「ガラスの天才」
身長は170cmにいかないくらい。
小柄で、強靭なフィジカルがあるわけではないのに、”誰もボールをとれない”。
大島僚太という選手は、「天才」とも形容される選手です。
2018年ロシアW杯には”日本代表の一員”として参加。
それでも、どうしても日本代表に定着できない。
「肝心な時に怪我をしてしまう」。
大島選手は、”細かい怪我”に泣かされ続けてる選手。
それでも、復帰して試合に出れば”誰よりも上手い”。
今回は、大島僚太のプレースタイルと経歴をご紹介します。
大島僚太について
- 名前:大島僚太(おおしま りょうた)
- 生年月日:1993年1月23日
- 出身地:静岡県静岡市(旧・清水市)
- 所属クラブ:川崎フロンターレ
- ポジション:MF
- 背番号:10番
- 身長:168cm
- 体重:64kg
- 利き足:右
サッカーは高校までの予定だった
Embed from Getty Images大島選手の出身校は、”テクニシャン集団”として有名な静岡学園。
「大島が静学出身」と聞くと、納得しかできません。
ただ、大島選手が注目を集めるようになったのは”高校3年の夏以降”。
2年生までは控えの選手で、3年時も負傷でインターハイをベンチで過ごしています。
それまでは大学に進学し、「サッカーは高校で辞める予定」だったのだとか。(参照:JFA公式HP)
趣味は神社巡り
神社巡りが趣味のリョウタは神主に。この神主の衣装、なんと「本物」なんです。このためだけに特別に神主の衣装をお借りしました。衣装の構造は実に複雑で、リョウタも「こうなってるんだ~。」と興味津々。【プロモ】#frontale #大島僚太 #2020カワハロ #川崎フロンターレはサッカークラブです pic.twitter.com/4i42fppc6n
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) October 13, 2020
アスリートというと、”ONもOFFも元気”な人が多い印象もありますが、大島選手はむしろ逆。
大人しい性格で、趣味は”神社巡り”。(参照:川崎フットボールアディクト)
立札に書いてある「格言」をよく読み、自らに落とし込む。
度重なる負傷にも折れないメンタルの強さは、”神社巡り”も影響しているのかもしれません。
日本代表歴
Embed from Getty Images大島選手は、U-19から世代別日本代表の選手。
以降、リオ五輪世代の中心として、キャプテンを務めたことも。
A代表(日本代表)として出場したのは7試合。
たった7試合にも関わらず、”ロシアW杯メンバー入り”を果たしています。
大島僚太の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
大島選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
大島僚太のプレースタイル
Embed from Getty Images「全部視えている」
得点の多い選手ではありません。
大島選手の良さが最も表れるのは、”アシストの前のプレー”。
- 抜群の視野の広さ
- 高い技術
まるで「背中に目がついているの?」と聞きたくなるような視野の広さ。
味方の動きも、相手の動きも見逃しません。
相手に囲まれても、いつだって”脱力”。
高い技術があるからこそ、狭いスペースでも慌てず・正確なプレーで攻撃のタクトを振います。
大島僚太の経歴
- 船越SSS(静岡市立清水船越小学校)
- 静岡学園中学サッカー部
- 静岡学園高校サッカー部
- 川崎フロンターレ
小学生時代
小学生時代は、船越SSSでプレーしています。
「サッカー or 野球」のどちらをするかで悩むも、兄や従姉妹の影響でサッカーを選択。
高学年になると、地域の選抜チーム・清水FCでもプレーしています。
中学・高校生時代
中学・高校時代は、静岡学園サッカー部でプレーしています。
入団当初は、「1番下手な選手」。(参照:ジュニアサッカーを応援しよう)
基礎練習を誰よりも真剣に取り組み、花が開いたのは”高校3年生”の時。
クラブユースでの活躍が川崎のスカウトの目に止まり、10月に川崎の練習に参加。(参照:川崎フロンターレ公式HP)
「高校まででサッカーを辞めよう」と考えていた選手が、「新卒を取り終えていたはずの川崎」への入団を勝ち取ります。
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2011年に川崎フロンターレに入団します。
今となっては少なくなった、「シルバーコレクター」と呼ばれた頃の川崎を知る選手。
怪我が多く、”フルシーズン”活躍できた年は数えるほど。
それでも、「川崎の10番」は誰よりもサッカーが上手い”非売品”です。
川崎での成績
・2011:9試合0ゴール
・2012:20試合3ゴール
・2013:12試合0ゴール
・2014:28試合0ゴール
・2015:28試合0ゴール
・2016:24試合2ゴール
・2017:25試合1ゴール(Jリーグ優勝)
・2018:29試合2ゴール(Jリーグ優勝、ベストイレブン)
・2019:19試合2ゴール(ルヴァン杯優勝)
・2020:23試合3ゴール(Jリーグ・天皇杯優勝)
・2021:7試合1ゴール(Jリーグ優勝)
・2022:11試合1ゴール
大島僚太の試合を観る方法
大島選手がプレーする”Jリーグ”には、3つの大きな大会(リーグ戦)があります。
- Jリーグ
- ルヴァンカップ
- 天皇杯
各大会の放送チャンネルは、以下の通りです。
※SPOOXでは、”30日間無料トライアル”を実施中。
まとめ
- 怪我がなければ、日本代表の司令塔になっていたかもしれない
- 怪我がなければ、ヨーロッパでプレーしていたかもしれない
「怪我がなければ」と思わずにはいられない選手の一人です。
相手サポーターでさえも虜にしてしまう選手。
”フルシーズン活躍する大島僚太”を期待しているのは、川崎サポーターだけではありません。
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