「欧州で爆発した大型FW」
京都の最前線にいる、”190cmオーバーのでっかいFW”。
25歳(2024年現在)にして「国内屈指のFW」という評価を得る選手ですが、実は海外での経験も豊富。
ヨーロッパ3カ国でのプレー経験があり、チーム内得点王に輝いたことも。
しなやかな動きで、ゴールネットを揺らすストライカーです。
今回は、原大智のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
原大智ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:原大智(はら たいち)
- 生年月日:1999年5月5日
- 出身地:東京都日野市
- 所属チーム:京都サンガF.C.
- ポジション:FW
- 背番号:14番
- 身長:191cm
- 体重:84kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:U-20W杯出場(2017年)
U-18の頃から世代別代表でプレー。
2019年には、U-20W杯に出場しています。
2019年U-20W杯日本代表メンバー
・伊藤洋輝
・中村敬斗
・斎藤未月
・菅原由勢
・鈴木彩音
・小林友希
・宮代大聖
・山田康太 など
久保建英とのツートップ
Embed from Getty Images原選手はFC東京の下部組織出身。
小学生の頃からFC東京のスクールに通い、トップ昇格までたどり着いた”FC東京育ち”です。
ユース時代、ツートップを組んでいたのは日本代表の久保建英(2学年後輩)。
攻撃陣を牽引し、2017年にはクラブユース2連覇を達成。
原選手は得点王にも輝いています。
2019年J3得点王
Embed from Getty ImagesFC東京のトップチームに昇格後、2年間はFC東京U-23でのプレーが中心。
高校3年生からU-23チームに帯同し、J3リーグで活躍しています。
最も”爆発”したのは2019年。
19ゴールをあげ、20歳にしてJ3リーグ得点王に。
海外3クラブ
Embed from Getty Images2024年時点で25歳。
まだ”若いFW”ですが、実はヨーロッパでの経験が豊富。
21歳でクロアチアに渡り、その後はスペイン、ベルギーで合計3年間プレー。
もちろん、ヨーロッパでも得点を量産しました。
・21歳:クロアチア(カップ戦得点王)
・22歳:ベルギー(チーム内得点王)
・23歳:スペイン、ベルギー
モーグル・競輪の原大智
Embed from Getty Images”原大智”というアスリートが、もう1人います。
それが、2018年平昌五輪で銅メダルを獲得した”原大智”。
モーグル(スキー)の選手で、現在は競輪の選手として活躍中です。
ちなみに、同じ漢字ですが、読み方は異なります。
・サッカーの原大智:はらたいち
・モーグルの原大智:はらだいち
原大智の着用スパイク
Embed from Getty Images着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
原選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
原大智のプレースタイル
Embed from Getty Images「しなやかな大型FW」
- 空中戦での強さ
- 動きがしなやか
- 得点力
191cmの長身FW。
空中戦では無類の強さを誇りますが、「しなやか>パワフル」というイメージ。
ボールタッチも柔らかく、サイドのポジションでも持ち味を発揮できる選手です。
最大の魅力は”得点力”。
プロ入り後も様々な大会で得点王に輝いています。
原大智の経歴
- 多摩平Jr. SC
- FC東京むさしU-15
- FC東京U-18
- FC東京
- NKイストラ1961(クロアチア)
- アラベス(スペイン)
- シント=トロイデン(ベルギー)
- 京都サンガF.C.
小学生時代
小学生時代は、多摩平Jr. SCでプレーしています。
兄の影響で、5歳の頃にサッカーを開始。
クラブと並行し、FC東京のアドバンスクラス(選抜クラス)でもプレー。
当時の憧れは米本拓司。(元FC東京、現・京都)
中学・高校生時代
Embed from Getty Images中学・高校生時代は、FC東京の下部組織でプレーしています。
- FC東京むさしU-15
- FC東京U-18
意外なことに、中学時代は試合に絡めず、高校2年生までBチーム。
通常、試合に出れていない選手はユースに昇格できません。
それでも昇格したことを踏まえると、ポテンシャルの高さがピカイチだったのでしょう。
燻っていた大きな原因が、成長期。
身長が175cm→190cmまで伸びたことで、体の動きが追いつかず。
「背が伸びすぎてスネの骨が折れる」という珍しい経験の持ち主です。(参照:ゲキサカ)
身長が伸びた高校3年生の時に、Aチームに昇格。
そして、大爆発!
