「広島の心臓」
サッカーで目立つのは、どうしたって”ゴール前での攻防”。
点に絡む人と鉄壁の守りを披露する人は、誰の目から見てもわかりやすく”上手”だと感じます。
そして、11人の中には”目立たないけど良い仕事”をして、攻守を繋いでくれる選手がいます。
サンフレッチェ広島でいえば”松本泰志”。
まさに、「広島の心臓」とも言うべき人物です。(2025年に浦和に移籍)
今回は、松本泰志のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
松本泰志ってどんな選手?
- 名前:松本泰志(まつもと たいし)
- 生年月日:1998年8月22日
- 出身地:埼玉県東松山市
- 所属チーム:浦和レッズ
- ポジション:MF
- 背番号:未定
- 身長:180cm
- 体重:76kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:コパアメリカ出場(2019年)
- 世代別:U-20〜U-23(東京五輪世代)
昌平高校初のJリーガー
いまでこそ”関東屈指の強豪校”として知られる昌平高校ですが、全国大会初出場は2014年と、意外と最近のこと。(参照:ゲキサカ)
当時のメンバーの1人が、1年生MFの松本泰志選手。
そして、卒業後にはサンフレッチェ広島に入団しています。
それまでは、”プロ選手”を輩出したことがなかったため、
「松本泰志=昌平高校初のJリーガー」になりました。
同期の針谷岳晃もジュビロ磐田に入団。(参照:Number)
消防士になっていたかも??
Embed from Getty Images父の職業は消防士。(参照:ATHLETE MAGAZINE)
大学でサッカーを続ける気持ちはなく、”公務員試験の勉強”にも取り組んでいたのだとか。
広島からのオファーがなければ、Jリーガーではなく”消防士”として活躍していたかもしれません。
松本泰志の着用スパイク
メーカー:NB(ニューバランス)
松本選手はNB(ニューバランス)のスパイクを着用。
カンガルーレザーの”442”を愛用しています。
松本泰志のプレースタイル
Embed from Getty Images「走るバランサー」
- 基礎技術の高さ
- 無尽蔵のスタミナ
- 攻守のバランス感覚
「デブライネが好き」と語る、パスで魅せるボランチ。
運動量が多く、ピッチの広範囲をカバーします。
数字上では”走行距離の多さ”で目立ち、スタンドから観ていても「どこにでもいるじゃん!!」と感じるほど。
それでいて、バランス感覚に優れている。
的確なポジション・タイミングで”潰し”を行える凄い選手です。
松本泰志の経歴
- 江南南サッカー少年団
- クマガヤSC
- 昌平高校サッカー部
- サンフレッチェ広島
- アビスパ福岡(レンタル)
- セレッソ大阪(レンタル)
- サンフレッチェ広島
- 浦和レッズ
小学生時代
小学生時代は、江南南サッカー少年団でプレーしています。
7歳の時にサッカーをはじめ、最初に憧れた選手はベッカム。(参照:テレ朝サッカー)
小学生時代から両足を器用に使える選手で、当時のポジションはスイーパー(DF)。(参照:埼玉サッカー通信)
江南南出身の選手
・原口元気
・茂木力也
・加藤陸次樹(1学年先輩) など
中学生時代
中学生時代は、クマガヤSCでプレーしています。
ボランチにコンバート。
多くの強豪校から声がかかる選手で、中にはセレッソ大阪U-18も。
最も高く評価をしてくれた昌平高校に進学しています。
クマガヤSC出身の選手
・茂木力也
・加藤陸次樹(1学年先輩)
・金子拓郎(1学年先輩) など
高校生時代
高校生時代は、昌平高校サッカー部でプレーしています。
1年生からスタメンに定着。
冬の選手権では昌平高校史上初の全国大会出場を実現し、ここでもスタメン出場。
3年時には”10番”を背負い、広島総体で全国ベスト4に進出。
敗退した次の日からは”サンフレッチェの練習参加”が始まったようです。(参照:ATHLETE MAGAZINE)
ちなみに、当時の広島の指揮官は森保一監督。
昌平高校出身の選手
・針谷岳晃(同期)
・鎌田大夢
・小見洋太
サンフレッチェ広島
Embed from Getty Images2017年にサンフレッチェ広島に入団します。
プロ1年目は残留争いに苦しむ中、1試合もベンチ入りできず。
翌年は打って変わって優勝争いを演じる中、先発出場は1試合のみ。
プロ4年目を迎える2020年に、レンタル移籍を決断しています。
広島での成績
・2017年:0試合0ゴール(J1)
・2018年:3試合0ゴール(J1)
・2019年:15試合0ゴール(J1)
・2020年:0試合0ゴール(J1)→レンタル移籍
アビスパ福岡
Embed from Getty Images2020年8月にアビスパ福岡にレンタル移籍します。
移籍直後から重用され、ボランチのレギュラーに。
クラブもJ2リーグ2位でシーズンを終え、J1昇格に貢献しています。
福岡での成績
・2020年:25試合1ゴール(J2[途中入団])
福岡時代のチームメイト
・城後寿
・山岸祐也
・遠野大弥
・前寛之
・上島拓巳
・ドウグラス グローリ
・サロモンソン
・セランテス など
セレッソ大阪
2021年にセレッソ大阪にレンタル移籍します。
中学時代に目をつけてクラブに加入するも、出場したのはわずか2試合。
出場時間も合計30分ほどで、7月には広島に復帰しています。
C大阪での成績
・2021年:2試合0ゴール(J1[途中退団])
C大阪時代のチームメイト
・大久保嘉人
・清武弘嗣
・乾貴士
・原川力
・加藤陸次樹
・坂本達裕
・瀬古歩夢
・キム ジンヒョン など
サンフレッチェ広島
2021年7月にサンフレッチェ広島に復帰。
準主力という立ち位置が続く中、プロ8年目の2024年にボランチのスタメンに。
J1優勝争いを繰り広げる強豪を攻守に支えています。
広島での成績
・2021年:10試合0ゴール(J1)
・2022年:23試合3ゴール(J1)
・2023年:17試合0ゴール(J1)
・2024年:36試合3ゴール(J1)
浦和レッズ
2025年に浦和レッズに移籍します。
CWC(クラブW杯)に向けた大型補強の1人。
地元・埼玉県のクラブでのプレーは高校生ぶり。
まとめ
日本代表デビューは2019年コパアメリカ。
「東京五輪世代の強化」という目的がゆえの”若手を集めた日本代表”だったとはいえ、21歳という若さで日の丸を背負いました。
しかし、”J1クラブの主軸”になったのは2024年のこと。
「意外と時間がかかった」かもしれませんが、その分、今の活躍に喜びを感じるサポーターも多いはずです。
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