7/16の19:00から、J1リーグ第22節 柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌の一戦が開催されました。
会場は柏レイソルのホーム・三協フロンテア柏スタジアム(日立台)です。
レイソルはJ1リーグ後半戦を3連敗でのスタートとなりましたが、21節のアウェイ鳥栖戦で辛くも勝利。
日本で開催されるE-1選手権にも細谷真央選手、大南拓磨選手の2名が初選出。
順位も5位につけており、ここから波に乗っていきたいところです。
対するコンサドーレも、後半戦は1勝2敗1分と大苦戦。
現在14位で、降格圏のチームとの勝ち点差は4。
早く安全圏に浮上したいはずです。
前回対戦
5月25日 第15節 @札幌ドーム
北海道コンサドーレ札幌 1-6 柏レイソル
柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌 試合前
雨が降る中での一戦
22節は、雨の中での試合でした。
前日までは「豪雨」との予報もあったので、ゴアテックスのパーカーを用意し、それ相応の覚悟をして日立台へ。
雨が強くなる時間帯もありましたが、幸い大雨という程ではなく、涼しく快適に試合を観戦することができました。
雨の日のサッカー観戦の記事も書いています。
(参照:雨の日のサッカー観戦に必要なものはこれだけ!)
柏サポーターからの横断幕
試合前に、ゴール裏のサポーターから選手たちに向けて横断幕が掲げられました。
「怒涛の連戦、共に乗り越えよう!気合で走り抜け!」
7月は天皇杯があったこともあり、2週間で5試合という超過密スケジュールです。
細谷選手と大南選手が参加するE-1選手権があることもあり、Jリーグは2週間の中断となります。
その超過密スケジュールの最終戦となるのが、今節の札幌戦です。
選手たちは満身創痍。
まさに「内容よりも結果」が必要な1戦です。
札幌ゴール裏の大量の旗
試合前に札幌ゴール裏で、大量のフラッグが振られていました。
迫力は抜群で、この大量の旗を見て、札幌イレブンのモチベーションは更に上がったのではないでしょうか。
古賀太陽選手のセレモニー
21節のアウェイ・サガン鳥栖戦にて、古賀太陽選手がJ1での100試合出場を達成しました。
100試合達成のセレモニーが行われ、ご家族の方から古賀選手にお祝いのお花が贈呈されました。
Embed from Getty Images2021年シーズンに、21歳という若さでレイソルのキャプテンに就任した古賀選手。
今後もレイソルのキャプテンとして、攻守においてチームを引っ張っていってくれるでしょう。
J1リーグ第22節 柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌 スタメン・ベンチ入りメンバー
柏レイソル
ベンチ入りメンバー
- GK 松本健太
- DF 大南拓磨
- DF 土屋巧
- MF ドッジ
- MF 加藤匠人
- FW 武藤雄樹
- FW 鵜木郁哉
北海道コンサドーレ札幌
ベンチ入りメンバー
- GK 大谷 幸輝
- DF 福森晃斗
- DF 西大伍
- DF 中村桐耶
- FW ミラン・トゥチッチ
- FW ドウグラス・オリヴェイラ
- FW 中島大嘉
柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌 試合開始
前半3分 柏レイソル1点目 得点者:三丸拡
柏のDF上島選手が、左サイドを駆け上がる三丸選手にロングボールを送ります。
相手選手の虚を突き、裏に抜け出したDF三丸選手がGKの頭上を抜くループシュート。
ボールはゆっくりとネットを揺らし、レイソルが開始早々先制点を奪います。
この日ベンチ入りしたメンバーも、三丸選手の日立台初ゴールを祝福していました。
写真からも、チームの雰囲気の良さが伝わってきます。
前半ロスタイム 北海道コンサドーレ札幌 PK疑惑
前半終了間際、札幌DF岡村選手がオーバーラップしたDF高嶺選手目掛けてロングボール。
高嶺選手が中に折り返し、ボールは中央で待つFW興梠選手のもとへ。
この際に興梠選手は柏DF上島選手と接触。
「PKか?」と思われるシーンでしたが、主審の笛は鳴らず。
このシーンは、今話題のジャッジリプレイで取り上げられる可能性もあるかと思います。
前半終了
前半はこのままレイソルの1点リードで終了します。
レイソルはリードしているものの、コンサドーレがボールを保持し、相手の隙をついてレイソルがカウンター攻撃を仕掛けるという展開でした。
柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌 後半開始
後半8分 細谷真央 オフサイド
柏のMF山田選手が狭い所をドリブルしながら裏へのスルーパス。
抜け出したFW細谷選手がGKとの1vs1を冷静に決め込みレイソルが追加点!
と、思われましたが、わずかにオフサイド。
3人に囲まれながらもスルーパスを出した山田選手。
華麗に抜け出し、落ち着いて上隅に蹴り込んだ細谷選手。
得点にはなりませんでしたが、2人とも素晴らしいプレーでした。
後半ロスタイム 柏GK佐々木のビッグセーブ
札幌のCK。
GK菅野選手もゴール前に上がる中、ボールはDF岡村選手のもとに。
叩きつけたヘディングは枠に飛ぶも、柏GK佐々木選手が横っ飛びでセーブ。
終了間際の失点をなんとか逃れました。
札幌DF福森選手が途中出場して以降、セットプレーの脅威が更に増していました。
試合終了
後半も札幌ペースで試合が進む中、虎の子の一点を守り切った柏の勝利で幕を閉じました。
疲労はピークを迎えるこの試合。
試合前にサポーターが掲げた横断幕の通り、レイソルの選手達は90分間気合で走り切ってくれました。
試合を終えての感想
柏レイソル
試合終了後のスタッツでは、ボール保持率は37%。
連戦の疲れもあり、身体は重かったはず。
それでもGK佐々木選手やDF陣を中心に、90分間守り切ってくれました。
佐々木選手は、この試合での完封で日立台での初の無失点となりました。
次節、7/30のアウェイでのヴィッセル神戸戦に向けて、しっかり身体を休めてもらえればと思います。
北海道コンサドーレ札幌
さすがはミシャサッカー。
華麗なパスで、試合の主導権を握っていました。
特に興梠選手は途中交代するまで常に脅威となっていました。
競り合いの際の身体のぶつけ方、あえてオフサイドポジションにいて次のプレーで関与する。
FWとしての引き出しの多さに、改めて驚かされました。
まとめ
3連敗の後の2連勝。
この試合が終わっての順位は4位で、まだまだ上位争いに食い込める状況です。
内容が良くないながらも、勝ち点3を取り切った所に今のレイソルの強さを感じます。
試合後に、柏の佐々木選手、細谷選手、鵜木選手と札幌の中島選手が楽しそうに話をしていました。
この4人は、先日行われたU-21日本代表などの世代別日本代表で親交のあるメンバーです。
サッカーは同じポジションだと仲が悪いと言われることも多く、細谷選手と中島選手が仲良く話している姿に、思わず笑みが溢れました。
期待の若手ストライカー同士、切磋琢磨して日本を代表する選手になってくれることを楽しみにしています。
さて、Jリーグは2週間のお休みとなります。
束の間の休息ではありますが、コンディションを整え、黄色の戦士たちがピッチで躍動する姿を楽しみにしましょう!
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