「超・ユーティリティ」
予定を1年早め、プロの世界に飛び込んだ大学4年生。
しかも、J1クラブの主力として活躍中。
でも、サッカーファンからの驚きは少なかったかもしれません。
なんせ、”高校サッカー選手権の得点王”ですから。
今回は、安斎颯馬のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
安斎颯馬ってどんな選手?
- 名前:安斎颯馬(あんざい そうま)
- 生年月日:2002年9月29日
- 出身地:東京都目黒区
- 所属チーム:FC東京
- ポジション:DF/MF/FW
- 背番号:38番
- 身長:175cm
- 体重:68kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-15日本代表候補(2017年)
高校サッカーのスター選手
Embed from Getty Images※高校生選抜での写真。
2020~21年に行われた第99回高校サッカー選手権。
PK戦の末に山梨学院高校の優勝で幕を閉じた大会です。
その対戦相手・青森山田高校でプレーしていたのが、安斎颯馬選手。
決勝戦で1ゴールを含む、大会5ゴールで得点王に輝いています。
中学生以来のFC東京復帰
Embed from Getty Images青森山田高校出身というイメージの強い安斎選手。
実は、”東京都目黒区出身”という、超・都会っこ。
中学時代にはFC東京の下部組織でプレーしており、”古巣への復帰”を果たしたことになります。
1年前倒しでプロ入り
FC東京、早大MF安斎颯馬と24シーズンよりプロ契約締結を発表!! 特別指定選手として昨季J1デビューhttps://t.co/65jWcroiWs#ゲキサカ #Jリーグ #サッカー
— ゲキサカ (@gekisaka) February 7, 2024
大学3年生で勝ち取った、2年後のプロ入り。
2025年入団予定だった契約が、予定を早めて2024年にFC東京入団。
大学のサッカー部を退部し、プロの世界へと道を踏み入れました。
決してFC東京の台所事情が厳しかったわけではありません。
むしろ、J1でも随一の攻撃陣を誇るクラブ。
クラブとしては、それだけ「安斎颯馬が欲しかった」ということの現れです。
安斎颯馬の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:MIZUNO(ミズノ)
安斎選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
安斎颯馬のプレースタイル
Embed from Getty Images「器用すぎる男」
高校時代はトップ下で、WG(ウィング)やSH(サイドハーフ)もできる。
プロデビュー戦は、右SB(サイドバック)。
DF~FWまで。
サイドでもセンターでも、どこでもハイレベルにプレーできる器用さが持ち味です。
それを可能にするのは、正確な技術。
左右両足ともにセットプレーを蹴れるレベルで、闘う姿勢も一人前。
プロの中でも、トップクラスに万能な選手です。
安斎颯馬の経歴
- FC Bonos Meguro
- FC東京U-15深川
- 青森山田高校サッカー部
- 早稲田大学蹴球部
- FC東京
小学生時代
小学生時代は、FC Bonos Meguroでプレーしています。
兄の影響で、8歳の頃にサッカーをスタート。
小学6年生の頃には都大会の決勝戦に出場しますが、”0-8”というスコアで敗れたことも。(参照:早稲田大学ア式蹴球部のnote)
中学生時代
Embed from Getty Images中学生時代は、FC東京U-15深川でプレーしています。
高円宮杯(全国大会)では準優勝を経験し、個人では”U-15日本代表候補”に選出。
クラブと代表で異なるプレーするという、器用さの片鱗を見せ始めるも・・・
U-18への昇格は逃すことに。(参照:THE ANSWER)
高校生時代
高校生時代は、青森山田高校サッカー部でプレーしています。
1年生の夏頃からAチーム入りを果たすも、2年時は2度の骨折で戦線離脱。
完全復活を果たした3年時には得点を量産し、全国高校サッカー選手権で得点王に輝いています。(5ゴール)
当然、プロからのオファーもあったようですが・・・
現状の自分を客観視し、大学サッカーを選択します。
青森山田高校時代のチームメイト
・檀崎竜孔(2学年先輩)
・バスケス バイロン(2学年先輩)
・三國ケネディエブス(2学年先輩)
・武田英寿(1学年先輩)
・藤原優大(同期)
・松木玖生(1学年後輩)
・宇野禅斗(1学年後輩) など
大学生時代
大学生時代は、早稲田大学蹴球部でプレーしています。
AO入試で合格を掴み、1年生から主力選手に。
関東リーグでは新人王を受賞。
順風満帆な1年間を過ごすも、翌年は2部リーグへの降格を経験。
失意のシーズンとなったものの、個人で見れば大学3年生の4月に”FC東京への入団が内定”しています。(参照:FC東京公式HP)
早稲田大学時代のチームメイト
・加藤拓己(3学年先輩)
・西堂久俊(2学年先輩)
・植村洋斗(1学年先輩) など
FC東京
Embed from Getty Images2024年にFC東京に入団します。
予定を1年早め、大学4年生でのプロ入り。
4月には退場という苦い経験もしましたが、現在は右SHのレギュラーに定着しています。
FC東京での成績
・2023年:2試合0ゴール(J1・特別指定)
まとめ
「どこでもプレーできる」という器用さ。
クラブはもちろん、代表にも1人はいてほしい特徴を持った選手です。
そして、まだパリ五輪世代の若い選手。
現在のパフォーマンスが継続できれば、市場価値はグングン高まってきそうです。
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