「チリ生まれのドリブラー」
チリ国籍の選手で、現在日本国籍の審査中。
小学生の頃から日本で育ち、高校サッカーでは日本中を沸かせた選手です。
2024年は、初のJ1挑戦。
武器の”ドリブル”は、J1でもトップクラスのキレ味です。
今回は、バスケス バイロンのプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
バスケス バイロンってどんな選手?
- 名前:バイロン・グスタボ・アンドレス・バスケス・マラガノ
- 生年月日:2000年5月16日
- 出身地:チリ
- 所属チーム:FC町田ゼルビア
- ポジション:MF/FW
- 背番号:39番
- 身長:175cm
- 体重:70kg
- 利き足:左
日本国籍申請中
Embed from Getty Imagesバイロン選手は、現在”日本への帰化申請中”。(2024年3月現在)
すでに面談を終え、結果待ちの状態です。
チリ生まれで、小学生の頃から日本で生活。
日本語での会話も全く問題ありません。
帰化が認められた場合、日本代表入りにも期待できる選手です。
青森山田の優勝メンバー
バイロン選手は、青森山田高校出身。
第97回全国高校サッカー選手権に出場し、見事優勝。
決勝戦では、決勝点のアシストを記録しています。
禁断の移籍
Embed from Getty Images2023年夏に、”東京ヴェルディ→FC町田ゼルビア”への禁断の移籍が実現。
- 共にホームタウンが東京都
- 昇格を争うライバル
- 直接対決の直前での移籍
J2では考えられないほどの注目を集めた移籍で、非難の声も多々ありました。(参照:サッカーダイジェスト)
結果的には、両チーム揃ってJ1に昇格。
2024年J1リーグでの直接対決がとても楽しみです。
バスケス バイロンの着用スパイク
メーカー:UNDER ARMER(アンダーアーマー)
バスケス選手は、UA(アンダーアーマー)のUAクローンを着用しています。
フィット感に優れた、丸ポイントのスパイクです。
バスケス バイロンのプレースタイル
Embed from Getty Images「ドリブル突破」
主戦場は、右サイド(右SH、右WB)。
強みは”ドリブル”。
切り返しが深く、カットインの切れ味もバツグン。
高校生の頃から”ドリブル”でスタジアムを沸かせた選手で、ボールを持てば歓声があがるほど。
苦手だった守備も克服し、世界でも戦えるポテンシャルを持っています。
バスケス バイロンの経歴
- 新明サッカースポーツ少年団
- 東松山ぺレーニアJr.ユース
- 青森山田高校サッカー部
- いわきFC
- ウニベルダ カトリカ(チリ[レンタル])
- 東京ヴェルディ
- FC町田ゼルビア
小学生時代
小学生時代は、新明サッカースポーツ少年団でプレーしています。
小学3年生の頃に来日し、4年生からサッカーをスタート。
チリ時代は、”遊びでサッカーをやっていた程度”だったようです。(参照:スポーツナビ)
中学生時代
中学生時代は、東松山ぺレーニアJr.ユースでプレーしています。
1年生から実力を発揮し、”中3のチーム”にも混ざるほど。
Jリーグユースや強豪校からのオファーは数多く届き、黒田監督(青森山田、町田での恩師)も直接視察に訪れています。(参照:埼玉サッカー通信)
同期には榎本樹選手(元 松本山雅)も在籍。
高校生時代
高校生時代は、青森山田高校サッカー部でプレーしています。
1年生から出場機会を得たバイロン選手。
・守備×
・フィジカル×
という烙印を押され、トップチームには定着できず。(参照:サッカーダイジェスト)
3年生時に主力へと成長し、全国サッカー選手権では一躍有名な選手になります。
いわきFC
2019年にいわきFCに入団します。
当時、東北1部(5部リーグ相当)のクラブへの入団。
- 出場機会のため(Jリーグだと外国籍扱いになる)
- フィジカルを強化したい
戦える選手になるために、施設の充実したクラブを選択。
2020年にはチリのクラブにレンタル移籍するも、復帰後には”Jリーグ昇格”に貢献しています。
いわきFCでの成績
・2019年:10試合5ゴール(東北1部)
・2020年:5試合0ゴール(JFL、途中退団)
・2021年:9試合1ゴール(JFL)
ウニベルダ カトリカ
2020年にウニベルダ カトリカにレンタル移籍します。
「チリ代表になる」という目標のため、母国のクラブに移籍。
しかし、コロナウイルスの影響で、リーグ戦が中止に。(参照:Goleador)
公式戦に出場することなく、いわきFCに復帰します。
東京ヴェルディ
Embed from Getty Images2022年に東京ヴェルディに移籍します。
移籍当初は”スーパーサブ”として試合の流れを変え、夏頃にスタメンに定着。
2023年はチームも絶好調で、16年ぶりのJ1も狙える順位に。
そんな中、7月にライバル・町田への移籍を決断。
移籍決定は、ダービーの3日前。
ちなみに、第15節の町田戦(ホームでの対戦)では、イエロー2枚で退場しています。
東京Vでの成績
・2022年:28試合4ゴール(J2)
・2023年:22試合2ゴール(J2、途中退団)
東京V時代のチームメイト
・森田晃樹
・染野唯月
・馬場晴也
・佐藤凌我
・山本理仁
・井出遥也
・新井悠太 など
FC町田ゼルビア
Embed from Getty Images2023年7月にFC町田ゼルビアに移籍します。
高校時代の恩師・黒田監督の元への移籍。
J2リーグで圧倒的な強さを見せ、初のJ1昇格を達成。
2024年は、J1リーグで台風の目になっています。
町田での成績
・2023年:16試合1ゴール(J2)
まとめ
もはや、”ドリブルで1人かわすのは当たり前”。
”見ていて楽しい”と感じさせる人物で、ボールを持った時には歓声があがります。
スタメンでも、途中出場でも輝く選手。
引き手数多のプレースタイルで、今後のキャリアも期待できるドリブラーです。
コメント