「日本が誇る万能型MF」
Jリーグで2度の優勝を経験し、海外へと渡った守田選手。
海外初挑戦から1年半後には、ポルトガル3強の”スポルティングCP”へとステップアップ。
CL(チャンピオンズリーグ)でも堂々たるプレーを披露し、現地での評価は高まるばかり。
日本代表でも不動のレギュラー。
2022年カタールW杯では、ベスト16進出に大きく貢献しました。
今回は、守田英正のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
守田英正ってどんな選手?
- 名前:守田英正(もりた ひでまさ)
- 生年月日:1995年5月10日
- 出身地:大阪府高槻市
- 所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
- 利き足:右足
- 背番号:5番
- ポジション:MF
- 身長:177cm
- 体重:75kg
カタールW杯ベスト16
Embed from Getty Images守田選手は2022年カタールW杯に出場。
日本代表の一員として、W杯ベスト16入りに貢献しました。
プロ入り1年目の2018年に日本代表に初選出され、いつしか不動の存在に。
中盤で”攻守のリズム”を作り出します。
LISEM・けーごの後輩
サッカー系YouTuber ”LISEM”の発起人の”けーご”。
流通経済大学サッカー部で共にプレーしており、守田選手の先輩にあたります。
けーごさんのお父さんは、”日本代表・森保一監督”。
守田選手からすると、森保監督は”先輩のお父さん”という位置付けでもあります。
奥さんはモデルの藤坂れいな
守田選手の奥さまは、モデルの藤坂れいなさん。
2020年に結婚し、お子さん・愛犬と共にポルトガルで生活しています。
ヨーロッパでの躍進は、守田選手の努力はもちろん、奥さまの支えも大きかったはずです。(参照:Number Web)
ガンバ大阪ユースに落選
中学進学時に、ガンバ大阪Jr.ユースのセレクションに参加。
結果は、不合格。
中学時代は部活動でプレーし、大学までは”全国大会”とは無縁。
非エリートだった選手が、日本代表へと駆け上がりました。
守田英正の着用スパイク
契約メーカー:MIZUNO(ミズノ)
守田選手の契約メーカーはミズノ。
”モレリアNEO3”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
守田英正のプレースタイル
Embed from Getty Images「玄人好みのMF」
派手さはないものの、玄人好みのプレースタイルです。
解説者からは、守田選手のプレーに対して”感嘆の声”がこぼれることも多々あります。
- 攻守のバランスをとる上手さ
- ボールを失わないキープ力
- チームを救う危機察知能力
- 複数ポジションをこなすユーティリティ性
攻守のバランスをとる上手さ
”ボランチ”は、攻守のバランスをとることが重要なポジション。
適切なタイミングで攻撃を仕掛け、引く時は引く。
バランス感覚に長けたプレーヤーです。
目標の選手は、元スペイン代表のブスケツ。
ボールを失わないキープ力
キープ力が高く、ボールを失うことがほとんどありません。
味方選手は、安心して守田選手にボールを預けることができます。
ワンタッチパスも得意で、味方との連携で局面を打開するシーンも多々あります。
チームを救う危機察知能力
危機察知能力に優れており、相手のチャンスを未然に防ぎます。
相手の絶好機に立ちはだかり、相手の決定機を阻止するシーンをよく見かけます。
身体の使い方が上手く、”きれいにボールを奪い取ること”が得意な選手です。
複数ポジションをこなすユーティリティ性
本職のMFだけでなく、DFでプレーすることも。
大学時代:CB(センターバック)
川崎フロンターレ:SB(サイドバック)
ユーティリティ性の高い選手は、チームにとってありがたい存在です。
守田英正の経歴
- 高槻清水FC
- 高槻第九中学校サッカー部
- 金光大阪高等学校サッカー部
- 流通経済大学サッカー部
- 川崎フロンターレ
- サンタ・クララ(ポルトガル)
- スポルティングCP(ポルトガル)
小学生時代
小学生時代は高槻清水FCでプレーしています。
大阪府高槻市で活動するクラブチームで、大阪トップクラスのチームとも互角に渡り合うチームです。
この頃から、ボランチでプレー。
中学生時代
中学時代は、高槻第九中学校サッカー部でプレーしています。
ガンバ大阪のセレクションで落選。
他のクラブチームを検討するも、中体連(部活動)を選択。
5歳年上の兄も、同校のサッカー部出身です。
高校時代
高校生時代は、金光大阪高等学校サッカー部でプレーしています。
守田選手を含めて10人のJリーガーを輩出する強豪校。
全国大会には届かなかったものの、大阪府ベスト4のチームで”10番・キャプテン”を務めていました。(参照:ゲキサカ)
家長昭博選手も金光大阪高校の卒業生。(所属はガンバ大阪ユース)
また、元お笑い芸人の宮迫博之さんもサッカー部OBです。
大学時代
本日行われた全日本大学サッカー選手権(インカレ)決勝戦を見事勝利し、優勝を決めた流通経済大学! キャプテンを務めた守田英正選手、チームを優勝へ導き、大会MVPに選出されました! 来季に向けて、本当に頼もしいですね。おめでとう!【広報】#frontale pic.twitter.com/DiLsTbU5nV
