8/18の20:00から埼玉スタジアムにて、ACLラウンド16 ヴィッセル神戸vs横浜F・マリノス が開催されました。
アジアベスト16の舞台でJリーグ対決が実現しました。
Jリーグでは1位と16位で明暗がハッキリと分かれている両チーム。
とはいえ、共に予選を勝ち抜きベスト16までたどり着いています。
この試合で勝利し、ベスト8に名乗りを上げるチームはどちらのチームになるでしょうか。
アジアの頂点を争う、ACLは DAZN の独占配信です。
スタジアムで、DAZNで、日本のチームを応援しましょう!
試合前
声出し応援が可能
ACLでは、サポーターの声出し応援が許可されています。
新型コロナウイルスの影響で、2020年の開幕戦以降、一部試合を除いて手拍子のみの応援が続いているJリーグ。
この試合は、両チームとも素晴らしい応援でした。
声援のあるスタジアムによって、本当のサッカー観戦が帰ってきたと感じました。
やべっちスタジアム 黒木さんも会場に
やべっちスタジアムでお馴染みの黒木ひかりさんが会場に訪れていました。
選手のウォーミングアップ中にはピッチ脇で収録を行なっており、選手と同じくらい注目を集めていました。
黒木さんはカメラが回っていない場面でも、ずっと笑顔でお仕事に取り組んでいました。
宮市選手の横断幕
7月のE-1選手権にて右膝前十字靭帯を断裂してしまった宮市選手。
怪我の影響でこの試合には欠場が確実ですが、宮市選手の横断幕が掲げられていました。
宮市選手の人気とマリノスサポーターの暖かさを感じました。
スタメン・ベンチ入りメンバー
ヴィッセル神戸
ベンチ入りメンバー
- GK 飯倉大樹
- DF 槙野智章
- DF 初瀬亮
- MF 郷家友太
- MF イニエスタ
- MF 中坂勇哉
- MF 小林祐希
- FW 武藤嘉紀
- FW ムゴシャ
- FW 小田裕太郎
横浜F・マリノス
ベンチ入りメンバー
- GK 中林洋次
- GK オビ パウエル オビンナ
- DF 小池裕太
- DF 松原健
- MF 渡辺皓太
- MF 吉尾海夏
- MF 藤田譲瑠チマ
- MF 水沼宏太
- MF 山根陸
- FW アンデルソン・ロペス
試合開始
前半7分 ヴィッセル神戸1点目 飯野七聖
Embed from Getty Images汰木選手からのパスを受けた飯野選手。
相手選手に寄せられながらも、冷静にボールを浮かせてゴールネットを揺らします。
飯野選手は、ヴィッセル神戸移籍後初ゴールになりました。
前半10分 横浜F・マリノス 1点目 西村拓真
Embed from Getty Imagesヴィッセルの先制点から3分後、マリノスが同点に追い付きます。
ピッチを広く使ったパスワークを展開し、最後は右サイドからのクロスを西村選手がダイビングヘッドでゴールを決めました。
左・中央・右とピッチ全体を使い、相手を崩し切っての得点でした。
前半31分 ヴィッセル神戸2点目 佐々木大樹
Embed from Getty ImagesマリノスDF實藤選手がVARの結果ハンドをとられ、ヴィッセルにPKが与えられます。
このPKを獲得するキッカケを作った佐々木選手が自らゴールに蹴り込み、ヴィッセルが再びリードを奪います。
前半終了
前半は2-1でヴィッセルのリードで終了します。
両チームともに多くのチャンスを作り出していました。
後半開始
後半35分 ヴィッセル神戸3点目 小田裕太郎
Embed from Getty Images後半35分、ヴィッセルがリードを広げます。
右サイドの連携から山口蛍選手が抜け出し、折り返しを小田選手がうまく合わせてヴィッセルが追加点を奪いました。
ゴール直前、流れたボールを懸命なダッシュでボールを生かした飯野選手に、スタンドからも大きな拍手が贈られていました。
後半45分 横浜F・マリノス 2点目 アンデルソン・ロペス
Embed from Getty Imagesアディショナルタイムに入る直前に、マリノスが点差を縮めます。
中央で綺麗な連携を見せ、途中出場のアンデルソン・ロペス選手がGKの逆をつき得点を奪います。
同点に向けて待望の一点が入り、マリノスサポーターの声量も更に大きくなりました。
試合終了
試合は3-2でヴィッセル神戸が勝利し、ベスト8へと駒を進めました。
両チームの選手ともに非常に技術が高く、”ACLの決勝トーナメント”にふさわしい試合となりました。
ヴィッセルは特に前線の選手の活躍が目立っていました。
- 飯野選手の運動量
- 大迫選手のポストプレー
- 汰木選手の個人技
対するマリノスもJリーグ首位を走るパスワークはもちろんのこと、エウベル選手や仲川選手の個の力は神戸にとっては厄介に感じたはずです。
ACLを観戦する方へ
現地観戦
ヴィッセル神戸はベスト8へと勝進み、8/22に試合を行います。
会場は埼玉県内のスタジアムで行われる予定です。
ペットボトルは持ち込みOK
私が観戦した日本代表の試合では、ペットボトルのキャップを外す必要がありました。
今回のACLではペットボトルの持ち込みは可能でしたので、熱中症対策として水分は持参するようにしましょう。
スタグルは少なめ
平日開催でリーグ戦ではないということもあり、スタグルはいつもより少なめです。
ただ、浦和美園駅からの道のり10店舗ほど、埼玉スタジアム入口付近に数店舗、スタジアム内にも屋台がありました。
屋台でのご飯を楽しみたい方は、早めの到着がオススメです。
DAZNでの観戦
ACLはDAZNの独占配信となっています。
Jリーグとは違い、日本を含む、アジア各国の上位チームが参加するACL。
ハイレベルな試合を、ぜひDAZNで観戦してみてください。
まとめ
ACLラウンド16のJリーグ対決は、攻守に渡って質の高い試合になりました。
両キーパーがビッグセーブを連発し、両DF陣ともに高い強度での守備を披露。
特に、日本代表歴のある選手たちは「流石!」と感じる働きぶりでした。
最後に触れたいのは、マリノスのキャプテン・喜田選手のスポーツマンシップについてです。
インタビューを受けた後、すぐにロッカーに引き返すのではなく、後ろにいるヴィッセルの選手たちに声をかけに行っていました。
先日の川崎フロンターレ戦で負傷した主審への対応でも話題となった喜田選手。
この試合でも素敵な人柄を見せてくれました。
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