全国制覇に得点王、J3デビューと、ステージがガラリと変わっています。(参照:Number Web)
FC東京ユース時代のチームメイト
・安部柊斗(2学年先輩)
・佐藤亮(2学年先輩)
・波多野豪(1学年先輩)
・内田宅哉(1学年先輩)
・品田愛斗(同期)
・平川怜(1学年後輩)
・久保建英(2学年後輩)
・木村 誠二(2学年後輩)
・バングーナガンデ佳史扶(2学年後輩) など
FC東京
Embed from Getty Images2018年にFC東京に入団します。
トップチームで活躍したのは1シーズンで、そのほとんどが途中からの出場。
その反面、U-23チーム(J3)では別格のパフォーマンスを見せ、J3リーグ得点王に。
21歳という若い年齢で、海外挑戦を決断しています。
FC東京での成績
・2018年:0試合0ゴール(J1)
・2019年:0試合0ゴール(J1)
・2020年:26試合1ゴール(J1・Jリーグ杯優勝)
FC東京U-23での成績
・2017年18試合5ゴール(J3)
・2018年:23試合4ゴール(J3)
・2019年:31試合19ゴール(J3得点王)
FC東京時代のチームメイト
・森重真人
・前田遼一
・太田宏介
・室屋成
・米本拓司
・橋本拳人
・永井謙佑
・平川怜
・久保建英
・渡辺剛
・安部柊斗
・紺野和也
・ディエゴ オリヴェイラ
・アダイウトン
・レアンドロ など
NKイストラ1961(クロアチア)
Embed from Getty Images2021年1月にNKイストラに移籍します。
半年間の在籍で、公式戦8ゴール。
カップ戦では6ゴールをあげ、得点王に輝いています。
カップ戦の決勝戦では、2022年W杯で日本代表の前に立ちはだかった”グヴァルディオル(クロアチア)”とも対峙。(参照:footballista)
NKイストラでの成績
・2020-21年:14試合2ゴール(途中入団)
アラベス(スペイン)
Embed from Getty Images2021年6月にアラベスに入団します。
いきなり”5大リーグ”へとステップアップ。
レアル・マドリーとの対戦ではベンチ入りするなど、大きな期待を寄せられますが・・・。
入団から2ヶ月でベルギーへレンタル。
チームが2部リーグに降格したタイミングで、原選手が復帰。(2022-23シーズン)
プレーできたのはスペイン2部のみで、”ラ・リーガ”のピッチには立てませんでした。
アラベスでの成績
・2021-22年:レンタル
・2022-23年:15試合1ゴール(2部、途中退団)
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2021年8月にシント=トロイデンにレンタル移籍します。
1シーズン過ごした後にアラベスに復帰するも、半年後に2度目のレンタル加入をしています。
特に活躍したのは、”1度目の加入時”。
シーズン8ゴールを上げ、チーム内得点王に。
シント=トロイデンでの成績
・2021-22年:28試合8ゴール
・2022-23年:11試合0ゴール(途中入団)
シント=トロイデン時代のチームメイト
・鈴木優磨
・伊藤達哉
・シュミット・ダニエル
・松原后
・林大地
・橋岡大樹
・香川真司
・岡崎慎司
京都サンガF.C.
2023年7月に京都サンガF.C.に移籍します。
本職のCFに加え、左SHでの出場も多々。
2024年は、チームとしても得点数が伸びず、残留争いに転じています。
京都での成績
・2023年:13試合7ゴール(J1、途中入団))
まとめ
ヨーロッパでは3シーズンに渡ってプレーし、2023年にJリーグに復帰。
25歳としては、十分すぎる経歴を持つストライカーです。
いま欲しいのは、Jリーグでの実績。
得点王争いをするポテンシャルは、間違いなくある選手です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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