「貴公子は両利き」
- 貴公子
- プリンス
顔が整っていて、プレーに”エレガントさ”を漂わせる選手に与えられるこれらのあだ名。
1つ1つのプレーが正確で、どこか”余裕”を感じさせるプレースタイル。
プレーで魅せて、顔でも魅せる。
女性ファンからの人気も絶大です。
今回は、江坂任のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
江坂任ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:江坂任(えさか あたる)
- 生年月日:1992年5月31日
- 出身地:兵庫県三田市
- 所属チーム:蔚山現代FC(韓国)
- ポジション:MF/FW
- 背番号:31番
- 身長:175cm
- 体重:67kg
- 利き足:両足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:1試合0ゴール
- 世代別:なし
2019年にA代表に初招集。
代表デビュー戦は”日韓戦”で、いきなり「得点か!?」と思わせる際どいシュート。
ストップしたのは、当時柏でチームメイトのキム・スンギュ選手でした。
幼馴染の小川慶治朗
小川慶治朗選手(現・横浜FC)とは小学生時代のチームメイト。(参照:サカママ)
時には喧嘩をしながら、お互いを高め合った仲です。
しかし、中学生からは別々のチームに。
ヴィッセル神戸に受かった小川慶治朗と、落ちてしまった江坂任。
幼い頃の挫折を乗り越え、日本代表にの登り詰めています。
江坂と瀬川
Embed from Getty Images江坂任選手と同じようなキャリアを歩んできた選手が、”瀬川祐輔選手”です。(参照:Number)
- 大学まで全国の経験なし
- 大卒でザスパクサツ群馬に入団
- 大活躍し、1年で大宮へ
- 柏に移籍
まるで”江坂の跡を追う”かのように、同じチームへと進んだ瀬川選手。
2023年には、アジア最高峰の舞台・ACLにて、対戦相手として再開しています。
弟・江坂巧は元サッカー選手
弟の”江坂巧さん”も、元サッカー選手。
兄と同じく神戸弘陵高校から大学に進学し、FC大阪(当時JFL)に入団。
JFLで50試合以上に出場したMFです。
両利き
Embed from Getty Imagesサッカー選手なら、大半の選手が”逆足”も上手く使えます。
それでも、利き足の正確性には及ばず。
- 威力・精度が低い
- フォームが多少違う
- 逆足だと自信を持てない
プロですら、利き足を頼ってしまいます。
しかし、江坂選手は正真正銘の”両利き”。
相手にとっては、厄介な特徴です。
江坂任の着用スパイク
メーカー:プーマ
江坂選手は、プーマスパイクを着用。
- ウルトラ
- キング
公式戦では、上記2種類のスパイクを履いています。
江坂任のプレースタイル
Embed from Getty Images「司令塔」
- 両利き
- アシスト能力
- サッカーIQの高さ
両利き。
しかも、プレースキックを務めるキック精度の高さ。
針の穴を通すかのようなパスを繰り出し、アシスト能力は日本トップクラス。
ゴール・アシストともに多く、得点を生み出せる選手です。
また、サッカーIQの高さも折り紙付き。
柏時代には、”監督よりも前に出て指示を送る”というシーンも見られました。
江坂任の経歴
- ウッディSC
- 三田私立ゆりのき台中学校サッカー部
- 神戸弘陵高校サッカー部
- 流通経済大学サッカー部
- ザスパクサツ群馬
- 大宮アルディージャ
- 柏レイソル
- 浦和レッズ
- 蔚山現代FC(韓国)
小学生時代
小学生時代は、ウッディFCでプレーしています。
サッカーをはじめたのは幼稚園の頃。
運動ができる子たちが集まり、その中の1人が小川慶治朗選手(現・横浜FC)。
中学進学前にはヴィッセル神戸ユースのセレクションを受けるも、不合格になっています。(参照:サカママ)
中学生時代
中学生時代は、ゆりのき台中学校サッカー部でプレーしています。
高い技術を誇る江坂選手は、意外にも”中体連(中学の部活動)”の出身。
ユースに落ちてしまった反骨心を持ち、日々練習に励んでいました。
高校生時代
高校生時代は、神戸弘陵高校サッカー部でプレーしています。
全国的に名の通った強豪ですが、江坂選手の在籍時には全国大会には届かず。