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) December 24, 2017
大学時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
全国出場歴のない1年生が、流経大でAチーム入り。
DFを務めることもあり、”守備”を意識したプレースタイルに変更。
日本一には何度も輝き、自身もインカレMVPに。
大学No.1ボランチとの評価を得るようになりました。
Embed from Getty Images※上の画像は、流通経済大学の先輩・江坂任選手とのマッチアップです。
流通経済大学時代のチームメイト
・江坂任(現・蔚山現代)
・湯澤聖人(現・アビスパ福岡)
・中村慶太(現・V・ファーレン長崎)
・西谷和希(現・徳島ヴォルティス)
・森保圭吾(リゼム)
・塚川考輝(現・京都サンガFC)
・山岸祐也(現・名古屋グランパス)
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2018年に川崎フロンターレに入団します。
プロ1年目の開幕戦から出場機会を獲得。
シーズン開幕当初は途中出場が多かったものの、次第にスタメンの座を確保。
川崎に在籍した3年間で81試合に出場し、2度のリーグ優勝に貢献しています。
川崎時代の成績
・2018:26試合0ゴール(J1優勝)
・2019:23試合0ゴール
・2020:32試合1ゴール(J1優勝、ベストイレブン)
川崎でのチームメイト
・中村憲剛
・家長昭博
・谷口彰悟
・山根視来
・登里享平
・大島僚太
・脇坂泰人
・三笘薫
・旗手玲央
・田中碧
・レアンドロ ダミアン
・ジェジエウ など
サンタ・クララ(ポルトガル)
Embed from Getty Images2021年1月にサンタ・クララに移籍します。
サンタクララは、長年ポルトガル2部に属していたチーム。
- 2018年に1部昇格
- 2020-21シーズンは6位
- 2021-22シーズンは7位
着実にチーム力をアップしています。
守田選手もボランチのレギュラーとして、チームの好成績に大きく貢献しました。
サンタ・クララ時代の成績
・2020-21:20試合2ゴール(途中加入)
・2021-22:28試合1ゴール
三竿健斗選手も所属していたクラブです。
スポルティングCP
Embed from Getty Images2022年7月にスポルティングCPに移籍します。
ポルトガル3大クラブでもスタメン出場を続ける守田選手。
CL(チャンピオンズリーグ)にも出場し、”選手としての価値”を着実に高めています。
スポルティングでの成績
・2022-23:29試合6ゴール
日本代表
Embed from Getty Images守田選手は大卒1年目の2018年に日本代表に初選出。
2022年W杯アジア最終予選にも6試合に出場し、カタールW杯ではベスト16を経験しています。
日本代表ではインサイドハーフとして、替えの効かない存在へと成長しました。
守田選手は、ご自身についての本を発売しています。
スポルティングCPについて
Embed from Getty Images- チーム名:スポルティングCP(スポルティング・クルーべ・デ・ポルトガル)
- クラブカラー:緑・白
- 創立:1906年
- 本拠地:リスボン
- スタジアム:エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(50,095人収容)
スポルティングCPは、ポルトガルの3強のひとつ。
- FCポルト
- ベンフィカ
- スポルティングCP
かつてはルイス・フィーゴやクリスティアーノ・ロナウドが所属。
元日本代表の田中順也選手もスポルティングでプレーしていました。
Embed from Getty ImagesスポルティングCPの本拠地「リスボン」について
Embed from Getty Imagesリスボンは人口50万人を超える”ポルトガルの首都”。
イベリア半島最長のテージョ川に面しており、大航海時代に作られた”ベレンの塔”は船の出入りを見張るための歴史的建造物です。
リスボンにはベレンの塔の他に、ジェロニモ修道院という有名な建造物があります。
この2つの建造物は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
サッカーはもちろん盛んな街で、ポルトガル3強のベンフィカもリスボンを本拠地としています。
まとめ
- Jリーグで2度優勝
- 日本代表入り
- 海外挑戦
- ポルトガルの3強に移籍
- CL(チャンピオンズリーグ)に出場
- カタールW杯に出場
プロ入り後、着実にステップアップしてきた守田選手。
活躍次第では、4大リーグへの挑戦も狙える選手です。
日本代表が”新しい景色”を見るためには、守田選手の更なる飛躍が鍵を握るかもしれません。
今シーズンも、守田選手のプレーに注目です!
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