「センス溢れる技巧派MF」
「王子」の愛称を持つ、可愛らしい青年。
相手を弾き飛ばすようなパワーや、爆発的なスピードがあるわけではありません。
柔らかいボールタッチに加え、”2手先・3手先”を読んでプレーする頭の良さ。
この選手がいると、攻撃が上手く回ります。
今回は、渡井理己のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
渡井理己ってどんな選手?
- 名前:渡井理己(わたい まさき)
- 生年月日:1999年7月18日
- 出身地:静岡県富士宮市
- 所属チーム:徳島ヴォルティス
- ポジション:MF
- 背番号:88番
- 身長:168cm
- 体重:64kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-16〜U-18日本代表(東京五輪世代)
徳島の元・10番
Embed from Getty Images20歳の時に与えられた”徳島のNo.10”。
高卒3年目にエースナンバーを与えられ、J2リーグ優勝を達成。
海外移籍をするまでの間、3年間にわたって10番を背負っていました。
J2から海外へ
Embed from Getty Images「Jリーグで活躍する若手は海外に狙われる」というのが、当たり前の時代になりました。
ただ、それは”J1の選手”の話ですよね?
2022年夏にポルトガルに渡った渡井選手。
この時に移籍は、「J2リーグからの海外移籍」になりました。
渡井理己の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
渡井選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
渡井理己のプレースタイル
Embed from Getty Images「独特なリズムのドリブラー」
- サッカーIQの高さ
- 味方との連携プレー
- ドリブル
戦況・時間帯を踏まえ、「何をすべきか」を正確に理解し、実行できる選手。
一言でいえば、「頭が良い!!」。
味方の特徴を活かすことにも長けており、”ドンピシャのパス”でチャンスを演出します。
そして、1番の武器は”ドリブル”。
相手の重心の逆を突き、狭いところもスルスルと突破。
さらに強烈なミドルも兼ね備える、恐ろしいMFです。
渡井理己の経歴
- 富丘SSS
- リベルダージ
- 静岡学園高校サッカー部
- 徳島ヴォルティス
- ボアヴィスタ(ポルトガル)
- 徳島ヴォルティス
小学生時代
小学生時代は、富丘SSSでプレーしています。
兄の影響で、3歳の頃にサッカーをスタート。
当時からドリブルが武器で、静岡県選抜でもプレーしています。
中学生時代
中学生時代は、リベルダージでプレーしています。
入学前には”静岡学園中学の練習会”にも参加していましたが、地元のクラブチーム入りを選択。
静岡学園OBの監督のもと、得意の”ドリブル”をさらに強化しています。(参照:note)
高校生時代
高校生時代は、静岡学園高校サッカー部でプレーしています。
”テクニック”が売りの名門校で、高校2年の秋から”10番”を背負う選手に。
活躍は高体連のみにとどまらず、”世代別日本代表”にも選出。
インターハイでは、2年連続で優秀選手賞を受賞しています。
静岡学園時代のチームメイト
・旗手怜央(2学年先輩)
・松村優太(2学年後輩) など
徳島ヴォルティス
2018年に徳島ヴォルティスに入団します。
「繋ぐスタイル」に惚れ込み、徳島への入団を決断。(参照:サッカーダイジェスト)
1年目は出場機会がなかったものの、リカルドロドリゲス監督が掲げる”パスサッカー”のキーマンに。
3年目には”徳島の10番”を背負い、J2リーグ優勝を経験。
J1残留は果たせませんでしたが、翌年には”J2→ヨーロッパ”という凄まじいステップアップを実現しています。
徳島での成績
・2018年:0試合0ゴール(J2)
・2019年:29試合6ゴール(J2)
・2020年:38試合6ゴール(J2優勝)
・2021年:27試合1ゴール(J1)
・2022年:19試合1ゴール(J2)
徳島時代のチームメイト
・垣田裕暉
・ジエゴ
・岩尾憲
・藤田譲瑠チマ
・鈴木徳真
・宮代大聖
・西谷和希
・藤尾翔太
・白井永地 など
ボアヴィスタ(ポルトガル)
2022年7月にボアヴィスタにレンタル移籍します。
素晴らしいミドルシュートを沈めたことはあるものの、大半の試合は途中出場。
主力には定着できなかったこともあり、チームは買取オプションを行使せず。
ボアヴィスタでの成績
・2022-23年:15試合1ゴール
・2023-24年:13試合0ゴール
徳島ヴォルティス
2024年8月に徳島ヴォルティスに復帰します。
第35節の藤枝戦では2アシストを記録。
チーム自体もシーズンが進むにつれて復調し、”最下位→8位”でのフィニッシュに成功しています。(2024年シーズン序盤はJ2で最下位だった)
徳島での成績
・2024年:6試合0ゴール(J2[途中加入])
まとめ
影響を受けた選手は「岩尾憲」。(参照:徳島ヴォルティスHP)
リカルドサッカーの申し子とも呼ばれる、サッカーIQの高いボランチです。
そして、渡井選手も同じく、サッカーIQの高い”リカルドチルドレン”。
噂の真偽はまだわかりませんが・・・
柏サポーターにとっては、”気になる選手”の1人でしょう。
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