「国立を沸かせた大学生ドリブラー」
2023年7月に、J2リーグ史上初・新国立競技場での試合が開催されました。
この試合で最も注目を浴びたのは、1人の大学生。
特別指定選手として、プロデビュー2試合目。
38,408人の観客の前で、堂々たるプレーを披露。
この試合をきっかけに、何十万人という人々が「新井悠太」という名前を覚えたはずです。
今回は、新井悠太のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
新井悠太ってどんな選手?
- 名前:新井悠太(あらい ゆうた)
- 生年月日:2003年3月24日
- 出身地:群馬県高崎市
- 所属チーム:東洋大学(東京ヴェルディ内定)
- ポジション:MF
- 背番号:40番
- 身長:166cm
- 体重:66kg
- 利き足:右足
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-22日本代表(2023年10月初招集)
2023年10月にU-22日本代表に初選出。
これまで代表歴はありませんでしたが、“大学生での五輪出場”を目指します。
国立・町田戦での衝撃
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— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) July 9, 2023
キレキレです⚡️⚡️
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左サイドでボールを受けた 東京ヴェルディ 新井悠太 選手が鋭い切り返しから狙ったシュートは惜しくもポスト!@TokyoVerdySTAFF pic.twitter.com/217pBucGpF
2023年J2リーグ第25節。
国立競技場で行われた町田戦で、「新井悠太」の名前は全国区になりました。
0-2とリードされた状況で出場し、左サイドを幾度となく打開。
流れを完全に変え、2-2の同点に。
スタジアムは、新井選手が”ボールを持つだけで歓声”が上がるようになっていました。
新井悠太と荒井悠汰
2人の”あらいゆうた”。
- 新井悠太:東京ヴェルディ
- 荒井悠汰:FC東京
年齢は2歳違い。
共に、東京のクラブに所属するドリブラーです。
新井悠太の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
新井選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
新井悠太のプレースタイル
Embed from Getty Images「何かを起こすドリブラー」
主戦場は左サイド。
上半身を大きく揺らすボディフェイントで、相手の逆を突いてドリブル。
ボールを持つだけで歓声が上がる、”右利きのドリブラー”です。
また、ユーティリティ性も高さも魅力。
- WG(ウィング)
- SH(サイドハーフ)
- SB(サイドバック)
- ボランチ
チーム状況に応じて、複数ポジションでプレーできます。
新井悠太の経歴
- 高崎FC中川
- 前橋FC
- 前橋育英高校サッカー部
- 東洋大学サッカー部
- 東京ヴェルディ(2025年入団予定)
小学生時代
小学生時代は、高崎FC中川でプレーしています。
「バルセロナのパスサッカー」を目指すチームで、小学6年時には群馬県大会で準優勝。
幼馴染の柴山昌也選手(現・セレッソ大阪)と共に、フットサルもプレーしています。(参照:セレッソ大阪)
中学生時代
中学生時代は、前橋FCでプレーしています。
毎年、複数名が群馬の強豪校に進学するチーム。
新井選手は10期生として入団し、OB13人目のプロ選手になります。
前橋FC出身の選手
・松田陸(現・ジェフユナイテッド千葉)
・田部井涼(現・ファジアーノ岡山)
・秋山裕紀(現・アルビレックス新潟)
高校生時代
高校生時代は、前橋育英高校サッカー部でプレーしています。
2年生からAチーム入りするも、冬の選手権では出番なし。(参照:ゲキサカ)
高校3年の選手権では、まさかの県予選三回戦で敗退。
自身の成長はあったものの、成績としては悔しい結果に。
前橋育英高校出身の選手
・細貝萌(現・ザスパクサツ群馬)
・渡邊凌磨(現・FC東京)
・鈴木徳真(現・セレッソ大阪)
・坂元達裕(現・コヴェントリーシティ[英2部])
・金子拓郎(現・ディナモザグレブ[クロアチア])
・近藤友喜(現・横浜FC) など
大学生時代
現在、東洋大学サッカー部に在籍しています。
1年時に関東大学リーグ2部で2位につけ、1部リーグに昇格。
大学3年生にして東京ヴェルディに内定し、特別指定選手としてプレー。
途中出場で流れを変える「ジョーカー」としての役割を確立。
2023年10月には、U-22日本代表にも選出されています。
東洋大学出身の選手
・仙頭啓矢(現・柏レイソル)
・坂元達裕(コヴェントリーシティ[英2部])
・松本健太(現・柏レイソル) など
まとめ
- 大学サッカー出身
- 右利きの左サイド
- 独特なリズムでのドリブル
どこか、三笘薫っぽさを感じる選手です。
ドリブルひとつでチャンスをつくり、スタジアムを沸かせる選手。
「NEXT・三笘」と紹介されるのも、時間の問題です。
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