学生時代は、名古屋グランパスU-15のスタメン。
近藤選手は”U-18への昇格”を確信。
しかし、スタメンで1人だけ昇格できず。(参照:横浜FC公式HP)
「昇格させなかったことを見返す」という目標を持ち、プロの世界へと辿り着きました。
近藤友喜の着用スパイク
メーカー:プーマ
近藤選手は、プーマの”フューチャー”を着用しています。
フィット感に優れ、一瞬のクイックネスに優れたスパイクです。
近藤友喜のプレースタイル
「右サイドのスペシャリスト」
得意なエリアは”右サイド”。
- 右WG(ウィング)
- 右SH(サイドハーフ)
- 右SB(サイドバック)
右サイドなら、どこのポジションでも違いを作れる選手。
スピードが武器で、特に”初速の速さ”には定評があります。
近藤友喜の経歴
- 名古屋グランパスU-12
- 名古屋グランパスU-15
- 前橋育英高校サッカー部(群馬県)
- 日本大学サッカー部
- 横浜FC
- 北海道コンサドーレ札幌
小・中学生時代
小・中学生時代は、名古屋グランパスのアカデミーでプレーしています。
- 名古屋グランパススクール
- 名古屋グランパスU-12
- 名古屋グランパスU-15
5歳からサッカーをスタート。
各学年でレギュラーに定着するものの、「フィジカル不足」でユース落選。
星稜高校のセレクションにも落選するなど、中学3年時は試練の年になりました。
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、前橋育英高校サッカー部でプレーしています。
2年生にはAチーム入りし、選手権優勝を経験。
高卒でのプロ入りも視野に入れていたものの、骨折で高校3年のインターハイを欠場しています。(参照:横浜FC公式HP)
- 高校2年:選手権優勝
- 高校3年:選手権3回戦敗退
前橋育英時代のチームメイト
・2学年上:岩下航
・1学年上:渡邊泰基
・1学年上:角田涼太郎
・同級生:榎本樹
・同級生:秋山裕紀
・同級生:水多海斗
大学生時代
大学生時代は日本大学サッカー部でプレーしています。
1年時にはSB(サイドバック)として試合に絡み、3年時には関東2部リーグベスト11に名を連ねる選手に。
卒業まで2年を残してプロ内定を勝ち取り、Jリーグにも出場。
チーム内で圧倒的な実力を持ってしまったが故に、”メンタル面での難しさ”も経験しています。(参照:note)
日本大学出身のサッカー選手
・金子拓郎(現・ディナモザグレブ[クロアチア])
・舘幸希(現・湘南ベルマーレ)
・長谷川唯(マンチェスターシティ[女子サッカー]) など
横浜FC
2023年に横浜FCに入団します。
「自称・陰イキャ」の近藤選手ですが、実質3年目のチームでフィットも問題なし。
開幕戦からスタメン出場を果たし、第10節には”日大の先輩・金子拓郎選手”の目の前でプロ初ゴールを決めています。
横浜FCでの成績
・2021年:2試合0ゴール(J1・特別指定)
・2022年:9試合0ゴール(J2・特別指定)
・2023年:30試合2ゴール(J1)
北海道コンサドーレ札幌
※後列の左から2番目が近藤選手。
2024年に北海道コンサドーレ札幌に移籍します。
定位置を射止め、”パリ五輪メンバー入り”を目指します。
まとめ
スタメンなのに、ユース昇格を逃すという挫折を経験。
中学生時代の苦い経験を糧に、J1・U-22日本代表まで登りつめました。
レベルの高い環境を好み、チーム内競争は大歓迎。
また面白い選手が一人、頭角を表しました。
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