「エース ストライカー」
「万能」という言葉がよく似合う、なんでもできるFW。
そんな山岸選手の”J1初挑戦”は28歳の時。
世代別を含め、日本代表との縁はいまだなし。
”遅咲き”ともいえる経歴ですが、いまやJ1屈指のストライカーです。
今回は、山岸祐也のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
山岸祐也ってどんな選手?
- 名前:山岸祐也(やまぎし ゆうや)
- 生年月日:1993年8月29日
- 出身地:千葉県柏市
- 所属クラブ:名古屋グランパス
- ポジション:MF/FW
- 背番号:11番
- 身長:183cm
- 体重:80kg
- 利き足:右
山ピース(やまピース)
得点を決めた後は”山ピース”。
山岸選手のオリジナルのピースサインで、アビスパサポーターにはお馴染みです。
グッズも販売しており、トレードマークでもある”山ピースヘアバンド(ヘアバンド)”も商品化しています。(参照:アビスパ福岡公式HP)
瀬川祐輔と仲良し
瀬川祐輔選手(現・川崎フロンターレ)とは、一緒に年越しをする仲。
同じ年齢の大卒選手で、2016年にザスパ草津に同期入団。
そして2人揃って愛犬家です。
弟は美容師
山岸選手の弟は、千葉県の流山おおたかの森で美容師をしています。
兄はもちろん、江坂任選手(大学の先輩)や親友の瀬川選手も、柏在籍時に足を運んでいます。
LISEM・けーごの同級生
サッカー系YouTuberのLISEM・けーごさんとは大学の同級生。
大学日本一に輝いたのは3回。
いつの日か、LISEMの動画に山岸選手が登場することがあるかもしれません。
サポーターにひつまぶし
2023年ルヴァンカップ準決勝。
アウェーで名古屋を破り、クラブ史上初の”決勝戦”に進出。
試合後、名古屋名物の”ひつまぶし”を食べに行った山岸選手。
お店に居合わせた福岡サポーター全員分のお会計をお支払い。
ひつまぶしって結構お高いですよね。。。
アウェーまで応援に来てくれたサポーターへの、男らしすぎるエピソードです。
興梠慎三選手も、「サポーター全員に奢った伝説」の持ち主です。
【興梠慎三について詳しく】
山岸祐也の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
山岸選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
山岸祐也のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型ストライカー」
一見、特徴がわかりにくい選手。
言い方を変えれば、”全てを高水準でこなせる選手”です。
- ワンタッチシュートの上手さ
- 巧みなポストプレー
- 前線からの守備
速くて強く、フリーランも上手い。
警戒されているのに、”なぜかフリー”になってダイレクトシュート。
ポストプレーでは攻撃の起点になり、守備も怠らない。
いまや、”エース”と呼ばれる選手です。
山岸祐也の経歴
- 柏ラッセル(柏市立逆井中学校)
- 尚志高校サッカー部
- 流通経済大学サッカー部
- ザスパクサツ群馬
- FC岐阜
- モンテディオ山形
- アビスパ福岡
- 名古屋グランパス
小・中学生時代
小・中学生時代は、柏ラッセルでプレーしています。
当時のポジションはMF。
柏市で生まれ育ち、レイソルのセレクションを複数回受けるも落選した過去も。
叔父は、1997〜2002年にかけてJリーグでプレーした小松崎保さんです。(現・金沢星稜大学サッカー部監督)
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、尚志高校サッカー部でプレーしています。
「選手権に出場するため」に、親元を離れて福島県に。
高校3年生になる直前には、東日本大震災での被災を経験。
各選手が一旦地元に戻り、2ヶ月ほど練習ができない日々が続きました。(参照:ディオマガ)
そして、迎えた冬の選手権ではベスト4に進出し、山岸選手は優秀選手に。
福島県に、「勇気と感動」を与えました。
大学生時代
大学生時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
肉体改造に励み、体重は10kgも増加。
流経大サッカー部創部50周年にあたる年代で、大学4年時には2冠も達成。
現在もプロで活躍する選手が多数いる、まさしく「最強の年代」です。
流通経済大学時代のチームメイト
・江坂任(現・蔚山現代)
・湯澤聖人(現・アビスパ福岡)
・中村慶太(現・V・ファーレン長崎)
・西谷和希(現・徳島ヴォルティス)
・森保圭吾(リゼム)
・塚川考輝(現・京都サンガ)
・守田英正(現・スポルティングCP)
ザスパクサツ群馬
Embed from Getty Images2016年にザスパクサツ群馬に入団します。
プロからのオファーは群馬のみ。
雑草魂を持って練習に取り組み、1年目からレギュラーに定着。
瀬川祐輔選手との大卒ルーキーコンビで、得点を量産します。
群馬での成績
・2016年:33試合5ゴール(J2)
・2017年:36試合3ゴール(J2)
FC岐阜
2018年にFC岐阜に移籍します。
大木勉監督からの電話で、「岐阜ならもっとサッカーが上手くなるぞ」と言われ、移籍を決意。(参照:Number)
トップ下やウィング、ボランチなどでも幅広くプレー。
持ち前の攻撃センスに加え、”攻守の切り替え”を身につけます。
岐阜での成績
・2018年:31試合4ゴール(J2)
・2019年:22試合4ゴール(J2・途中退団)
モンテディオ山形
Embed from Getty Images2019年8月にモンテディオ山形に移籍します。
転機になったのは、加入1ヶ月後のアウェー柏レイソル戦。
J2首位を走る相手に先制点をあげ、4-3で勝利。
子供の頃に憧れた日立台で、サポーターの心をガッチリと掴みました。(参照:ゲキサカ)
山形での成績
・2019年:14試合4ゴール(J2・途中入団)
・2020年:23試合6ゴール(J2・途中退団)
アビスパ福岡
2020年10月にアビスパ福岡に移籍します。
2021年には、”プロ7年目・28歳でのJ1初挑戦”。
第10回アビスパ福岡選抜総選挙(人気投票)では1位に輝き、チームNo.1の人気選手に。
プレー面でも”シーズン2桁ゴール”を記録するなど、福岡のエースとして活躍中です。
福岡での成績
・2020年:17試合3ゴール(J2・途中入団)
・2021年:29試合5ゴール(J1)
・2022年:34試合10ゴール(J1)
・2023年:34試合10ゴール(J1)
名古屋グランパス
2024年に名古屋グランパスに移籍します。
移籍先でも、”11番”を背負うことに。
エースとしての仕事が期待されています。
まとめ
2020年に5シーズンぶりにJ1に復帰。
2023年には、Jリーグで唯一、”10月まで3冠の可能性”を残しています。
J1復帰から、強豪と呼ばれるチームに。
その軌跡において、”山岸祐也”というストライカーが、大きな役割を果たしています。
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