「超ユーティリティ」
和泉竜司選手は、高校サッカー選手権のスター選手。
当時の彼を知る人であれば、”10番・FW”という印象が強いはず。
しかし、プロ入り後はユーティリティ性が覚醒。
GK以外なら、”全ポジション”に適応可能です。
今回は、和泉竜司のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
和泉竜司ってどんな選手?
- 名前:和泉竜司
- 生年月日:1993年11月6日
- 出身地:三重県四日市市
- 所属チーム:名古屋グランパス
- ポジション:MF
- 背番号:7番
- 身長:173cm
- 体重:72kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:U-20日本代表(2013年)
市立船橋高校の10番
Embed from Getty Images和泉選手といえば、”高校サッカー選手権のスター選手”。
”イチフナの10番”を背負い、第90回高校サッカー選手権で優勝。
決勝戦の相手は、浅野拓磨選手を擁する四日市中央工業高校。
和泉選手は”地元の高校”を相手に2ゴール。
大会を通して、最も目立っていた選手です。
当時の四日市中央工業のキャプテンは、千葉県出身で”市船に落ちた過去”をもつ選手でした。
スイスに移籍との噂
2024年シーズン前のオフシーズン。
和泉選手には、”スイス移籍”の噂が立っています。
移籍先とされているのは、鹿島時代の恩師・レネ ヴァイラー監督が率いるセルヴェット。
元チームメイトで、明治大学の後輩の”常本佳吾選手”も所属するクラブです。
和泉竜司の着用スパイク
メーカー:ナイキ
和泉選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中では、足幅が広めなスパイクです。
和泉竜司のプレースタイル
Embed from Getty Images「超ユーティリティなアタッカー」
- 全ポジションできる
- 得点に絡む能力
- 足元の技術
本職は、”攻撃的なポジション”。
しかし、技術・サッカー脳ともに”Jリーグ随一”のものを持つ和泉選手。
その能力を、どこのポジションでも遺憾無く発揮します。
プロ入り後にプレーしたポジションは、FW・MF・DF。
サイド・中央も問いません。
GK以外は、全ポジションでのプレー経験があります。
和泉竜司の経歴
- 羽津スポーツ少年団
- FC四日市Jr.ユース
- 市立船橋高校サッカー部
- 明治大学サッカー部
- 名古屋グランパス
- 鹿島アントラーズ
- 名古屋グランパス
小学生時代
小学生時代は、羽津スポーツ少年団でプレーしています。
9歳の時に、友達に誘われてサッカーを始めます。
中学生時代
中学生時代は、FC四日市Jr.ユースでプレーしています。
トップチームは、”社会人リーグ三重県1部リーグ”に所属するクラブ。
これまでに7人のプロ選手を輩出しており、旗手怜央選手もプレーしていたクラブです。
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、市立船橋高校サッカー部でプレーしています。
- 高校2年:インターハイ優勝・得点王
- 高校3年:選手権優勝
「10番・キャプテン」として、チームを牽引。
千葉県は高校サッカーの激戦区ということもあり、選手権に出場できたのは1回のみ。
その1回で、見事”日本一”を勝ち取っています。
市立船橋高校時代のチームメイト
・中村充考(2学年先輩)
・馬渡和彰(2学年先輩)
・柴戸海(2学年後輩)
大学生時代
大学生時代は、明治大学サッカー部でプレーしています。
1年生からAチーム入りし、5月にはスタメンに定着。
- 全日本大学生選抜入り
- 10番・キャプテン
高校時代に続き、大学でもNo.1プレーヤーになるも、4年間で優勝を経験できず。
プロの道へと進みます。
明治大学時代の同級生
・瀬川祐介(現・川崎フロンターレ)
・山越康平(現・東京ヴェルディ)
・高橋諒(現・ファジアーノ岡山) など
名古屋グランパス
Embed from Getty Images2016年に名古屋グランパスに入団します。
プロ1年目にはまさかのJ2降格を経験し、1年でJ1に復帰。
GK以外の全ポジションでプレーするという、類を見ないユーティリティ性を発揮しています。
名古屋での成績
・2016年:14試合1ゴール(J1)
・2017年:39試合1ゴール(J2)
・2018年:32試合2ゴール(J1)
・2019年:31試合6ゴール(J1)
名古屋時代のチームメイト
・楢崎正剛
・闘莉王
・安田理大
・高橋諒
・永井謙佑
・小屋松知哉
・シモビッチ
・中谷進之介
・菅原由勢
・藤井陽也
・玉田圭司
・ジョー
・ランゲラック
・佐藤寿人
・相馬勇紀 など
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2020年に鹿島アントラーズに入団します。
鹿島でのポジションは”左SH(サイドハーフ)”。
もちろん、試合によってはFW・MF・DFのどこでもプレーしています。
得点に絡む機会が増えたものの、タイトルがとれなかったことが悔い。
鹿島での成績
・2020年:27試合3ゴール
・2021年:23試合1ゴール
・2022年:30試合1ゴール
鹿島時代のチームメイト
・内田篤人
・杉岡大暉
・町田浩樹
・犬飼智也
・レオシルバ
・エヴェラウド
・三竿健斗
・荒木遼太郎
・上田綺世
・染野唯月
・常本佳吾
・樋口雄太
・鈴木優磨 など
名古屋グランパス
Embed from Getty Images2023年に名古屋グランパスに移籍します。
4年ぶりに古巣に復帰。
中盤で攻守に奮闘し、3ゴール・3アシストを記録しています。
名古屋での成績
・2023年:30試合10ゴール(J1)
まとめ
非凡な攻撃センスに加え、脅威のユーティリティ性。
30歳になった今でも、”需要が高い”ことは間違いありません。
日本代表とは縁がありませんが、”日本トップクラス”の実力です。
コメント