8/14の18時から、J1リーグ第25節 柏レイソルvsサンフレッチェ広島 が開催されました。
直近の成績では、レイソルは3連敗の後に4連勝と上り調子。
ただ、マテウスサヴィオ選手やドッジ選手といったエース級の2選手が欠場となりました。
対する広島は4日前にルヴァン杯の決勝トーナメントを行なっていることもあり、コンディション的に難しい試合となったはずです。
両チームともに優勝・ACL圏内を目指しているだけに、重要な一戦です。
夏の移籍期間もおわり、各チーム今シーズンの陣容が出揃いました。
詳しくは、2022年夏の移籍情報 をご確認ください。
試合前
10,000人を超える観客
柏レイソルのホーム・三協フロンテア柏スタジアム(日立台)は収容人数15,000人弱のスタジアムです。
お盆ということもあり、柏サポーターはもちろん、遠方の広島からも多くのサポーターが柏に訪れました。
大南拓磨選手のセレモニー
7月に行われたE-1選手権では日本代表デビューを果たした大南拓磨選手。
第23節のヴィッセル神戸戦でJ1通算100試合出場を達成し、試合前にセレモニーが行われました。
日本テレビ・山本アナが取材で日立台に
最高のスタジアムで最高の試合を!#柏vs広島 pic.twitter.com/pDaouts5VC
— 山本紘之 / 日本テレビアナウンサー (@h_y_1988) August 14, 2022
この試合には、日本テレビアナウンサーの山本紘之さんが取材のために日立台に訪れました。
山本アナは柏レイソルU-18で10番を背負う程のサッカーの実力です。
明治大学時代には、天皇杯でJリーグチームを相手に得点も決めています。
スタメン・ベンチ入りメンバー
柏レイソル
ベンチ入りメンバー
- GK 守田達弥
- DF 北爪健吾
- DF 田中隼人
- MF 三原雅俊
- MF 戸嶋祥郎
- FW アンジェロッティ
- FW 森海渡
サンフレッチェ広島
- GK 川浪吾郎
- DF 住吉ジェラニレーション
- MF 青山敏弘
- MF エゼキエウ
- MF 藤井智也
- MF 柴崎晃誠
- FW ドウグラス・ヴィエイラ
試合開始
前半4分 広島1点目 ベン・カリファ
右サイドで得たFK。
野津田選手からのボールをベン・カリファ選手が頭で合わせ、広島が先制します。
2022年シーズン、柏レイソルの失点の約50%がセットプレーから。
この試合も苦手とするセットプレーからの失点となりました。
前半37分 小屋松&スキッベ監督
前半37分に珍プレーがありました。
外に出たボールを柏の小屋松選手が三丸選手に渡そうとした所、広島のスキッベ監督に当ててしまいました。
直後に笑顔で握手をしており、緊迫感ある中でのほっこりシーンでした。
DAZNでもそのシーンが確認できました。
前半37分40秒頃をチェックしてみてください。
前半40分 柏1点目 武藤雄樹
前半40分、柏レイソルが同点に追い付きます。
椎橋選手、小屋松選手との連携から、武藤雄樹選手がゴールに綺麗に流しこみました。
武藤選手は、前節の京都戦に続き2戦連続ゴールです。
ゴール後のキックオフ前、武藤選手と広島の森島選手が話をしていました。
「ナイスゴール」といった声をかけたのかと思います。
前半終了
試合は1-1のままハーフタイムを迎えました。
暑い中でも前からのハイプレッシャー広島。
特に、E-1選手権で日本代表に選出された野津田選手、満田選手のプレーは脅威に感じました。
ただ、苦しい流れではありましたが、前半のうちに追いつけたことが今の柏の強さです。
後半開始
キックオフ直前、センターサークル付近で柏の細谷選手と広島の佐々木選手が話していました。
E-1選手権の日本代表として共に戦った2人。
「代表で仲良くなったのかなぁ〜」と思いながら、その姿を眺めました。
後半2分 柏レイソル2点目 オウンゴール
前半2分にレイソルが逆転します。
右のサイドの川口選手からのゴール前へのパスを広島DF陣が処理を誤り、ボールはゴールへと吸い込まれました。
失点直後、広島GK大迫選手が味方を励ましている姿が印象的でした。
後半14分 両監督が同じ姿勢に
選手への指示にも熱が入る両監督。
この2人がピッチ際で”同じ姿勢で”戦況を見守っていました。
後半16分 広島2点目 松本泰志
後半16分に広島が同点に追い付きます。
途中出場のドウグラス・ヴィエイラ選手のおとしを、松本選手がミドルシュート。
松本選手はJ1初ゴールとなりました。
後半22分 広島3点目 藤井智也選手
前半22分に広島が逆転します。
右サイド藤井選手のカットインからのクロスがそのままゴールへ。
藤井選手はJリーグのスプリントキングです。
(スプリント=時速24km以上のダッシュのこと)
試合終了
試合は激しいシーソーゲームとなりましたが、2-3で広島の勝利となりました。
両チームともに気持ちのこもった一戦で、他チームのサポーターでも熱くなれる試合になりました。
今節はアンジェロッティ選手以外は全員日本人というメンバーとなり、苦しかったことは間違いありません。
それでも90分間闘い切った選手たちには、サポーターからも大きな拍手が送られました。
まとめ
今節は勝てませんでした。
ただ、選手の気迫、スタジアムの熱気、試合展開、どれをとっても素晴らしい試合でした。
「このサッカーを続けていれば、必ず結果はついてくる」
そう思わせてくれる試合内容でした。
今節の対戦相手・サンフレッチェ広島は技術もあり、よく走るチームでした。
上位にいることも納得の、非常に強いチームです。
2022年J1リーグも残り9試合。
上位を争う両チームの試合を、スタジアムで・DAZNで応援していきましょう!
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