「ポルトガルで10番を背負うレフティ」
”藤本寛也”という名前を耳にすることが多くなってきました。
「誰?」と思った方もいるかもしれません。
それもそのはず。
藤本選手は、J1でプレーせずに海外に渡った選手です。
世代別日本代表の常連だったとはいえ、プレーしていたクラブはJ2。
コアなサッカーファンでない限り、知らなくても不思議ではない選手です。
今回は、藤本寛也のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
藤本寛也ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:藤本寛也(ふじもと かんや)
- 生年月日:1999年7月1日
- 出身地:山梨県大月市
- 所属クラブ:ジル・ヴィセンテ(ポルトガル)
- ポジション:MF
- 背番号:10番
- 身長:176cm
- 体重:67kg
- 利き足:左
日本代表歴
Embed from Getty Images日本代表歴(A代表歴):なし
世代別日本代表の常連で、10番を背負ったこともある選手です。
15歳から選出され、2019年U-20W杯にも出場しています。
2019年U-20W杯日本代表メンバー
・伊藤洋輝
・斎藤未月
・菅原由勢
・鈴木彩音
・小林友希 など
中学生から寮生活
Embed from Getty Images藤本選手は、山梨県の出身。
小学生時代は山梨県から片道1時間半かけてヴェルディJr.の練習に通い、中学生からは寮生活を送っていました。(参照:ゲキサカ)
J2→海外移籍
藤本選手は、2020年に海外移籍。
J1でのプレー経験はなく、”J2→海外移籍”となりました。
同様の移籍パターンは、近年増えつつあります。
J2から海外移籍した選手
・伊藤洋輝
・渡井理己
・佐野航大 など
大親友は女優・加藤小夏
藤本選手の親友は、加藤小夏さん。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演したことのある女優。
2人は中学の同級生で、大人になった現在でも連絡を取り合う仲です。
藤本寛也の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
藤本選手は、アディダスの”X(エックス)”シリーズを着用しています。
スピードプレーヤー向けに作られており、フィット感に優れた人工皮革のスパイクです。
藤本寛也のプレースタイル
Embed from Getty Images「リズムを作る技巧派レフティ」
得意ポジションは”中央寄りのMF”。
他を圧倒するような身体能力があるわけではありませんが、確かな技術と左足からの高精度なキックが武器。
少ないタッチで攻撃のリズムを作り出し、チャンスを作り出す選手です。
藤本寛也の経歴
- アミーゴスFC
- FCヴァリエ都留
- 東京ヴェルディJr.
- 東京ヴェルディJr.ユース
- 東京ヴェルディユース
- 東京ヴェルディ
- ジル ヴィセンテ(ポルトガル)
小学生時代
小学生時代は、3つのチームでプレーしています。
- アミーゴスFC
- FCヴァリエ都留
- 東京ヴェルディJr.
高学年から東京ヴェルディJr.でプレーしており、山梨県から東京都稲城市まで通っています。
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、東京ヴェルディアカデミーでプレーしています。
- 東京ヴェルディJr.ユース
- 東京ヴェルディユース
15歳から世代別日本代表でプレーし、飛び級で招集されることも。
10番を背負い、高校3年時にはトップチームにも帯同しています。
東京ヴェルディユースのチームメイト
・渡辺皓太(現・横浜F.マリノス)
・大久保智明(現・浦和レッズ)
・山本理仁(現・シント=トロイデン)
・藤田譲瑠チマ(現・シント=トロイデン)
東京ヴェルディ
Embed from Getty Images2018年に東京ヴェルディに昇格します。
本職のボランチ以外にも、ウイングなどの攻撃的なポジションでもプレー。
高卒1年目からスタメンに定着。
膝の怪我での長期離脱も経験したものの、高い技術は全く衰えていません。(参照:ゲキサカ)
ジル・ヴィセンテ(ポルトガル)
Embed from Getty Images2020年8月にジル・ヴィセンテに移籍します。
移籍初年度からレギュラーに定着し、2021-22シーズンからは”10番”を背負ってプレー。
チームメイトとは英語でコミュニケーションをとりながら、攻撃のタクトを振います。(参照:スポーツナビ)
藤本寛也の試合を観る方法
藤本選手がプレーする”ポルトガル・プリメイラリーガ”は、DAZNで視聴可能です。
まとめ
15歳から”日の丸”を背負い、世代のトップを走ってきた藤本選手。
高卒1年目から試合に出続けていますが、まだA代表には縁がありません。
日本代表の選手層は厚くなり、簡単には代表入りできない状況。
しかし、「ポルトガルで10番を背負う選手」を注視しない監督はいないはず。
”藤本寛也”の名前が大勢に認知されるのは、もうすぐかもしれません。
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