「小さなスピードスター」
「なんか小柄な選手がいる」。
アスリートは長身な人が多いこともあり、最初に抱く感想はそれ。
そして、彼が走しり出した瞬間に、「小柄だなぁ」と思ったことはどこかにいってしまいます。
「速ッッッ!!!」
本当に速いです。
一人だけ早送りしてるみたいに速いんです。
今回は、山下諒也のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
山下諒也ってどんな選手?
- 名前:山下諒也(やました りょうや)
- 生年月日:1997年10月19日
- 出身地:静岡県磐田市
- 所属チーム:ガンバ大阪
- ポジション:MF/FW
- 背番号:17番
- 身長:164cm
- 体重:57kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:なし
靴下ドリブルゴール
勝利に導く決勝ゴールは #山下諒也 選手の『裸足の右』から繰り出された絶妙コントロールショット✨
— 横浜FC【公式】 (@yokohama_fc) March 6, 2022
山下選手いわく
「スパイク履いてた方がシュートは難しい」
とのことでした。#yokohamafc #横浜FC pic.twitter.com/qcfrtbWiTF
”2022年J2リーグ第3節 大分トリニータvs横浜FC”での出来事。
一見すると、ファーに巻いた美しいゴール。
足元をよく見ると、「スパイクを履いていない」。
直前のプレーで、スパイクが脱げてしまった山下選手。
それでも”チャンス”を察知し、プレー続行を選択。
その判断が生んだ”芸術的な靴下ゴール”です。
小川航基との仲
静岡県磐田市で生まれ、小学生からジュビロでプレーしていた山下選手。
憧れは”ゴン中山”で、夢は当然「ジュビロの選手になること」。
そんな少年の夢を阻むことになったのは・・・
同じ年齢のFWの小川航基。
小川選手がジュビロに加入することになり、山下選手の夢(ユースからの昇格)は実現せず。
そしてその7年後。
山下選手と小川選手は、横浜FCでチームメイトに。
仲良くありつつも、良いライバル関係を築いていたようです。
山下諒也の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:NB(ニューバランス)
山下選手は、ニューバランスの”フューロン”を着用しています。
「驚くほど軽い」をキャッチフレーズとする、人工皮革のスパイクです。
山下諒也のプレースタイル
Embed from Getty Images「とにかく速い!!」
- 爆発的なスピード
- 無尽蔵のスタミナ
- ガッツ溢れるプレー
最大の武器は”スピード”。
スペースがあれば、「ブッチぎれる」こと間違いなし。
トップスピードはもちろん、初速の速さも特徴です。
そんなスピードスターが90分間駆け回り、ドリブルでガンガン仕掛けてくる。
球際では一歩も引かず、”負けん気の強さ全開”で戦います。
山下諒也の経歴
- ジュビロ磐田サッカースクール
- ジュビロSS磐田
- ジュビロ磐田ユース
- 日本体育大学サッカー部
- 東京ヴェルディ
- 横浜FC
- ガンバ大阪
小学生時代
小学生時代は、ジュビロ磐田サッカースクールでプレーしています。
幼稚園の頃にフットサルをはじめ、水泳、ソフトボールにも夢中な少年時代。(参照:横浜FC公式HP)
小学3年生の時にジュビロのスクールに入団し、6年生の時のブラジル遠征ではネイマールと一緒にお昼ご飯を食べたことも。(参照:東京V公式HP)
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、ジュビロ磐田の下部組織でプレーしています。
- ジュビロSS磐田
- ジュビロ磐田ユース
同級生が上の学年のチームに帯同する中、「小柄なこと」も影響して周囲との遅れを感じた時期も。(参照:UDNスポーツ)
ユース時代にはツートップの一角を担い、スピードやドリブルといった武器を磨きますが・・・。
先述の通り、小川航基獲得の余波でトップ昇格は見送りに。
ジュビロU-18時代のチームメイト
・中野誠也(2学年先輩)
・上原力也(1学年先輩)
・森下龍矢(同期)
・伊藤洋輝(2学年後輩)
大学生時代
大学生時代は、日本体育大学サッカー部でプレーしています。
2年生の時にスタメンに定着。
錚々たるメンバーが揃っていた”2019年ユニバーシアード”や、「プロへの登竜門」とも言われる”デンソーカップ”への出場はなし。
それでも、大学4年時には関東2部MVPに選出され、東京Vへの入団も内定。
その傍ら、”体育教師の教員免許”も取得しています。
日体大時代のチームメイト
・太田修介(2学年先輩)
・ンドカ ボニフェイス(2学年先輩)
・原田亘(1学年先輩)
・三浦颯太(3学年後輩)
東京ヴェルディ
Embed from Getty Images2020年に東京ヴェルディに入団します。
1年目は”ジョーカー”としての起用に応え、短い時間でも得点を量産。
右サイド・左サイドで遜色ないプレーを見せ、快足飛ばしてぶっちぎり。
2年連続で二桁ゴールに迫る活躍を見せるも、J1昇格プレーオフ出場圏内には届きませんでした。
東京Vでの成績
・2020年:41試合8ゴール(J2)
・2021年:38試合7ゴール(J2)
東京V時代のチームメイト
・大久保嘉人
・近藤直也
・小池純輝
・井上潮音
・森田晃樹
・井出遥也
・藤本寛也
・藤田譲璃チマ
・山本理仁
・マテウス
・ンドカ ボニフェイス など
横浜FC
Embed from Getty Images2022年に横浜FCに移籍します。
1年目は主にWB(ウィングバック)としてプレー。
下がり目のポジションになったことで得点数は減ったものの、持ち前の走力で広範囲をカバー。
攻守に奮闘し、J1昇格を勝ち取っています。
翌年(2023年)はシャドーなどの攻撃なポジションに。(参照:サッカーダイジェスト)
チームは1年でのJ2降格となりますが、持ち前のスピードはJ1でも脅威となっていました。
横浜FCでの成績
・2022年:41試合3ゴール(J2)
・2023年:28試合2ゴール(J1)
横浜FC時代のチームメイト
・小川航基
・井上潮音
・岩武克弥
・伊藤翔
・近藤友喜
・林幸多郎
・手塚康平
・マルセロ ヒアン
・ンドカ ボニフェイス
・ブローダーセン など
ガンバ大阪
Embed from Getty Images2024年にガンバ大阪に移籍します。
シーズン開幕当初は途中出場が多かったものの、第9節からはスタメンに定着。
ACL出場圏内を目指すチームにおいて、重要な戦力になっています。
まとめ
「小さくて速い」。
1試合観れば、印象に残ることは間違いありません。
マジで速いです!!
現段階では、”J1での得点数”は伸びてきていませんが・・・。(2024年)
チャンスに関与する回数は、確実に増えてきています。
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