「総合力の高いCB」
高卒で入団したのは”鳥取”。
J3で6シーズンを過ごし、J2にステップアップ。
そして、1年でJ1にステップアップ。
着実に高みへと昇る、総合力の高いCB(センターバック)です。
今回は、井上黎生人のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
井上黎生人ってどんな選手?
- 名前:井上黎生人(いのうえ りきと)
- 生年月日:1997年3月9日
- 出身地:島根県
- 所属チーム:浦和レッズ
- ポジション:DF
- 背番号:23番
- 身長:180cm
- 体重:77kg
- 利き足:右
スペインとのクウォーター
井上選手のおばあちゃんは、スペイン人。
祖母と会話をするためにスペイン語を勉強中。(参照:スポニチ)
好きな選手は”セルヒオ ラモス(元・スペイン代表)”。
先輩・遠藤保仁からの言葉
遠藤保仁さんは、鹿児島実業高校の大先輩。
2019年に、奥様経由で”遠藤選手のサイン”をもらった井上選手。
サインの下に添えられていたメッセージは、「J1目指せ」。
それから3年後、J1の舞台で”遠藤保仁との対戦”が実現しています。
2021年J2フルタイム出場
Embed from Getty Images2021年、J2でプレーしていた井上選手。
岡山でのプレーは1年のみでしたが、この年に”リーグ戦フルタイム出場”。
J2リーグの試合数は多く、”年間42試合”。
このシーズンに”3,780分間(90分×42試合)”に出場したのは、たったの3選手です。(参照:サッカーマガジン)
井上黎生人の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
井上選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
井上黎生人のプレースタイル
Embed from Getty Images「総合力の高さ」
「身長はそんなに高いわけではなし、速いわけでもない」。
本人が語る通り、大きく目立つ特徴はありません。
では、なんでJ1で戦っていけるのか?
それは、”総合力の高さ”があるからです。
- 空中戦
- 対人プレー
- 足元の技術
- 読み
- 状況判断 など
すべての能力が高く、頭の良い選手。
自己分析を重ね、J3→J2→J1へと登ってきました。
井上黎生人の経歴
- 雑賀JSCキッカーズ(鳥取県)
- RESTA.FC(滋賀県)
- 鹿児島実業高校サッカー部
- ガイナーレ鳥取
- ファジアーノ岡山
- 京都サンガF.C.
- 浦和レッズ
小学生時代
小学生時代は、雑賀JSCキッカーズでプレーしています。
3歳の頃、鳥取県のクラブでサッカーを始めます。
中学生時代
中学生時代は、RESTA.FCでプレーしています。
滋賀県のクラブチームで、戦術以上に”個人技術”を教え込むチームのようです。(参照:ジュニアサッカーNEWS)
高校生時代
高校生時代は、鹿児島実業高校サッカー部でプレーしています。
高校3年時、9年ぶりにインターハイに出場。
ベスト8に輝いたことで、注目度も鰻登り。
プロ入り前には、湘南などJリーグ複数クラブの練習に参加しています。
当時のポジションはボランチ。
ガイナーレ鳥取
2015年にガイナーレ鳥取に入団します。
プロ入り4年目にスタメンに定着し、2019年・2020年は全試合に出場。
松浪正信監督、柱谷哲治監督、森岡隆三監督など、現役時代には”日本代表歴”のある監督から指導を受けています。
鳥取での成績
・2015年:8試合0ゴール(J3)
・2016年:0試合0ゴール(J3)
・2017年:14試合1ゴール(J3)
・2018年:30試合2ゴール(J3)
・2019年:34試合1ゴール(J3)
・2020年:34試合3ゴール(J3)
鳥取時代のチームメイト
・フェルナンジーニョ
・宮市剛
・前田俊介
・レオナルド
・坂井大将 など
ファジアーノ岡山
2021年にファジアーノ岡山に移籍します。
初のJ2挑戦で、全試合フルタイム出場。
11位と中位でシーズンを終えたものの、井上選手は”個人昇格”を勝ち取ります。
岡山での成績
・2021年:42試合0ゴール(J2)
岡山時代のチームメイト
・濱田水輝
・田中裕介
・上門知樹
・梅田透吾
・徳元悠平 など
京都サンガF.C.
2022年に京都サンガF.C.に移籍します。
12年ぶりのJ1となるクラブに加入し、スタメンに定着。
CBを本職としつつも、高校時代までプレーしていたボランチを任されることも。
「ゴールまで数cm」のところでクリアをするなど、印象的なプレーも多いです。
京都での成績
・2022年:28試合1ゴール(J1)
・2023年:28試合0ゴール(J1)
浦和レッズ
2024年に浦和レッズに移籍します。
厚い選手層を誇る浦和で、レギュラーを目指して戦います。
まとめ
長い期間J3で過ごし、上り詰めたJ1の舞台。
そして現在は、J1の強豪からも注目される存在に。
2024年も、更なるインテリジェンスを見せてくれるはずです。
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