一般入試で流経大へと進学します。
大学生時代
大学時代の一コマ。
— けーご【LISEM】 (@LISEM_KEIGO) March 9, 2021
柏レイソル10番イケメン江坂任にぃさんとぽっちゃり系YouTuberけーご。
後ろにちょこっと川崎フロンターレクラッシャー塚川。
豪華な一枚ですね。
ちなみにこのFKワイが蹴って決めたった🤟 pic.twitter.com/meymsqQSFH
大学生時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
240名近い部員を抱えるサッカー部のエースに君臨。(参照:Number)
- 大学3年:総理大臣杯優勝&得点王
- 大学4年:全国大学選手権優勝&得点王
2年連続で大舞台で優勝し、得点王も獲得。
それでも、”J1からのオファー”はなし。
流通経済大学時代のチームメイト
・山村和也(現・川崎フロンターレ)
・比嘉祐介(元・サッカー選手)
・山岸祐也(現・アビスパ福岡)
・湯澤聖人(現・アビスパ福岡)
・中村慶太(現・V・ファーレン長崎)
・西谷和希(現・徳島ヴォルティス)
・森保圭吾(YouTuber・リゼム)
・塚川考輝(現・FC東京)
・守田英正(現・スポルティングCP) など
ザスパクサツ群馬
Embed from Getty Images2015年にザスパクサツ群馬に入団します。
1年目で開幕スタメンを勝ち取り、全試合出場。
J1からのオファーがなかった男が、わずか1年でJ1へのステップアップを果たします。
群馬での成績
・2015年:42試合13ゴール
群馬でのチームメイト
・永井佑一郎
・小林亮 など
大宮アルディージャ
Embed from Getty Images2016年に大宮アルディージャに移籍します。
大宮での定位置はFW。
長身ではないものの、空中戦では”なぜか競り勝ってくれる”頼もしさ。
2016年は5位と高順位につけるも、翌年2017年にはJ2に降格を経験しています。
大宮での成績
・2016年:31試合8ゴール
・2017年:34試合7ゴール
大宮でのチームメイト
・マテウス(元・名古屋、現・サウジアラビア)
・家長昭博
・瀬川祐輔
・ムルジャ
・播戸竜二 など
柏レイソル
Embed from Getty Images2018年に柏レイソルに移籍します。
しかし、そのシーズンにまさかのJ2降格。
J2での1年間で、江坂任は”猛獣使い”に。
オルンガ、クリスティアーノといった強烈な外国人選手にパスを通しまくり。
「No.10」に相応しい活躍を見せるも、2021年夏に突如浦和に移籍。
柏での成績
・2018年:33試合9ゴール
・2019年:38試合11ゴール(J2)
・2020年:32試合9ゴール(ルヴァン杯準優勝)
・2021年:16試合2ゴール(途中退団)
柏でのチームメイト
・伊東純也
・中村航輔
・中山雄太
・瀬川祐輔
・キムボギョン
・オルンガ
・クリスティアーノ
・マテウス・サヴィオ など
浦和レッズ
Embed from Getty Images2021年6月に浦和レッズに移籍します。
「移籍市場に出るはずのない選手が、リストにあがった」と言われるほどの驚きの移籍。
”日本代表”は、当然浦和でも活躍。
2021年天皇杯決勝では先制ゴールを決め、チームを優勝に導いています。
浦和での成績
・2021年:16試合5ゴール(天皇杯優勝、途中入団)
・2022年:30試合2ゴール
浦和でのチームメイト
・西川周作
・槙野智章
・興梠慎三
・酒井宏樹
・伊藤敦樹
・汰木康也
・西大伍
・ユンカー など
蔚山現代FC(韓国)
2023年に蔚山現代FCに移籍します。
ホン・ミョンボ監督率いる、Kリーグ王者。
移籍当初は適応に苦しむも、2023年第18節のベストイレブンにも選出されています。(参照:sports navi)
まとめ
韓国では”Jリーグ時代のような輝き”を放てていない江坂選手。(参照:Sportiva)
実力の高さは折り紙付き。
現状にはがゆさを感じるのは、日本でのプレーを知るサッカーファンも同じです。
2024年シーズンに向け、数多くのチームが目をつけていることは確実。
江坂選手のプレー・動向の注目です。
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