「両利きの司令塔」
金髪をなびかせ、”違い”を見せるアタッカー。
意外にも、中学・高校時代は”交代要員”。
学生時代の大半ベンチで過ごし、プロ入りのキッカケは知人のツテ。
苦労を乗り越え、アジア王者まで登り詰めた選手です。
今回は、小泉佳穂のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
小泉佳穂ってどんな選手?
- 名前:小泉佳穂(こいずみ よしお)
- 生年月日:1996年10月5日
- 出身地:東京都練馬区
- 所属チーム:浦和レッズ
- ポジション:MF
- 背番号:8番
- 身長:172cm
- 体重:63kg
- 利き足:両利き
渡邊凌磨のYouTubeの常連
小泉選手は、前橋育英高校(群馬県)の出身。
前橋育英出身の1996年生まれは、大卒経由でプロで大活躍。
その1人、渡邊凌磨選手とは今でも仲良し。
渡邊選手のYouTubeチャンネルへの登場率も高めです。
父は東大の教授
小泉選手のお父さんは、東京大学の教授。
高校時代に練習試合の応援に駆けつけた際には、”ハーフタイムにジョギングをする”という伝説も。(参照:サカノワ)
「後半から小泉佳穂のお父さんが試合に出るぞ!!!」とザワついたのだとか。
趣味は将棋
Embed from Getty Images趣味は”将棋”。(参照:Number Web)
将棋ウォーズ(アプリ)では、1級を取得している実力者。
2手・3手先を読むプレースタイルは、将棋の影響もあるのかもしれません。
両利きのイケメン
かわいらしいルックスで女性人気も高い選手。
そんな小泉選手は、”両利き”という凄まじい特徴の持ち主。
「両足を使えるようになりなさい」という父の助言の元、小さい頃から両足でキックの練習。
現在は、”両足同等の精度”を誇ります。
※元・浦和の”江坂任選手”も両利きイケメンです。
小泉佳穂の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
小泉選手はミズノのスパイクを着用しています。
- モレリアⅡ
- モレリアNEO3
小泉佳穂のプレースタイル
Embed from Getty Images「両利きのゲームメイカー」
- 両利き
- ゲームの流れを読む力
- パス・シュートの精度
プレーの随所に”頭の良さ”を感じさせる選手。
状況・時間帯などを考慮してプレーし、決定的なパスでチャンスを演出します。
キック精度が高く、アジア王者でプレースキックを任される選手。
それでいて、両利き。
小泉佳穂の経歴
- 光が丘KID SC
- FC東京U-15むさし
- 前橋育英高校サッカー部(群馬県)
- 青山学院大学サッカー部
- FC琉球
- 浦和レッズ
小学生時代
小学生時代は、光が丘KID SCでプレーしています。
元々は右利きでしたが、父の助言を受け、意識的に左足を使うように。
いつしか、”両利き”の選手に。
中学生時代
中学生時代は、FC東京U-15むさしでプレーしています。
試合には出れず、本人も納得の”昇格見送り”。
同じく昇格を逃した”親友の坂元達裕選手”と共に、前橋育英高校へと進学します。
FC東京U-15むさし時代のチームメイト
・坂元達裕(同期)
・佐藤亮(1歳後輩)
・波多野豪(2歳後輩)
高校生時代
高校生時代は、前橋育英高校サッカー部でプレーしています。
3年生時には、インターハイ・選手権ともに全国大会に。
「弱い世代」と言われる中、選手権準優勝の成績を残しています。(参照:サッカーキング)
ちなみに、小泉選手は高校3年間で”主力選手”にはなれず。
前橋育英時代のチームメイト
・鈴木徳真(現・セレッソ大阪)
・渡邊凌磨(現・FC東京)
・吉田舜(現・浦和レッズ)
・坂元達裕(現・コヴェントリーシティ[イングランド2部])
・岡村大八(現・コンサドーレ札幌)
・金子拓郎(現・コンサドーレ札幌)
・岩下航(現・柏レイソル) など
大学生時代
大学生時代は、青山学院大学サッカー部でプレーしています。
”10番”を背負い、チームのエースとして活躍。
しかし、関東2部リーグからの昇格は果たせず。
プロからのオファーがあったわけではなく、知人のツテでFC琉球の練習に参加。(参照:サッカー批評)
そのチャンスを掴み、念願のプロ入りを果たします。
FC琉球
2019年にFC琉球に入団します。
プロ1年目に、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令。
練習が中止になるなど、チーム戦術への適用に時間はかかったものの、2年目には本領発揮します。
小野伸二さんからの「お前はもっと点が取れる。シュートを打て」という助言通り、得点も増加。(参照:Sports Navi)
その活躍が評価され、”恩人・小野伸二”がデビューした浦和からのオファーが届きます。
琉球時代の成績
・2019年:12試合0ゴール(J2)
・2020年:38試合6ゴール(J2)
琉球時代のチームメイト
・小野伸二
・田中恵太
・徳元悠平
・上門智樹
・風間宏希
・風間宏矢
浦和レッズ
Embed from Getty Images2021年に浦和レッズに移籍します。
チームの司令塔に定着し、2022年ACLではアジアNo.1に。
ゲームをコントロールし、攻撃の起点になるプレーを見せています。
浦和での成績
・2021年:34試合2ゴール(天皇杯優勝)
・2022年:27試合3ゴール(※ACL優勝)
※ACL決勝が行われたのは2023年。
まとめ
状況に適したプレーを選択し、精度も高い。
”両足使える”という武器は、相手の判断を鈍らせ、決定的なプレーへと繋がります。
「小泉佳穂がボールを持った時」。
どんなプレーを選択するのか、ぜひ注目してみてください。
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