『ペルー』
「南米・ペルー」は観光地として人気の国。
かの有名な”マチュピチュ”や”ナスカの地上絵”など、登録されている世界遺産は12ヶ所。
日本から見ると地球の反対側に位置しており、距離的にも遠く・接点の少ない国のようにも感じます。
ですが、実は約8万人もの日系人がいて、過去には”日系人が大統領を務めていた”というエピソードも。
サッカーの面でも、ペルーは知る人ぞ知る強豪国。
近年はW杯で目立った成績を残せていないものの、コパアメリカ2019では準優勝。
強豪ひしめく南米の中でも、見劣りすることのないチームです。
今回は、ペルーの特徴・サッカーについてご紹介します。
※2023年6月20日(火)に、サッカー日本代表vsペルー代表が行われます。
ペルーについて
Embed from Getty Images- 国名:ペルー
- 首都:リマ
- 地域:南米
- 国土面積:125.5万㎢(日本の3.4倍)
- 人口:約3,370万人
- 公用語:スペイン語、ケチュア語、アイマラ語
- 名産:コーヒー
南アメリカ大陸の西側に位置するペルー。
ペルーには、大きく分けて3つのエリアがあります。(参照:明治公式HP)
- 海岸地帯
- 山岳地帯
- ジャングル地帯
地域によって地形・天候・文化などが大きく異なり、世界で最も多様性のある国とも言われます。
12の世界遺産
ペルーには、12ヶ所の世界遺産があります。
特に、”圧倒的な自然×歴史的建造物”のマチュピチュ、700以上の幾何学模様と動植物が描かれたナスカの地上絵はメディアで取り上げられることも多いです。
元大統領は日系人
Embed from Getty Imagesペルーでは、約8万人の日系人が暮らしています。
1990年〜2000年には、日系人の”アルベルト・フジモリ氏”がペルーの大統領を務めていました。
現在は、汚職への関与の疑いで収監されていますが、その間に孫・キアラ・フジモリさんはSNSでバズりまくり。
ミスコン・ペルー代表に選出され、TikTokでは約270万人のフォロワーを持つ超人気者です。
ペルーはアルパカで有名な国
Embed from Getty Images日本でも大人気のモフモフした動物”アルパカ”。
ペルーのアンデス地域(山岳地帯)に6000年前から数多く生息しています。(参照:日本経済新聞)
かわいい見た目とは裏腹に、意外と俊足で、時速40kmで走ります。
日本の短距離トップクラスの選手が、約40km/時で走ると言われています。
ペルーのサッカー
Embed from Getty Images- FIFAランク:21位(2023年6月現在)
- W杯出場回数:5回
- W杯最高成績:ベスト8(1970年、1978年)
- 国内リーグ:リーガ1
W杯出場回数は5回。
ここ30年では2018年フランスW杯のみの出場となっていますが、南米No.1を決めるコパアメリカでは優勝2回。
2019年のコパアメリカでも準優勝に輝いた”サッカー強豪国”です。
日本代表との対戦成績
Embed from Getty Images日付 | 結果 | 得点者 | 開催地 |
---|---|---|---|
1999/6/6 | △ 0-0 | – | 横浜 |
1999/6/29 | ● 2-3 | ・呂比須ワグナー ・三浦淳宏 | パラグアイ (コパアメリカ) |
2005/5/22 | ● 0-1 | – | 新潟 |
2007/3/24 | ○ 2-0 | ・巻誠一郎 ・高原直泰 | 横浜 |
2011/6/11 | △ 0-0 | – | 新潟 |
2023/6/20 | 吹田 |
『通算戦績:1勝2敗2分』
ペルーとの対戦は6回目。
南米を苦手とする日本代表は、現状ペルーにも負け越しています。
とはいえ、当時は”大半の選手がJリーグでプレー”していました。
現在は、ほぼ日本代表選手のほぼ全員がヨーロッパでプレーし、日頃から”外国籍の選手たち”としのぎを削っています。
その経験を活かし、日本国民に白星を届けてくれるはずです。
まとめ
地味な印象を持たれるペルー代表ですが、選手個々の能力も高いチーム。
- ACL2022決勝戦で浦和レッズを苦しめた”カリージョ”(アルヒラル所属)
- イタリア・セリエAでプレーする”ラパドゥーラ”(カリアリ所属) など
ヨーロッパや、南米の名門で活躍する選手が数多くいます。
今後、”W杯ベスト8”という高みを目指す日本代表にとっては非常に良い対戦相手です。
「6/20(火)18:55〜:日本vsペルー」をお忘れなく!!
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