「藤尾の水かけPK」
今季、J1で旋風を起こすと同時に、数多くの”特殊な行動”で話題を呼んでいるFC町田ゼルビア。
そのうちの1つが、”水かけPK”です。
当初はサッカーファンが面白おかしく見ているだけでしたが・・・。
シーズンが進むにつれて大事(おおごと)に。
相手選手が激怒し、選手同士が大揉めに。
今では、”審判会議”で議論されるまでのネタになっています。
今回は、町田・藤尾翔太の”水かけPK”について解説していきます。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
”水かけPK”って何??
「水かけPK=PKの際に、ボールに水をかけること」
FC町田ゼルビアの藤尾翔太選手が行う水かけPK。
PKを蹴る前に、ボールに水をかけてびしょびしょにする。
PKの前には、藤尾選手は必ずボールに水をかけます。
現段階では、水かけPKを行なっているのは、藤尾選手だけです。(2024年9月時点)
藤尾翔太について
Embed from Getty Images水かけPKを始めた藤尾選手は、U-23日本代表選手。
2024年パリ五輪にも出場した、有望な若手FWです。
初戦のパラグアイ戦では2ゴールを記録。
得点能力はもちろん、突破力や前線からの守備にも定評がある選手です。
何のために水をかけるのか?
Embed from Getty Images「なぜボールをかけるのか?」
真意は、藤尾選手にしかわかりません。
ただ、サッカーをやっていた人であれば、なんとな〜く想像はできているかもしれません。
私は、以下の”2つの可能性がある”と考えています。
願掛け(ルーティーン)
PKを蹴る選手には、大きなプレッシャーがかかりませす。
- 自分のキック1つでスコアが動く
- 相手選手・サポーターが動揺させてくる
- 大観衆の注目が1点に集中する
PKは、見ている人もかなり緊張します。
当然、キッカーにはその何倍もの緊張感がのしかかってきます。
そんな状況下でも、”平常心を保つ”ことを目的とし、「願掛けとして水をかけている」のかもしれません。
しかしインタビューにて、「水がのみたかっただけ」と述べているので、その可能性は低いかもしれませんが・・・。(参照:Yahoo news)
ボールが滑りやすくなる
「雨の日には低めのミドルシュート」。
サッカー経験者なら、誰もが意識することでしょう。
濡れたピッチであれば、想定外のことが起こります。
- ボールが速くなる
- キーパーがボールをはじきにくい
まず、濡れた芝生の上ではボールの速度が上がります。
特に、手前でバウンドされたら地獄。
バウンド直後に急加速するので、トラップするのも難しいほど。
そのため、低い弾道のキックをすればシュートスピードは上がるでしょう。
また、ボールが濡れていれば”キーパーがはじきにくい”ということもあるでしょう。
手のひらにあてることができれば話は違いますが・・・。
PKの場合、GKが指先で触れるだけでもスゴいこと。
そんな時にボールが濡れていたら、外に弾くことの難易度が更に上がるのではないかと考えています。
”水かけPK”で何が起きている?
Embed from Getty Images当初は、「なんか面白いことやってるなぁ」くらいに見られていた水かけPKですが・・・。
今ではけっこうな”大事(おおごと)”に。
サポーター同士での論争にとどまらず、審判委員会で話し合われる事案になっています。
相手サポーターからのブーイング
Embed from Getty ImagesPKの際に、相手サポーターからブーイングが起きるのは当たり前のこと。
そこに”水かけ”が加われば、そのブーイングは何倍にも増します。
個人的には、「水かけるか?」→「かけた!!!」っていう、スタジアムのざわざわした雰囲気はちょっと面白いなと思います。
ボールを奪った中谷進之介
Embed from Getty Images2024年J1リーグ第21節のガンバ大阪×町田ゼルビアでの出来事。
藤尾の水かけPKを中谷進之介(G大阪)がブロック!
「さすが日本代表歴のあるDF!」と感じるディフェンスで、水をかける前にボールを奪い取りました。
その後、小さなペッドボトルの水を飲みながら、ボールに水をかけていましたが・・・。
主審がボールを替えた
Embed from Getty Images2024年J1リーグ第27節の町田ゼルビア×ジュビロ磐田での出来事。
いつも通り、”水を飲む→ボールに水をかける”のルーティーンを実行。
その様子を見ていた主審が、びしょびしょになったボールを没収。
乾いたボールに変更し、PKが行われました。
ちなみに、このPKは成功。
審判委員会で議論に
Embed from Getty Images「ルールブックに記載がない」ということで、ボールに水をかけまくってきた藤尾選手。
2024年9月の審判委員会にて「水かけPK」が議題に。(参照:日刊スポーツ)
一旦、「主審の裁量に任せる」という結論になったようですが・・・。
今後、どんな方向性になるのでしょうか?
まとめ
開幕から30年以上の月日がたったJリーグ。
新たに”水かけPK”が誕生し、大きな話題を呼んでいます。
というよりも・・・。
初のJ1で旋風を起こすと同時に、何かと話題になっているFC町田ゼルビア。
当ブログでは、”町田ゼルビアについて”も紹介しているので、ぜひ読んでいてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。
ぜひ、気になる記事を読んでいってください。
サッカーをきっかけに、楽しい毎日を!!
コメント